しろたん
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「しろたん、しろたんがそばにいてくれるだけで私は本当に幸せなんだよ」
鼻ちょうちんをプワプワ浮かべて、しろたんは寝息を立てている。温かくて柔らかくて、隠しておいたシュークリームのにおいがおくちから漂う。小さなおててが宙をカイカイしては、ぱたりと落ちる。
幸せとか、愛とか、好きとか。
色々な言葉でしろたんのことを飾ることができるけど、一つに選べないよ。全部だよ。私が持ってる優しい気持ちの全部か、しろたんだよ。
「あ、敦子たん。おはよう」
間延びした口調で、尾ひれをぷるぷるっと震わせて器用に腹ばいになった。
「おはよう、しろたん……おはよう、ではないかな。お昼寝気持ちよかったね」
「やっぱりお腹いっぱい食べあとのお昼寝は、最高だね」
「間違いないね。お散歩でも行く?」
「行くー! 春のお花たくさん見つけたいな」
「よーし。まだ肌寒いからちゃんとお洋服着ようね」
ふわふわの身体にお洋服を着せたら、お出かけだ。風がしろたんのふくらふわなボディをなでる。見つめたら、こっちを見てくれる。こんな幸せって、ないよね。
鼻ちょうちんをプワプワ浮かべて、しろたんは寝息を立てている。温かくて柔らかくて、隠しておいたシュークリームのにおいがおくちから漂う。小さなおててが宙をカイカイしては、ぱたりと落ちる。
幸せとか、愛とか、好きとか。
色々な言葉でしろたんのことを飾ることができるけど、一つに選べないよ。全部だよ。私が持ってる優しい気持ちの全部か、しろたんだよ。
「あ、敦子たん。おはよう」
間延びした口調で、尾ひれをぷるぷるっと震わせて器用に腹ばいになった。
「おはよう、しろたん……おはよう、ではないかな。お昼寝気持ちよかったね」
「やっぱりお腹いっぱい食べあとのお昼寝は、最高だね」
「間違いないね。お散歩でも行く?」
「行くー! 春のお花たくさん見つけたいな」
「よーし。まだ肌寒いからちゃんとお洋服着ようね」
ふわふわの身体にお洋服を着せたら、お出かけだ。風がしろたんのふくらふわなボディをなでる。見つめたら、こっちを見てくれる。こんな幸せって、ないよね。
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