純粋さは狂気にも成り得る
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2
大事な資金調達活動といえど、慣れないものは慣れないし、嫌いなものは嫌いだ。
それに愛想よくと言われても、
「無い愛想は、頑張っても出ませんしねぇ」
「……」
フェリーチェが溜息混じりに言うのを、リヴァイは紅茶を啜りながら聞いた。
「おい、フェリーチェ」
「はい?」
「無い愛想、には反論しねぇが、俺が努力もしねぇ人間みたいに言うな」
「リヴァイさん、頑張ったら笑顔出るんですか!?」
「……」
この失礼発言にどう返せと?
「はぁ……。無理に出さないでくださいね……」
フェリーチェはまた溜息と言葉を吐いた。本人は隠したつもりらしいが、こちらの耳にはしっかりと届く。
「出す必要のねぇもんを、無理してまで誰が出すかよ」
――集合の時間まではあと少しだ。
ついさっき部屋へ来たフェリーチェは、来た早々に自分に紅茶を淹れてくれたのだが、フェリーチェ自身は座りもせず落ち着こうとしない。
まるで、自分が出掛けるかの様にソワソワとしている。
「少しは落ち着いたらどうだ?」
「うー……ん?」
後ろ姿に声をかける。と、フェリーチェはキャビネットの上に置きっ放しにしていた例の書類を見つけ手に取った。
「これ……」
「ああ……今回の夜会に出席する貴族のプロフィールだとよ。エルヴィンが、少しでも相手の事を頭に入れておけと寄越してきた」
「いっぱいですね」
「二日分だからな。両日来るヤツもいるらしいが、一晩に集まる人数がいつもより多い。そんなブタ小屋に放り込まれるのかと思うとゾッとする」
「……女性が多い様な気がします……」
「あ?」
「これ、女性が多いです!」
フェリーチェの背中越しに見える書類。
見もせず、覚えもせず、で放置していたものだ。内容はおろか男女の比率なんて分かる訳がない。
だが、夜会は傾向として女が多いとは言える。出席人数が多ければ、フェリーチェが指摘する様に女が多いのは当然だろう。
「何か問題があるのか?」
自分にはそんな事は関係無いし、興味も無い。男だろうが女だろうが、ブタが着飾ってエサを貪ってる様にしか見えないのだ。ブタはブタ以外の何物でもない。
「…………」
背を向けたままのフェリーチェの沈黙は長かった。しかも、全く動かない。
紅茶を一口飲み、何か言うのを待ってみても、フェリーチェはしばらく固まっていた。
「おい」
「出さないでくださいね」
「は?」
「愛想なんて振り撒かなくていいですからねっ。いえ、しないでください! それでもしエルヴィンさんに怒られたら、その時は私が抗議します……!」
「は?」
フェリーチェの口調に、今度はこっちが固まる。
(何だコイツ? なにを怒って……)
前までは、愛想が無いだの何だのとうるさかった癖に。
(今度は愛想を振りまくな? 言ってる事が真逆じゃねぇか……)
――あ。
(……待て。その矛盾には覚えがある)
「フェリーチェよ」
「はい?」
「お前、それは嫉妬……独占欲か?」
「はぁ!?」
くしゃり。フェリーチェの手の中で、紙が曲がり小さな音が。
(ほう……)
自分の考えは合っている。確信した。
「ど、ど……どくせんよくって……なん、ですか……!?」
「…………」
更に紙を握りしめ、フェリーチェはやっと振り返る。――錆び付いて固まった歯車が、なんとか回り始めたかの様な動きで。
ぎこちない事この上ない。
「一般的には、お前が今思っている事をそういうが」
「……っ!」
「この一般論も通じないとか言わねぇよな」
「そ、そんなの……し、知ってますよっ! リヴァイさん取られたら嫌とか、他の人ばっかりリヴァイさんと一緒ずるいって思う事でしょ!」
「…………」
まぁ……要はそういう事なのだが。
こうも面と向かってストレートに言われると、馬鹿みたいに力が抜ける。
むあーっ! と珍妙な叫びを上げているフェリーチェに、コイツ本当にどうしてくれよう……と思った。いいからまず俺の横に座れ。
「フェリーチェ」
リヴァイがソファーの座面を叩くと、フェリーチェはくしゃくしゃにした書類を握り締めたまま、リヴァイの隣に大人しく座る。そして、ボソボソと喋った。
「リヴァイさんは仕事で嫌々でも、みんなは綺麗な格好して仲良くなる為に来るんでしょう? もしかしたらリヴァイさんだって……気の合う素敵な人に出会っちゃうかも。それはちょっと複雑です。嫌です。困ります」
「お前な……」
目を瞑り頭を抱える。
そこまで言うか。
自分には言えない様な事を、いともまぁ簡単にサラリと――。
「着飾って仲良く食事がしたいなら、帰って来てから好きなだけ連れて行ってやるが?」
「そういう事じゃなくて……」
フェリーチェは不満げに口を尖らす。視線が手元に集中しているのは、リストの名前をまた追ってるからだろう。それだけでフェリーチェは全て記憶してしまうに違いない。
出会うことのない、覚える必要の無い人間の名前を。
「……全く。載ってる情報がクソだとクソな結果にしかならねぇな」
こんなものさっさと処分すれば良かった。
しかし……。その厄介物のおかげでフェリーチェのこの顔が拝めたとなれば……後悔も薄れるというもので。
「他の女に興味は無い」
「あっ……」
フェリーチェから書類を取り上げテーブルに放る。
「そんな事より、お前こそ大丈夫なのか? 昨日の事もある。またクライダーが」
迫ってきたらどうする……と、聞こうとして止めた。
「き、きのう……っ」
「……」
「き……!」
激しく動揺を見せたフェリーチェは、リヴァイと目が合うと一瞬で頬と耳を真っ赤にする。それを見て、クライダーとの一件は、すでにフェリーチェの頭の中では事故的な扱いになっているのかもしれないとリヴァイは感じた。
(聞かずとも明らか……か)
この反応。自分はそう鈍くない……つもりだ。フェリーチェの気持ちに変化が起きた事くらいは分かる。
昨晩のアレは夢ではなかった――。
「置いていくのは心配だが、連れて行く訳にもいかねぇ。フェリーチェ。言わなくても分かるな?」
「ご飯と仕事をしっかり」
「そういう事じゃねぇ」
「はい。えっと……分かってて言いました」
頬を染めたままフェリーチェは笑う。
「今度はちゃんとします……」
「内地から戻ったら……いつもの店に紅茶を飲みに行こう」
「はいっ」
頷いて微笑む表情に、何故今日なのだと改めてリヴァイは仕事を憎んだ。
指先で柔らかい肌と髪の感触を味わう毎に、やるせない思いが胸に広がっていく。
これ以上触れてしまえば、その気持ちは増えるだけで、離れている間の感傷が深くなるだけだ。
だが、このまま手を離す気にはなれない。
迷わずにキスをした――。
約束の言葉をお互いの唇で封じ、零れ落ちない様に重ね、深く飲み込む。
昨日何度も攫ったフェリーチェの舌は、触れると一瞬奥へと逃げてしまったが、その後はたどたどしくも自分に応え始め。
「んっ……」
角度を変える度、苦しそうなものから色香を含んだものへ変化していくフェリーチェの吐息。
自分がそうさせているのだと思うと、また新たな感情が己の中に生まれる――。
「……いや」
「っ!?」
「やだ。リヴァイさん行かないで」
ゆっくりと唇を離した途端、フェリーチェはそう言いリヴァイの首にしがみついてきた。
胸が痛むが、願いを聞き入れてやる事は出来ない。ただ宥め抱き締めるしかないとは、なんと苦しいことか……。
「すまない」
「…………」
「フェリーチェ」
「分かってます……だから……行ってらっしゃい!」
「……。言葉と行動が合ってねぇぞ」
「だって身体がいうこと聞かないんだもんっ。どうしたらいいんですか!」
「俺に聞くな。あと苦しい」
このままだと完全に首を絞められ殺される勢いだったので、しかたなく無理矢理引き剥がした。
フェリーチェの不満げな顔に、リヴァイも眉根を寄せるしかない。
「もう時間だ」
「リヴァイさん?」
「……」
「あの」
「……」
ジャケットを羽織ったはいいが、そこから体が動かなくなる。
急げ。頭の中で自分の声を聞いた。
だが――。
「おい。どうしたらいいんだ、フェリーチェ」
「私に聞かないでください」
人の事を言えたもんじゃない腕をフェリーチェに伸ばし、リヴァイは溜息を吐いた。
「遅刻確定じゃねぇか……クソッ」
「私も一緒に怒られるんですかね」
「どう考えても連帯責任だろうが」
「でも、リヴァイさんが先にキスしてきたんですよ?」
「嫌だ行くなと言い始めたのは、お前が先だぞ」
「あ……そうだった。だけど、元はと言えば今回のパーティーが原因なので、エルヴィンさんに交渉の余地はありますね」
「何を交渉するつもりでいるんだ、お前は……」
「えっと……」
「待て」
――これ以上時間を無駄にしたくない。
余計な事を考え始めたフェリーチェを取り戻す為、耳元で囁き唇を塞ぐ。
細い腰をきつく抱くと、フェリーチェの腕がするりと首に巻き付いてきた。
「……っ、ん」
今度は首を絞められる事はないだろう。
徐々に力が抜けていくフェリーチェを抱きながら思った――。
大事な資金調達活動といえど、慣れないものは慣れないし、嫌いなものは嫌いだ。
それに愛想よくと言われても、
「無い愛想は、頑張っても出ませんしねぇ」
「……」
フェリーチェが溜息混じりに言うのを、リヴァイは紅茶を啜りながら聞いた。
「おい、フェリーチェ」
「はい?」
「無い愛想、には反論しねぇが、俺が努力もしねぇ人間みたいに言うな」
「リヴァイさん、頑張ったら笑顔出るんですか!?」
「……」
この失礼発言にどう返せと?
「はぁ……。無理に出さないでくださいね……」
フェリーチェはまた溜息と言葉を吐いた。本人は隠したつもりらしいが、こちらの耳にはしっかりと届く。
「出す必要のねぇもんを、無理してまで誰が出すかよ」
――集合の時間まではあと少しだ。
ついさっき部屋へ来たフェリーチェは、来た早々に自分に紅茶を淹れてくれたのだが、フェリーチェ自身は座りもせず落ち着こうとしない。
まるで、自分が出掛けるかの様にソワソワとしている。
「少しは落ち着いたらどうだ?」
「うー……ん?」
後ろ姿に声をかける。と、フェリーチェはキャビネットの上に置きっ放しにしていた例の書類を見つけ手に取った。
「これ……」
「ああ……今回の夜会に出席する貴族のプロフィールだとよ。エルヴィンが、少しでも相手の事を頭に入れておけと寄越してきた」
「いっぱいですね」
「二日分だからな。両日来るヤツもいるらしいが、一晩に集まる人数がいつもより多い。そんなブタ小屋に放り込まれるのかと思うとゾッとする」
「……女性が多い様な気がします……」
「あ?」
「これ、女性が多いです!」
フェリーチェの背中越しに見える書類。
見もせず、覚えもせず、で放置していたものだ。内容はおろか男女の比率なんて分かる訳がない。
だが、夜会は傾向として女が多いとは言える。出席人数が多ければ、フェリーチェが指摘する様に女が多いのは当然だろう。
「何か問題があるのか?」
自分にはそんな事は関係無いし、興味も無い。男だろうが女だろうが、ブタが着飾ってエサを貪ってる様にしか見えないのだ。ブタはブタ以外の何物でもない。
「…………」
背を向けたままのフェリーチェの沈黙は長かった。しかも、全く動かない。
紅茶を一口飲み、何か言うのを待ってみても、フェリーチェはしばらく固まっていた。
「おい」
「出さないでくださいね」
「は?」
「愛想なんて振り撒かなくていいですからねっ。いえ、しないでください! それでもしエルヴィンさんに怒られたら、その時は私が抗議します……!」
「は?」
フェリーチェの口調に、今度はこっちが固まる。
(何だコイツ? なにを怒って……)
前までは、愛想が無いだの何だのとうるさかった癖に。
(今度は愛想を振りまくな? 言ってる事が真逆じゃねぇか……)
――あ。
(……待て。その矛盾には覚えがある)
「フェリーチェよ」
「はい?」
「お前、それは嫉妬……独占欲か?」
「はぁ!?」
くしゃり。フェリーチェの手の中で、紙が曲がり小さな音が。
(ほう……)
自分の考えは合っている。確信した。
「ど、ど……どくせんよくって……なん、ですか……!?」
「…………」
更に紙を握りしめ、フェリーチェはやっと振り返る。――錆び付いて固まった歯車が、なんとか回り始めたかの様な動きで。
ぎこちない事この上ない。
「一般的には、お前が今思っている事をそういうが」
「……っ!」
「この一般論も通じないとか言わねぇよな」
「そ、そんなの……し、知ってますよっ! リヴァイさん取られたら嫌とか、他の人ばっかりリヴァイさんと一緒ずるいって思う事でしょ!」
「…………」
まぁ……要はそういう事なのだが。
こうも面と向かってストレートに言われると、馬鹿みたいに力が抜ける。
むあーっ! と珍妙な叫びを上げているフェリーチェに、コイツ本当にどうしてくれよう……と思った。いいからまず俺の横に座れ。
「フェリーチェ」
リヴァイがソファーの座面を叩くと、フェリーチェはくしゃくしゃにした書類を握り締めたまま、リヴァイの隣に大人しく座る。そして、ボソボソと喋った。
「リヴァイさんは仕事で嫌々でも、みんなは綺麗な格好して仲良くなる為に来るんでしょう? もしかしたらリヴァイさんだって……気の合う素敵な人に出会っちゃうかも。それはちょっと複雑です。嫌です。困ります」
「お前な……」
目を瞑り頭を抱える。
そこまで言うか。
自分には言えない様な事を、いともまぁ簡単にサラリと――。
「着飾って仲良く食事がしたいなら、帰って来てから好きなだけ連れて行ってやるが?」
「そういう事じゃなくて……」
フェリーチェは不満げに口を尖らす。視線が手元に集中しているのは、リストの名前をまた追ってるからだろう。それだけでフェリーチェは全て記憶してしまうに違いない。
出会うことのない、覚える必要の無い人間の名前を。
「……全く。載ってる情報がクソだとクソな結果にしかならねぇな」
こんなものさっさと処分すれば良かった。
しかし……。その厄介物のおかげでフェリーチェのこの顔が拝めたとなれば……後悔も薄れるというもので。
「他の女に興味は無い」
「あっ……」
フェリーチェから書類を取り上げテーブルに放る。
「そんな事より、お前こそ大丈夫なのか? 昨日の事もある。またクライダーが」
迫ってきたらどうする……と、聞こうとして止めた。
「き、きのう……っ」
「……」
「き……!」
激しく動揺を見せたフェリーチェは、リヴァイと目が合うと一瞬で頬と耳を真っ赤にする。それを見て、クライダーとの一件は、すでにフェリーチェの頭の中では事故的な扱いになっているのかもしれないとリヴァイは感じた。
(聞かずとも明らか……か)
この反応。自分はそう鈍くない……つもりだ。フェリーチェの気持ちに変化が起きた事くらいは分かる。
昨晩のアレは夢ではなかった――。
「置いていくのは心配だが、連れて行く訳にもいかねぇ。フェリーチェ。言わなくても分かるな?」
「ご飯と仕事をしっかり」
「そういう事じゃねぇ」
「はい。えっと……分かってて言いました」
頬を染めたままフェリーチェは笑う。
「今度はちゃんとします……」
「内地から戻ったら……いつもの店に紅茶を飲みに行こう」
「はいっ」
頷いて微笑む表情に、何故今日なのだと改めてリヴァイは仕事を憎んだ。
指先で柔らかい肌と髪の感触を味わう毎に、やるせない思いが胸に広がっていく。
これ以上触れてしまえば、その気持ちは増えるだけで、離れている間の感傷が深くなるだけだ。
だが、このまま手を離す気にはなれない。
迷わずにキスをした――。
約束の言葉をお互いの唇で封じ、零れ落ちない様に重ね、深く飲み込む。
昨日何度も攫ったフェリーチェの舌は、触れると一瞬奥へと逃げてしまったが、その後はたどたどしくも自分に応え始め。
「んっ……」
角度を変える度、苦しそうなものから色香を含んだものへ変化していくフェリーチェの吐息。
自分がそうさせているのだと思うと、また新たな感情が己の中に生まれる――。
「……いや」
「っ!?」
「やだ。リヴァイさん行かないで」
ゆっくりと唇を離した途端、フェリーチェはそう言いリヴァイの首にしがみついてきた。
胸が痛むが、願いを聞き入れてやる事は出来ない。ただ宥め抱き締めるしかないとは、なんと苦しいことか……。
「すまない」
「…………」
「フェリーチェ」
「分かってます……だから……行ってらっしゃい!」
「……。言葉と行動が合ってねぇぞ」
「だって身体がいうこと聞かないんだもんっ。どうしたらいいんですか!」
「俺に聞くな。あと苦しい」
このままだと完全に首を絞められ殺される勢いだったので、しかたなく無理矢理引き剥がした。
フェリーチェの不満げな顔に、リヴァイも眉根を寄せるしかない。
「もう時間だ」
「リヴァイさん?」
「……」
「あの」
「……」
ジャケットを羽織ったはいいが、そこから体が動かなくなる。
急げ。頭の中で自分の声を聞いた。
だが――。
「おい。どうしたらいいんだ、フェリーチェ」
「私に聞かないでください」
人の事を言えたもんじゃない腕をフェリーチェに伸ばし、リヴァイは溜息を吐いた。
「遅刻確定じゃねぇか……クソッ」
「私も一緒に怒られるんですかね」
「どう考えても連帯責任だろうが」
「でも、リヴァイさんが先にキスしてきたんですよ?」
「嫌だ行くなと言い始めたのは、お前が先だぞ」
「あ……そうだった。だけど、元はと言えば今回のパーティーが原因なので、エルヴィンさんに交渉の余地はありますね」
「何を交渉するつもりでいるんだ、お前は……」
「えっと……」
「待て」
――これ以上時間を無駄にしたくない。
余計な事を考え始めたフェリーチェを取り戻す為、耳元で囁き唇を塞ぐ。
細い腰をきつく抱くと、フェリーチェの腕がするりと首に巻き付いてきた。
「……っ、ん」
今度は首を絞められる事はないだろう。
徐々に力が抜けていくフェリーチェを抱きながら思った――。
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