49 リベンジオブ大学祭2
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完売の札を立て、剣道部の模擬店は営業を終了した
毎度の事ながら午前中で売り切れとは恐ろしい
巡回中の学祭実行委員会が、綺麗に二度見して通り過ぎていった
私と政宗さんはいつもの穴場スポットでお昼だ
和真さんが他の模擬店で食べ物を買ってきて、場所を押さえてくれているらしい
穴場スポットへ向かうと、ベンチに二人分のシートを敷いた和真さんが待っていた
「お待ちしておりました」
「お好み焼き以外の食べ物がたくさん……」
「お好み焼きだけでは足りないかと思いまして」
どうやらバスケ部の模擬店にも立ち寄ってくれたらしい
明らかにちょっと大盛りな豚キムチーズが二つもある
これ、ご飯が欲しくなるんだよね
「お好み焼きと豚キムチーズととんぺい焼きと……」
「ほお、焼き飯もあるのか」
「あ、味噌ダレで焼いたおにぎりですよね?
たしかバレー部の模擬店じゃなかったですっけ」
「毎年のように炒飯と勘違いされてやがるがな」
「でも美味しそうですよ
いただきまーす!」
アルミホイルに包まれたままの焼き飯をひと口
うん、赤味噌の甘い味付けが美味しい!
「お飲み物はこちらに置いておきます
私は近くに控えておりますので、御用の際は遠慮なくお呼びください」
水筒を置いて和真さんは見えないところに去っていった
どうせ近くには留守さんだっているんだし、去年みたいな事はもう起きないと思うし、気を張る必要はないと思うんだけどな
「やっぱり豚キムチーズ美味しい」
「お前、本当にそれ気に入ったんだな」
「あとで親泰君にお礼言わないとですね
明らかに量オマケしてくれてるし」
「こっちのとんぺい焼きも美味いぞ」
「食べます!」
もりもりと胃袋に収められていく料理たち
成実も今頃は登勢と仲良くご飯食べてるんだろうな
愛と佐助先輩も……
「いやぁ、平和だなぁ……」
「何と比べたんだ」
「学院時代の文化祭とです」
「Halloween paradeか、懐かしい話だな」
「あれこそ悪目立ちの最たるもののような気がしてます」
「アレに関しては目立ってナンボだったろ」
「翌年のお化け屋敷もなかなかスリリングな仕上がりで……」
「自分で仕掛けておきながら悲鳴を上げるたぁ、斬新なperformanceだったな」
「もうそろそろ忘れてほしいんですけど!」
あ、とんぺい焼き美味しい
中にチーズが入ってるんだ、いいなこれ
「……なんか平和すぎるなと思ったんですよ
綱元先輩を最近見かけてないせいですね」
「Ah……卒論に追われてんじゃねぇか?」
「卒論かぁ……
綱元先輩でも追われるんですねぇ」
「あんまり噂しないほうがいいぜ
どこで聞いてやがるか分からねぇ」
「たしかに」
あの先輩、本当に神出鬼没だもんな、鬼だけに
そんなこんなで食べ終わり、ゴミは和真さんが回収していった
さてここからは自由時間だ
「とりあえず、スタンプラリーの続きですね!」
「欲しいのか?」
「お米はあって困るものではないので!」
当たらなくても参加賞は貰えるしね!
こういうのは楽しんだもん勝ちだ
それでは張り切って、しゅっぱーつ!
「にしても、政宗さんってほんとに文化人ですよね」
「えらく急だな」
「華道も書道も理解があるし、茶道もできるじゃないですか?
そもそも剣道が恐ろしく強いし、顔面国宝だし、カリスマ性あってリーダーシップもあるし
天は政宗さんに何物を与えれば気が済むんだろうと思って」
「お前に褒められるのは悪かねぇな」
「真面目に話してるのにー」
「Seriousな話だったか、そいつはnonsenseなanswerだったな
……ま、ガキの頃から、英才教育を叩き込まれた身だ
歴史ある伊達の次期当主として必要なモンは全部覚えさせられた
そりゃあpressureのかかる毎日だったぜ?」
「私だったら絶対に髪抜けてる」
「実際俺も抜けた」
「え!?
ストレスとは無縁そうなのに!?」
「elementary schoolに入ったばっかのガキが習い事漬けにされてみろ
neurosisになるだろ、どう考えても」
そりゃあそうだ!
私が小学生の時なんて、学校の中休みと昼休みをドッジボールに費やして、放課後は友達と公園で遊びまくってたもん
私がそんな生活を送っている間、政宗さんは毎日毎日、勉強と習い事に追われていたのか……
「お祭りにも行ったことなかったんですもんね」
「あれは……勉強だ習い事だっていうよりは、単純に俺を取り巻く環境が物騒だったってのがデケェんだが」
「だとしてもですよ
自由に動ける時間なんてなかったんだろうなって
そう思ったら、こうやって気兼ねなく遊べるのは、過去の政宗さんが死ぬ気で頑張ったからなんだろうなと思ったわけですよ」
「今まさに追われてるお前が言うと説得力あるな」
「いやぁ本当に……はは……」
今日が終われば、私はまた若奥様修行と藤野の後継者育成に追われる毎日だ
そのうち円形脱毛症とかになりそうで本当に怖い
ストレスを溜め込まないように気を付けなきゃ
毎度の事ながら午前中で売り切れとは恐ろしい
巡回中の学祭実行委員会が、綺麗に二度見して通り過ぎていった
私と政宗さんはいつもの穴場スポットでお昼だ
和真さんが他の模擬店で食べ物を買ってきて、場所を押さえてくれているらしい
穴場スポットへ向かうと、ベンチに二人分のシートを敷いた和真さんが待っていた
「お待ちしておりました」
「お好み焼き以外の食べ物がたくさん……」
「お好み焼きだけでは足りないかと思いまして」
どうやらバスケ部の模擬店にも立ち寄ってくれたらしい
明らかにちょっと大盛りな豚キムチーズが二つもある
これ、ご飯が欲しくなるんだよね
「お好み焼きと豚キムチーズととんぺい焼きと……」
「ほお、焼き飯もあるのか」
「あ、味噌ダレで焼いたおにぎりですよね?
たしかバレー部の模擬店じゃなかったですっけ」
「毎年のように炒飯と勘違いされてやがるがな」
「でも美味しそうですよ
いただきまーす!」
アルミホイルに包まれたままの焼き飯をひと口
うん、赤味噌の甘い味付けが美味しい!
「お飲み物はこちらに置いておきます
私は近くに控えておりますので、御用の際は遠慮なくお呼びください」
水筒を置いて和真さんは見えないところに去っていった
どうせ近くには留守さんだっているんだし、去年みたいな事はもう起きないと思うし、気を張る必要はないと思うんだけどな
「やっぱり豚キムチーズ美味しい」
「お前、本当にそれ気に入ったんだな」
「あとで親泰君にお礼言わないとですね
明らかに量オマケしてくれてるし」
「こっちのとんぺい焼きも美味いぞ」
「食べます!」
もりもりと胃袋に収められていく料理たち
成実も今頃は登勢と仲良くご飯食べてるんだろうな
愛と佐助先輩も……
「いやぁ、平和だなぁ……」
「何と比べたんだ」
「学院時代の文化祭とです」
「Halloween paradeか、懐かしい話だな」
「あれこそ悪目立ちの最たるもののような気がしてます」
「アレに関しては目立ってナンボだったろ」
「翌年のお化け屋敷もなかなかスリリングな仕上がりで……」
「自分で仕掛けておきながら悲鳴を上げるたぁ、斬新なperformanceだったな」
「もうそろそろ忘れてほしいんですけど!」
あ、とんぺい焼き美味しい
中にチーズが入ってるんだ、いいなこれ
「……なんか平和すぎるなと思ったんですよ
綱元先輩を最近見かけてないせいですね」
「Ah……卒論に追われてんじゃねぇか?」
「卒論かぁ……
綱元先輩でも追われるんですねぇ」
「あんまり噂しないほうがいいぜ
どこで聞いてやがるか分からねぇ」
「たしかに」
あの先輩、本当に神出鬼没だもんな、鬼だけに
そんなこんなで食べ終わり、ゴミは和真さんが回収していった
さてここからは自由時間だ
「とりあえず、スタンプラリーの続きですね!」
「欲しいのか?」
「お米はあって困るものではないので!」
当たらなくても参加賞は貰えるしね!
こういうのは楽しんだもん勝ちだ
それでは張り切って、しゅっぱーつ!
「にしても、政宗さんってほんとに文化人ですよね」
「えらく急だな」
「華道も書道も理解があるし、茶道もできるじゃないですか?
そもそも剣道が恐ろしく強いし、顔面国宝だし、カリスマ性あってリーダーシップもあるし
天は政宗さんに何物を与えれば気が済むんだろうと思って」
「お前に褒められるのは悪かねぇな」
「真面目に話してるのにー」
「Seriousな話だったか、そいつはnonsenseなanswerだったな
……ま、ガキの頃から、英才教育を叩き込まれた身だ
歴史ある伊達の次期当主として必要なモンは全部覚えさせられた
そりゃあpressureのかかる毎日だったぜ?」
「私だったら絶対に髪抜けてる」
「実際俺も抜けた」
「え!?
ストレスとは無縁そうなのに!?」
「elementary schoolに入ったばっかのガキが習い事漬けにされてみろ
neurosisになるだろ、どう考えても」
そりゃあそうだ!
私が小学生の時なんて、学校の中休みと昼休みをドッジボールに費やして、放課後は友達と公園で遊びまくってたもん
私がそんな生活を送っている間、政宗さんは毎日毎日、勉強と習い事に追われていたのか……
「お祭りにも行ったことなかったんですもんね」
「あれは……勉強だ習い事だっていうよりは、単純に俺を取り巻く環境が物騒だったってのがデケェんだが」
「だとしてもですよ
自由に動ける時間なんてなかったんだろうなって
そう思ったら、こうやって気兼ねなく遊べるのは、過去の政宗さんが死ぬ気で頑張ったからなんだろうなと思ったわけですよ」
「今まさに追われてるお前が言うと説得力あるな」
「いやぁ本当に……はは……」
今日が終われば、私はまた若奥様修行と藤野の後継者育成に追われる毎日だ
そのうち円形脱毛症とかになりそうで本当に怖い
ストレスを溜め込まないように気を付けなきゃ
