48 リベンジオブ大学祭
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そんなわけで翌日
訂正した予算案を持って会計の先輩の所へ向かうと、先輩は既に部室で腕を組んだまま待ち構えていた
「昨日の今日で仕上げてきたん?」
「というか私が作りました」
「俺らの言うこと全部無視されたんだけどよ!!」
「そりゃそうやろ、伊達嫁が正しいやん」
「はぁー!?」
「うっさい成実!!
もう政宗さん連れて部室の外に出てって!!」
「俺もかよ!!」
ギャーギャーと喧しい従兄弟組を追い出して、先輩の評定を待つ
厳しい眼差しが予算案を隅から隅まで確認していって、やがて予算案の紙がテーブルにそっと戻された
「材料の調達先は?」
「もちろん業務スーパーです」
「採用」
「ありがとうございます!!」
「買い出しは伊達嫁とマネージャー陣でよろしく
荷物持ちに男子部員を何人か付かせるから」
「荷物持ちは伊達の人達以外でお願いします」
「当たり前やろ」
「ですよね」
冷静に頷いて、私は先輩に「よろしくお願いします」と頭を下げた
さて、これで予算問題は無事解決
あとは……あの従兄弟組の暴走の抑止力が必要だな
これについては既に手段が浮かんでいる
マイベストフレンド……出番だ!!
*********************
「そういうわけで二人の弱みを握っておいてほしくって」
「お易い御用だ」
「ありがとうかすが、大好き」
抑止力ことかすがは二つ返事で頷いてくれた
持つべきものは力を持つ友人である
この現代社会において、最も力たりうるものは「情報」
つまり私はかすがにこう頼んだのだ
「二人の暴走を一言で鎮められるくらいの情報を持ちたい」と
そして私の親友はそれに応えた
さすが私のファンクラブ会員番号一番
頼りになる大親友だ
「成実の弱みはいくらでもあるので問題ない
残るは独眼竜だが……」
「なんで俺の弱みがそんなに握られてんだよ」
「どうということはないな、私の手にかかれば容易い話だ
買い出しの荷物持ちなら私も付き合うが」
「かすがにそこまでさせられないよ!
先輩の息がかかった男子部員が荷物持ちしてくれるって、だから大丈夫!」
「徹底的にマークされてるな、俺ら」
「日頃の行いではござらぬか?」
「お前ほんと最近、辛辣になったよな」
成実の嘆きに私と親泰君も頷いた
あの頃の純粋で優しい幸村君はどこへ行ってしまったのか
毒舌キャラは綱元先輩で間に合ってるってのに……
「ちぇー、何が悲しくて業務スーパーの安い肉を使わなきゃいけねーんだよ」
「夕歌さん、こいつ殴り飛ばしていい?」
「今ほんとに親泰が喋ってたか?」
「いいと思う、思いっきりいきな」
「夕歌さん?」
「ありがとう、じゃあ遠慮なく」
「親泰?」
バキボキと指の間接を鳴らした親泰君は、真っ黒な笑顔のまま成実を殴り飛ばした
ものすごい勢いで成実が空に飛んでいく
そうしてべしゃっと音がして落ちてきた
「お……俺が何をしたってんだよ……」
「自業自得だな」
かすがの冷静な一言が成実に向けられる
幸村君がうんうんと頷いていた
本当に彼はどうしてこうなってしまったのか
信幸先輩、教えてください
「しかし今年はお好み焼きのみか
昨年はたこ焼きと焼きそばもあったと思うが」
「在庫管理が死ぬほど面倒だったから、一品にしようってなったの
箸巻きって案もあったけどお好み焼きになった」
「味に違いが出るのもよくねぇってんで、今度の休みにこいつの家で試食会の予定
お前らも食いに来る?」
「おお、夕歌殿の手料理でござるな!
なればこの幸村、ご相伴にあずかりとうござる!」
「俺も食べてみたいかも
かすがさんも行くだろ?」
「当たり前だ」
大所帯だけど、まぁいっか!
味の感想は多ければ多いほどいいもんね!
あとは味付けを誰のお好み焼きに合わせるかってくらいだな
……政宗さんとか凝ってそうで嫌なんだよなぁ
私の味付けでよくない?
世の中の大抵の粉もの料理はおた〇くソースで全部解決するんだよ
少なくとも私の作る料理はそう
試食会の日程を三人に伝えて、今日のクインテットは解散
私たちはそのまま剣道場へ
親泰君は第二体育館、幸村君はサッカーコートへ
かすがは駅のほうへと別れた
ここ最近、お好み焼きどころか料理すらろくにやってないから、作り方を忘れてないといいけどな……
剣道におばあちゃんの付き添いにと忙しすぎるのが悪いや
自分で選んだことだから文句は言えないけどさ!
……たまには一日中ずっと家でごろごろしたいや
訂正した予算案を持って会計の先輩の所へ向かうと、先輩は既に部室で腕を組んだまま待ち構えていた
「昨日の今日で仕上げてきたん?」
「というか私が作りました」
「俺らの言うこと全部無視されたんだけどよ!!」
「そりゃそうやろ、伊達嫁が正しいやん」
「はぁー!?」
「うっさい成実!!
もう政宗さん連れて部室の外に出てって!!」
「俺もかよ!!」
ギャーギャーと喧しい従兄弟組を追い出して、先輩の評定を待つ
厳しい眼差しが予算案を隅から隅まで確認していって、やがて予算案の紙がテーブルにそっと戻された
「材料の調達先は?」
「もちろん業務スーパーです」
「採用」
「ありがとうございます!!」
「買い出しは伊達嫁とマネージャー陣でよろしく
荷物持ちに男子部員を何人か付かせるから」
「荷物持ちは伊達の人達以外でお願いします」
「当たり前やろ」
「ですよね」
冷静に頷いて、私は先輩に「よろしくお願いします」と頭を下げた
さて、これで予算問題は無事解決
あとは……あの従兄弟組の暴走の抑止力が必要だな
これについては既に手段が浮かんでいる
マイベストフレンド……出番だ!!
*********************
「そういうわけで二人の弱みを握っておいてほしくって」
「お易い御用だ」
「ありがとうかすが、大好き」
抑止力ことかすがは二つ返事で頷いてくれた
持つべきものは力を持つ友人である
この現代社会において、最も力たりうるものは「情報」
つまり私はかすがにこう頼んだのだ
「二人の暴走を一言で鎮められるくらいの情報を持ちたい」と
そして私の親友はそれに応えた
さすが私のファンクラブ会員番号一番
頼りになる大親友だ
「成実の弱みはいくらでもあるので問題ない
残るは独眼竜だが……」
「なんで俺の弱みがそんなに握られてんだよ」
「どうということはないな、私の手にかかれば容易い話だ
買い出しの荷物持ちなら私も付き合うが」
「かすがにそこまでさせられないよ!
先輩の息がかかった男子部員が荷物持ちしてくれるって、だから大丈夫!」
「徹底的にマークされてるな、俺ら」
「日頃の行いではござらぬか?」
「お前ほんと最近、辛辣になったよな」
成実の嘆きに私と親泰君も頷いた
あの頃の純粋で優しい幸村君はどこへ行ってしまったのか
毒舌キャラは綱元先輩で間に合ってるってのに……
「ちぇー、何が悲しくて業務スーパーの安い肉を使わなきゃいけねーんだよ」
「夕歌さん、こいつ殴り飛ばしていい?」
「今ほんとに親泰が喋ってたか?」
「いいと思う、思いっきりいきな」
「夕歌さん?」
「ありがとう、じゃあ遠慮なく」
「親泰?」
バキボキと指の間接を鳴らした親泰君は、真っ黒な笑顔のまま成実を殴り飛ばした
ものすごい勢いで成実が空に飛んでいく
そうしてべしゃっと音がして落ちてきた
「お……俺が何をしたってんだよ……」
「自業自得だな」
かすがの冷静な一言が成実に向けられる
幸村君がうんうんと頷いていた
本当に彼はどうしてこうなってしまったのか
信幸先輩、教えてください
「しかし今年はお好み焼きのみか
昨年はたこ焼きと焼きそばもあったと思うが」
「在庫管理が死ぬほど面倒だったから、一品にしようってなったの
箸巻きって案もあったけどお好み焼きになった」
「味に違いが出るのもよくねぇってんで、今度の休みにこいつの家で試食会の予定
お前らも食いに来る?」
「おお、夕歌殿の手料理でござるな!
なればこの幸村、ご相伴にあずかりとうござる!」
「俺も食べてみたいかも
かすがさんも行くだろ?」
「当たり前だ」
大所帯だけど、まぁいっか!
味の感想は多ければ多いほどいいもんね!
あとは味付けを誰のお好み焼きに合わせるかってくらいだな
……政宗さんとか凝ってそうで嫌なんだよなぁ
私の味付けでよくない?
世の中の大抵の粉もの料理はおた〇くソースで全部解決するんだよ
少なくとも私の作る料理はそう
試食会の日程を三人に伝えて、今日のクインテットは解散
私たちはそのまま剣道場へ
親泰君は第二体育館、幸村君はサッカーコートへ
かすがは駅のほうへと別れた
ここ最近、お好み焼きどころか料理すらろくにやってないから、作り方を忘れてないといいけどな……
剣道におばあちゃんの付き添いにと忙しすぎるのが悪いや
自分で選んだことだから文句は言えないけどさ!
……たまには一日中ずっと家でごろごろしたいや
