ネスカイ
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※昔の解釈
僕からカイザーへの感情が尊敬以外のもので縁取られていると気づいたのはいつの頃だったろうか。
初めて下着を汚してしまった時、まぶたの裏にいたのはカイザーだった。カイザーにまんこがついていたわけじゃなくて、男の身体をしたカイザー。僕はしっかりがっちりあの均整のとれた体躯に、あの高慢な彼が下品に情欲に狂う様を夢に見ては、それに欲情していた。
男だけしかいないスポーツチームで同性愛者であることを他人に知られるのは、“そういう目”で見ているということを知られるのはだいぶマシになったとはいえリスクでしかなったから黙るほかなかったのだけど、それを黙っていられるほど僕はスマートじゃなかった。
いつものように身体を酷使したあと、当たり前のように僕はカイザーの身体野ストレッチ、浮腫があればそれを取るためにマッサージをしていた。
多分僕の股間に気づいていたと思うけど、カイザーはそんなことに興味を持たなかったのか、いつものように飽きたり眠くなったりもういいやと思ったタイミングで「終わり」とだけ言った。
いつも言われていることなのに、終わりという言葉がいやに耳に残った。
「カイザー、洗濯物はこれで全部ですか?」
「……そのかごに入れてある」
「わかりました。じゃあまた明日」
「ああ」
言葉はそっけないけど、僕はまた明日もカイザーとサッカーができる、してくれるというだけで全てが満たされる。
ギンギンに勃起したチンコが痛いけど、これをどうこうすることを今の時点の僕は求めていない……いやしてもらえるならしてもらいたいけど、そうすることで何かが終わってしまうなら、このままでいい。
そう自分に言い聞かせなければ、この喉の奥につかえた渇きがはじけてしまいそうだから。
20230505
僕からカイザーへの感情が尊敬以外のもので縁取られていると気づいたのはいつの頃だったろうか。
初めて下着を汚してしまった時、まぶたの裏にいたのはカイザーだった。カイザーにまんこがついていたわけじゃなくて、男の身体をしたカイザー。僕はしっかりがっちりあの均整のとれた体躯に、あの高慢な彼が下品に情欲に狂う様を夢に見ては、それに欲情していた。
男だけしかいないスポーツチームで同性愛者であることを他人に知られるのは、“そういう目”で見ているということを知られるのはだいぶマシになったとはいえリスクでしかなったから黙るほかなかったのだけど、それを黙っていられるほど僕はスマートじゃなかった。
いつものように身体を酷使したあと、当たり前のように僕はカイザーの身体野ストレッチ、浮腫があればそれを取るためにマッサージをしていた。
多分僕の股間に気づいていたと思うけど、カイザーはそんなことに興味を持たなかったのか、いつものように飽きたり眠くなったりもういいやと思ったタイミングで「終わり」とだけ言った。
いつも言われていることなのに、終わりという言葉がいやに耳に残った。
「カイザー、洗濯物はこれで全部ですか?」
「……そのかごに入れてある」
「わかりました。じゃあまた明日」
「ああ」
言葉はそっけないけど、僕はまた明日もカイザーとサッカーができる、してくれるというだけで全てが満たされる。
ギンギンに勃起したチンコが痛いけど、これをどうこうすることを今の時点の僕は求めていない……いやしてもらえるならしてもらいたいけど、そうすることで何かが終わってしまうなら、このままでいい。
そう自分に言い聞かせなければ、この喉の奥につかえた渇きがはじけてしまいそうだから。
20230505