ネスカイ
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最初は、なんとなく一緒にいると心地よい、くらいの感覚だった。自分の中にまだ好きとか、好きになってほしいなどの他人に対して向く感情がなかった頃はそんなふうに思っていた。
ネスが髪を梳くときには、少しの絡まりにも時間をかけて解く。ネスと昼寝をする時には、俺から上掛けが落ちないように俺を抱きしめるように包んでくれる。ネスとサッカーをする時には、俺だけではできなかったことができるようになる。
俺はこの気持ちのことを知らなかった。でも、今は知っている。
「カイザー、大好きですよ。ケガなくずーっとサッカーしましょう」
「そうだな。俺が、お前がジジイになるくらいずーっと」
そうやって何度も小指の赤い糸を言葉で確かめるような柔らかな時間を、大切にしていたいという気持ちのことをネスは、俺への「好き」という言葉で表してくれた。俺も同じ気持ちだ。ネスのことが、大好き。ずっと一緒に居たい。
2024/3/5
ネスが髪を梳くときには、少しの絡まりにも時間をかけて解く。ネスと昼寝をする時には、俺から上掛けが落ちないように俺を抱きしめるように包んでくれる。ネスとサッカーをする時には、俺だけではできなかったことができるようになる。
俺はこの気持ちのことを知らなかった。でも、今は知っている。
「カイザー、大好きですよ。ケガなくずーっとサッカーしましょう」
「そうだな。俺が、お前がジジイになるくらいずーっと」
そうやって何度も小指の赤い糸を言葉で確かめるような柔らかな時間を、大切にしていたいという気持ちのことをネスは、俺への「好き」という言葉で表してくれた。俺も同じ気持ちだ。ネスのことが、大好き。ずっと一緒に居たい。
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