だいすきの構成要素
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小さい存在
ケニーの肩に乗るフェリーチェを見上げ、リヴァイは「笑ってる……」と呟いた。
「あ? 何だよリヴァイ」
「フェリーチェだ。なんでそんなに楽しそうにしてる?」
「ハッ。当たりめぇだろ! 俺の肩からの眺めはサイコーだからな。なぁ? フェリーチェ?」
「たかいところ、おもしろいっ」
そうかそうか、とデレているケニーは、見ていて実に鬱陶しい。
最近自分の後ろをついて歩く様になったフェリーチェを、横からひょいと奪っていくのもなんかムカつく。
「フェリーチェは、そんな所が面白いのか?」
「うんっ!」
「リヴァイが担いでもこの景色は見せてやれねぇからな~。残念だったなぁ、リヴァイ。背ぇ伸ばして出直して来いや」
「………」
満面の笑みではしゃぐフェリーチェはこの上無く可愛いかったが、満面の笑みで嫌味を言うケニーにはこの上無い殺意が湧いた。
(ガキ相手に大人げねぇオトナだ……)
でも、確かにこの背じゃ、今の自分にはどうこう出来ない……。
「…………」
「ケニー」
「どうしたフェリーチェ?」
「リヴァイはいろんなとこつれてってくれるから、いちばんすき。いっぱいすき」
「え゛!?」
「ケニーは、にばん」
「「!!」」
ケニーはフェリーチェの突然の衝撃発言に固まっている。
そのケニーからモソモソと降りてくると、フェリーチェはリヴァイに寄って来た。
手を出せば、握り返してくる手。
(そういえば、初めてか……)
連れ回してはいたけど、こうして手を引いてやる事は無かったな。
「フェリーチェ……俺が嫌いなのか?」
お前どれだけショック受けてんだよ、と言うくらい青ざめているケニーに、フェリーチェは「ううん」と笑った。
「きらいじゃないよ! すき! でも、リヴァイをいじめたら、ケニーの“すき”はさんばんになっちゃう!」
「……うっ……マジかよ…!」
「………」
無邪気な発言は、時々とんでもない毒を持つ。
意外に周りの人間の事をよく見ているフェリーチェに感心しながら、リヴァイはボソッと呟いた。
「ケニー。好感度上げて出直した方がいいぞ」
✽✽✽
「今でも気になってるんだが」
「え? なに?」
「俺が一番で、ケニーが三番……。格上げで二番になれるヤツは誰だったんだ?」
「何それ?」
キョトンとしているフェリーチェは、その時の事を覚えていないらしい。
「昔、お前が格付けた男の順位だ」
「えっ!?」
「あんな歳じゃ覚えてなくても当然か」
「お…覚えてない……。あ! でも! リヴァイの一番はずっと変わってないよ」
大人になっても、フェリーチェの無邪気な笑顔は変わらない。
唯一変わったといえば、その笑顔とは全く別に、色気を含んだこの微笑みを見せる位だ……。
フェリーチェとキスをしながら、リヴァイは思った。
(俺が一番なら他はどうでもいいか)
ケニーの肩に乗るフェリーチェを見上げ、リヴァイは「笑ってる……」と呟いた。
「あ? 何だよリヴァイ」
「フェリーチェだ。なんでそんなに楽しそうにしてる?」
「ハッ。当たりめぇだろ! 俺の肩からの眺めはサイコーだからな。なぁ? フェリーチェ?」
「たかいところ、おもしろいっ」
そうかそうか、とデレているケニーは、見ていて実に鬱陶しい。
最近自分の後ろをついて歩く様になったフェリーチェを、横からひょいと奪っていくのもなんかムカつく。
「フェリーチェは、そんな所が面白いのか?」
「うんっ!」
「リヴァイが担いでもこの景色は見せてやれねぇからな~。残念だったなぁ、リヴァイ。背ぇ伸ばして出直して来いや」
「………」
満面の笑みではしゃぐフェリーチェはこの上無く可愛いかったが、満面の笑みで嫌味を言うケニーにはこの上無い殺意が湧いた。
(ガキ相手に大人げねぇオトナだ……)
でも、確かにこの背じゃ、今の自分にはどうこう出来ない……。
「…………」
「ケニー」
「どうしたフェリーチェ?」
「リヴァイはいろんなとこつれてってくれるから、いちばんすき。いっぱいすき」
「え゛!?」
「ケニーは、にばん」
「「!!」」
ケニーはフェリーチェの突然の衝撃発言に固まっている。
そのケニーからモソモソと降りてくると、フェリーチェはリヴァイに寄って来た。
手を出せば、握り返してくる手。
(そういえば、初めてか……)
連れ回してはいたけど、こうして手を引いてやる事は無かったな。
「フェリーチェ……俺が嫌いなのか?」
お前どれだけショック受けてんだよ、と言うくらい青ざめているケニーに、フェリーチェは「ううん」と笑った。
「きらいじゃないよ! すき! でも、リヴァイをいじめたら、ケニーの“すき”はさんばんになっちゃう!」
「……うっ……マジかよ…!」
「………」
無邪気な発言は、時々とんでもない毒を持つ。
意外に周りの人間の事をよく見ているフェリーチェに感心しながら、リヴァイはボソッと呟いた。
「ケニー。好感度上げて出直した方がいいぞ」
✽✽✽
「今でも気になってるんだが」
「え? なに?」
「俺が一番で、ケニーが三番……。格上げで二番になれるヤツは誰だったんだ?」
「何それ?」
キョトンとしているフェリーチェは、その時の事を覚えていないらしい。
「昔、お前が格付けた男の順位だ」
「えっ!?」
「あんな歳じゃ覚えてなくても当然か」
「お…覚えてない……。あ! でも! リヴァイの一番はずっと変わってないよ」
大人になっても、フェリーチェの無邪気な笑顔は変わらない。
唯一変わったといえば、その笑顔とは全く別に、色気を含んだこの微笑みを見せる位だ……。
フェリーチェとキスをしながら、リヴァイは思った。
(俺が一番なら他はどうでもいいか)
