46 大集合・学院生徒会その三
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「さぁて、女子が四人集まりゃあ、やることはひとつよ」
ソファに座った私はそう言ってポテチの筒をテーブルに並べた
全てのフレーバーを揃えてきた私に死角はない
「そうね、ひとつしかないわね」
「思い出すなぁ、中学の時の自然教室」
愛と登勢も顔がガチだ
さすがあの自然教室を生き抜いただけの事はある
「今宵復刻ッ!!
照れたら負けよ☆恋バナ暴露大会!!
開催じゃぁぁぁああ!!」
開会の合図はポテチの袋が開く音
これぞ合宿の醍醐味ってもんだぜ!!
46 大集合・学院生徒会その三
「これ美味いな」
開始数秒後、我々は恋バナそっちのけでポテチを食い漁っていた
さすが恋より食い気の四人である
いやそれはどうなんだ、花の大学生として
「で?
なんかないの、浮ついた話」
「導入雑すぎない?」
「だって私からすれば、相手も含めて全員顔見知りだもん
ね、かすが」
「……私の相手は誰になっているんだ?」
「上杉先生」
「だ、だから!
謙信様とはそのような間柄ではないと何度も言っている!」
「ご覧、二人とも
これが否定するほど怪しいってやつだよ」
普段のクールビューティがびっくりするくらい挙動不審だもんね
これだから恋バナ暴露大会はやめらんねぇや!
全員でかすがを微笑ましく見つめてやった
「まぁまぁ、たしかにそりゃあね!
上杉先生とかすがは、クライアントとボディガードかもしれないけど!
それで収めるには距離感がおかしいんよ」
「ふぅん?」
「その話もっと詳しく」
お嬢様ズの食い付きが大変よろしい
こんな話が出来ることなんて今までなかったから、めちゃくちゃ楽しくてたまらないです
「私が知ってるのは、かすがが上杉先生を慕うあまり、美術部に入ったところからなんだよね
顧問の先生が美しいからって」
「面食いね」
「面食いなんだね」
「断じて違う!!」
「でも上杉先生めちゃくちゃ美人じゃん」
「……それはそうだが!!」
かすがが、あのかすがが顔を真っ赤にしている
やーだもう、恋する乙女の顔しちゃって!
可愛いんだから!
「でも上杉先生もかすがのことは、すっごく大事にしてるもんね
なんて呼ばれてるんだっけ、そうそう、えーっとね」
「……私は謙信様のつるぎだ」
「いやもうちょっと長いでしょいつも」
かすがが押し黙った
喉元まで出かかってるんだけどな……
自分がなんて呼ばれてるかは思い出せるのに!
「あっ思い出した!
わたくしのうつくしきつるぎ!」
「あらあら」
「いい呼び名」
「お前たち、私で遊んでいるだろう……」
「遊んでないよ、真剣に恋バナしてる」
かすがは不満そうな顔をしてポテチを食べた
堅揚げののりしお美味しいよね、分かるよ
「でもさぁ、ぶっちゃけ卒業してからのことは分かんなくてさ
今も上杉先生のところで仕事してるんだよね?」
「勿論だ
私はあのお方のつるぎ、私の忠誠はあのお方に捧げている」
「好きなの?」
「好ッ……!?」
おっと今度は愛からのストレートだ
かすがはずっと顔を赤くしっぱなしである
……最高だな、恋バナ暴露大会!
「何度も言うが、あの方への感情はそのような浮ついたものではなく……!!」
「でも好きなんだよね」
「容赦ないわね、夕歌」
「こんなチャンス二度と訪れなさそうだから」
新しいポテチの袋を開けて私はそう言った
かすがとの付き合いも五年になるけど、ガッツリ恋バナとかしたことないからね
ここで仕留め……全部聞き出してやんよ!!
「そういうお前はどうなんだ?」
「見ての通りですよ」
「こんなにも簡潔に伝わる一言があったかしら、今まで」
「でも見ての通りではあるよね
すごかったよ、今日の政宗様
成実君への八つ当たりが」
「今日はあんまり一緒にいなかったもんね
バーベキューの組み分け考えたの、政宗さんだったのにね」
「えっ、そうなの!?」
「夕歌と離れるのを!?」
「同い年のほうが盛り上がって楽しいだろって
気を利かせてくれてたんだと思うけど、最後の最後で寂しさ爆発してたよね
成実が可哀想だった」
私には見えていないと思っているのか、それとも見えていても問題ないと思っているのか
それは定かではないにしろ、花火タイムが終わって部屋へと帰る道中、成実は見事に政宗さんの八つ当たり相手にされていた
「そう仕組んだのアイツなのにおかしくねぇ?」とは被害者の言葉だ
まぁね、八つ当たりといっても、そんな酷いものではなくて
プロレスごっこの延長戦的なノリだったというか
慶次先輩もノリノリでカウント取ってたし
明日はべったりだろうなぁ
……別に嫌ではないんだけど
ソファに座った私はそう言ってポテチの筒をテーブルに並べた
全てのフレーバーを揃えてきた私に死角はない
「そうね、ひとつしかないわね」
「思い出すなぁ、中学の時の自然教室」
愛と登勢も顔がガチだ
さすがあの自然教室を生き抜いただけの事はある
「今宵復刻ッ!!
照れたら負けよ☆恋バナ暴露大会!!
開催じゃぁぁぁああ!!」
開会の合図はポテチの袋が開く音
これぞ合宿の醍醐味ってもんだぜ!!
46 大集合・学院生徒会その三
「これ美味いな」
開始数秒後、我々は恋バナそっちのけでポテチを食い漁っていた
さすが恋より食い気の四人である
いやそれはどうなんだ、花の大学生として
「で?
なんかないの、浮ついた話」
「導入雑すぎない?」
「だって私からすれば、相手も含めて全員顔見知りだもん
ね、かすが」
「……私の相手は誰になっているんだ?」
「上杉先生」
「だ、だから!
謙信様とはそのような間柄ではないと何度も言っている!」
「ご覧、二人とも
これが否定するほど怪しいってやつだよ」
普段のクールビューティがびっくりするくらい挙動不審だもんね
これだから恋バナ暴露大会はやめらんねぇや!
全員でかすがを微笑ましく見つめてやった
「まぁまぁ、たしかにそりゃあね!
上杉先生とかすがは、クライアントとボディガードかもしれないけど!
それで収めるには距離感がおかしいんよ」
「ふぅん?」
「その話もっと詳しく」
お嬢様ズの食い付きが大変よろしい
こんな話が出来ることなんて今までなかったから、めちゃくちゃ楽しくてたまらないです
「私が知ってるのは、かすがが上杉先生を慕うあまり、美術部に入ったところからなんだよね
顧問の先生が美しいからって」
「面食いね」
「面食いなんだね」
「断じて違う!!」
「でも上杉先生めちゃくちゃ美人じゃん」
「……それはそうだが!!」
かすがが、あのかすがが顔を真っ赤にしている
やーだもう、恋する乙女の顔しちゃって!
可愛いんだから!
「でも上杉先生もかすがのことは、すっごく大事にしてるもんね
なんて呼ばれてるんだっけ、そうそう、えーっとね」
「……私は謙信様のつるぎだ」
「いやもうちょっと長いでしょいつも」
かすがが押し黙った
喉元まで出かかってるんだけどな……
自分がなんて呼ばれてるかは思い出せるのに!
「あっ思い出した!
わたくしのうつくしきつるぎ!」
「あらあら」
「いい呼び名」
「お前たち、私で遊んでいるだろう……」
「遊んでないよ、真剣に恋バナしてる」
かすがは不満そうな顔をしてポテチを食べた
堅揚げののりしお美味しいよね、分かるよ
「でもさぁ、ぶっちゃけ卒業してからのことは分かんなくてさ
今も上杉先生のところで仕事してるんだよね?」
「勿論だ
私はあのお方のつるぎ、私の忠誠はあのお方に捧げている」
「好きなの?」
「好ッ……!?」
おっと今度は愛からのストレートだ
かすがはずっと顔を赤くしっぱなしである
……最高だな、恋バナ暴露大会!
「何度も言うが、あの方への感情はそのような浮ついたものではなく……!!」
「でも好きなんだよね」
「容赦ないわね、夕歌」
「こんなチャンス二度と訪れなさそうだから」
新しいポテチの袋を開けて私はそう言った
かすがとの付き合いも五年になるけど、ガッツリ恋バナとかしたことないからね
ここで仕留め……全部聞き出してやんよ!!
「そういうお前はどうなんだ?」
「見ての通りですよ」
「こんなにも簡潔に伝わる一言があったかしら、今まで」
「でも見ての通りではあるよね
すごかったよ、今日の政宗様
成実君への八つ当たりが」
「今日はあんまり一緒にいなかったもんね
バーベキューの組み分け考えたの、政宗さんだったのにね」
「えっ、そうなの!?」
「夕歌と離れるのを!?」
「同い年のほうが盛り上がって楽しいだろって
気を利かせてくれてたんだと思うけど、最後の最後で寂しさ爆発してたよね
成実が可哀想だった」
私には見えていないと思っているのか、それとも見えていても問題ないと思っているのか
それは定かではないにしろ、花火タイムが終わって部屋へと帰る道中、成実は見事に政宗さんの八つ当たり相手にされていた
「そう仕組んだのアイツなのにおかしくねぇ?」とは被害者の言葉だ
まぁね、八つ当たりといっても、そんな酷いものではなくて
プロレスごっこの延長戦的なノリだったというか
慶次先輩もノリノリでカウント取ってたし
明日はべったりだろうなぁ
……別に嫌ではないんだけど
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