45 大集合・学院生徒会その二
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「はーい、そこのガキ共〜!
打ち上げ花火やるよ〜!」
白熱していた従兄弟連合と風雲児連合の花火対決は、オカンの一声で引き分けとなった
ぶーぶーと文句を言いながら、四人が仲良くこちらへ戻ってくる
やってる内容は「誰が先に線香花火を落とすか」だの、「誰が先に手持ち花火が消えるか」だのという平和な争いだ
男子高校生みたいなことやってたな、二十歳も超えた大人たちが
「スルーしてやった俺様の度量の広さに感謝しな」
「それ言わなきゃ度量の広さに泣いて感謝しました」
「佐助様、最近の夕歌は旦那様に似て、口が立つようになりましたからね!
言いくるめられないようご注意ください!」
「私はあそこまで屁理屈言わないもん!」
「テメェ、俺が屁理屈しか言わねぇみてぇに言いやがって!」
「そういう反応するってことは、図星だったみたいだね、だーんな」
「屁理屈を捏ねてる自覚がないくらい屁理屈まみれなんですね……
可哀想に……」
「Goddamn!」
やだこわい、かすがに匿ってもらおう
かすがの影に隠れてニタリと笑って見せると、政宗さんのこめかみに青筋が立ったような気がした
点火役の元親先輩が、打ち上げ花火に火をつけていく
ヒュルル、と甲高い音を立てて、小さな花火がパンッと夜空に咲いた
ぽんぽんと子気味よく上がっていく花火を見上げ、親泰君と幸村君も「おお!」とご満悦だ
こういう……こういう反応でいいんだよ
庶民の花火遊びなんてこんなもんでいいんだよ
ここに誰一人として庶民がいないけど
「……やっぱしインパクトに欠けるなァ」
「来年は花火師を呼ぶか」
「だからただの旅行でガチの花火大会すんなっつってんですよ」
なんでこいつらは揃いも揃ってゼロか百しかないんだ
ガチのやつをやっちゃったら、消防車が来ちゃうでしょうが
*********************
楽しかったなぁ、と伸びをしながら、バスタブにもたれかかる
当たり前のように最上階オーナールームが私の部屋だったことに関しては、文句を言っても仕方ないので諦めた
政宗さんは明日の予定の打ち合わせがあるとかで、片倉先生と二人でどこかへ行っている
私は後ほど、かすがの部屋で女子会だ
しっかり温まって、湯船から上がる
脱衣所で着替えて髪を乾かしていると、和真さんが途中から乾かしてくれた
そうしてパジャマのまま部屋を出て、いざかすがの部屋へ!
エレベーターでフロアに降りた途端
「釣れたぜぇぇぇ!!!」
「喧しいッ!!!」
釣果を叫ぶ声に被さって、佐助先輩の怒鳴り声が響いた
佐助先輩の声のほうがうるさかったな、今
「ほぉ、ここで釣るたぁやるじゃねぇか
何釣ったんだ?」
「チヌ一匹だぜ」
「……そいつぁほとんどボウズだろ」
「言うなよ、ここで釣れたことが奇跡だろ」
うきうきですれ違う元親先輩は、釣竿こそ持っていたものの、クーラーボックスは持っていない
キャッチアンドリリースだったようだ
「Hey,honey.
Girls talkか?」
「かすがの部屋で女子会です!
打ち合わせは終わりました?」
「ああ、無事にな
ま、大した話でもねぇが──」
意味深に双竜が目配せをして、私を追い越してエレベーターに乗っていく
……なんか嫌な予感するなぁ
ああいう時の政宗さん、だいたい突拍子もないことを言い出すから……
「……夕歌、そこで突っ立ってどうした」
「あ、かすが」
「登勢も愛も揃っているぞ
気になることでもあったのか」
「……なんか双竜が企んでるっぽい」
「ほう……?」
かすがの気配が鋭くなる
明日は限界まで尖った鉛筆が双竜に向けられないことを祈ろう
「まぁ双竜のことはいいや!
女子会しよ、女子会!
お菓子持ってきたんだ!」
「ふ、お前たちはやはり仲が良いな」
「ん?」
「来れば分かる」
かすががいたずらっぽく笑って、部屋へと連れてってくれた
ドアを開けると、既にテーブルにはお菓子が広げられている
「遅いわよ、夕歌!」
「ほら見て!
このお菓子すっごく懐かしくない!?」
「ごめん、遅れた!
待って私とお菓子被ってるじゃん」
さすが中学で同じだっただけのことはある
リングのお菓子だったりとんがったコーンだったり、ポテチから何まで、庶民御用達のお菓子がどっさりだ
「……女子会だ!!」
「女子会よ?」
「女子会だね」
「女子会だな」
私が思い描いた通りの女子会で感動した
そうだよね、女子会って高級なお菓子を持ち寄る会じゃないよね
こういうお菓子をわんさか持ち寄って朝まで喋り倒すのが女子会だよね!
考えが多少なり偏っているのは認めるけど、女子会ってのは概ねそんなもんだと思っていたんだ
女子会だー!
全力ではしゃぐぞー!!
打ち上げ花火やるよ〜!」
白熱していた従兄弟連合と風雲児連合の花火対決は、オカンの一声で引き分けとなった
ぶーぶーと文句を言いながら、四人が仲良くこちらへ戻ってくる
やってる内容は「誰が先に線香花火を落とすか」だの、「誰が先に手持ち花火が消えるか」だのという平和な争いだ
男子高校生みたいなことやってたな、二十歳も超えた大人たちが
「スルーしてやった俺様の度量の広さに感謝しな」
「それ言わなきゃ度量の広さに泣いて感謝しました」
「佐助様、最近の夕歌は旦那様に似て、口が立つようになりましたからね!
言いくるめられないようご注意ください!」
「私はあそこまで屁理屈言わないもん!」
「テメェ、俺が屁理屈しか言わねぇみてぇに言いやがって!」
「そういう反応するってことは、図星だったみたいだね、だーんな」
「屁理屈を捏ねてる自覚がないくらい屁理屈まみれなんですね……
可哀想に……」
「Goddamn!」
やだこわい、かすがに匿ってもらおう
かすがの影に隠れてニタリと笑って見せると、政宗さんのこめかみに青筋が立ったような気がした
点火役の元親先輩が、打ち上げ花火に火をつけていく
ヒュルル、と甲高い音を立てて、小さな花火がパンッと夜空に咲いた
ぽんぽんと子気味よく上がっていく花火を見上げ、親泰君と幸村君も「おお!」とご満悦だ
こういう……こういう反応でいいんだよ
庶民の花火遊びなんてこんなもんでいいんだよ
ここに誰一人として庶民がいないけど
「……やっぱしインパクトに欠けるなァ」
「来年は花火師を呼ぶか」
「だからただの旅行でガチの花火大会すんなっつってんですよ」
なんでこいつらは揃いも揃ってゼロか百しかないんだ
ガチのやつをやっちゃったら、消防車が来ちゃうでしょうが
*********************
楽しかったなぁ、と伸びをしながら、バスタブにもたれかかる
当たり前のように最上階オーナールームが私の部屋だったことに関しては、文句を言っても仕方ないので諦めた
政宗さんは明日の予定の打ち合わせがあるとかで、片倉先生と二人でどこかへ行っている
私は後ほど、かすがの部屋で女子会だ
しっかり温まって、湯船から上がる
脱衣所で着替えて髪を乾かしていると、和真さんが途中から乾かしてくれた
そうしてパジャマのまま部屋を出て、いざかすがの部屋へ!
エレベーターでフロアに降りた途端
「釣れたぜぇぇぇ!!!」
「喧しいッ!!!」
釣果を叫ぶ声に被さって、佐助先輩の怒鳴り声が響いた
佐助先輩の声のほうがうるさかったな、今
「ほぉ、ここで釣るたぁやるじゃねぇか
何釣ったんだ?」
「チヌ一匹だぜ」
「……そいつぁほとんどボウズだろ」
「言うなよ、ここで釣れたことが奇跡だろ」
うきうきですれ違う元親先輩は、釣竿こそ持っていたものの、クーラーボックスは持っていない
キャッチアンドリリースだったようだ
「Hey,honey.
Girls talkか?」
「かすがの部屋で女子会です!
打ち合わせは終わりました?」
「ああ、無事にな
ま、大した話でもねぇが──」
意味深に双竜が目配せをして、私を追い越してエレベーターに乗っていく
……なんか嫌な予感するなぁ
ああいう時の政宗さん、だいたい突拍子もないことを言い出すから……
「……夕歌、そこで突っ立ってどうした」
「あ、かすが」
「登勢も愛も揃っているぞ
気になることでもあったのか」
「……なんか双竜が企んでるっぽい」
「ほう……?」
かすがの気配が鋭くなる
明日は限界まで尖った鉛筆が双竜に向けられないことを祈ろう
「まぁ双竜のことはいいや!
女子会しよ、女子会!
お菓子持ってきたんだ!」
「ふ、お前たちはやはり仲が良いな」
「ん?」
「来れば分かる」
かすががいたずらっぽく笑って、部屋へと連れてってくれた
ドアを開けると、既にテーブルにはお菓子が広げられている
「遅いわよ、夕歌!」
「ほら見て!
このお菓子すっごく懐かしくない!?」
「ごめん、遅れた!
待って私とお菓子被ってるじゃん」
さすが中学で同じだっただけのことはある
リングのお菓子だったりとんがったコーンだったり、ポテチから何まで、庶民御用達のお菓子がどっさりだ
「……女子会だ!!」
「女子会よ?」
「女子会だね」
「女子会だな」
私が思い描いた通りの女子会で感動した
そうだよね、女子会って高級なお菓子を持ち寄る会じゃないよね
こういうお菓子をわんさか持ち寄って朝まで喋り倒すのが女子会だよね!
考えが多少なり偏っているのは認めるけど、女子会ってのは概ねそんなもんだと思っていたんだ
女子会だー!
全力ではしゃぐぞー!!
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