45 大集合・学院生徒会その二
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すっかり日も沈んだ夜八時
花火タイムのスタートだ
「てなわけで山盛り持ってきたぜ!」
「手持ち花火だー!」
「火種はここにあるぞ」
「かたじけのうござる!」
「じゃあ俺が点けるから、みんな俺の花火から火をもらう感じでいいかな?」
親泰君が手持ち花火の先に火をつける
勢いよく花火が燃えて、眩しい光を放った
「はい!
伊達夕歌、貰います!」
親泰君から火をもらって、私の花火が火花を散らす
かすがの花火に点火している間に、親泰君がから幸村君、成実と着火して、五人分の手持ち花火で周囲が明るくなった
「おおー!」
「夏だなー」
「綺麗でござるな!」
「ああ、たまには悪くない」
「平和だなぁ……」
親泰君の呟きだけが切実な色をしていた
まあ、普段はね……元親先輩に振り回されてるから……
「あ、消えた」
「手持ち花火って、派手だけどあっという間だよな」
「次は何にする?
線香花火もあるよ」
「成実殿、線香花火で競争でござる!」
「ぜってー負けねぇ」
全員で線香花火を手に持ち、風を避けるためにしゃがみ込む
そうして火種で火をつけ、全員がド真剣な眼差しで無言になった
「「……」」
彼岸花のような火花をぱちぱちと散らして、線香花火が燃えていく
五人も集まると、ものすごく風情がある光景だ
わぁ、綺麗──そう思った時、成実の手元からぽとっと線香花火が落ちた
「げ、俺が先かよ……」
「あっ俺も落ちた」
「私もー」
「某もおしまいでござる」
「私も終わったぞ」
団子状態を解除して、水を張ったバケツに手持ち花火ともども突っ込む
慶次先輩は手持ち花火を持った元親先輩に追い掛けられていた
その向こうでは元就先輩が泰然自若の構えで線香花火を見つめている
何があったんだ、あそこは
「Hey,bro!」
「あ?
なんだよお前、急にそんな呼び方し──てぇぇぁぁぁあ!?」
成実の足元めがけて、ネズミ花火が暴れ回る
成実が慌てたようにジタバタするのを、政宗さんが指をさして爆笑していた
噎せてるじゃん、笑いすぎて
「テメー何しやがんだゴラァ!!」
「腰が引けてたぜ!
Nice reactionだ!!」
「クソがよォ!!」
成実が政宗さんへと飛び掛ろうと走る
政宗さんが逃げようとした瞬間、パァン!!と勢いのいい音が大量に響いた
「うぉっ!?」
「What's!?」
「あ、わりぃ、爆竹鳴らした」
元親先輩がそう言ってニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべる
「腰が引けてんぜ、伊達男よォ」
「テメェ……」
「覚悟出来てんだろうなァ……?」
従兄弟喧嘩になりそうだったのに、従兄弟連合VS風雲児連合の構図に早変わりだ
なんていうか、良くも悪くも男子のノリだな
「違う種類の手持ち花火を貰ってきたぞ」
「ありがとー!
バカ実はほっといて花火やろ!」
「バカって言われちゃった……」
放ったらかしにされた登勢も交えて、五人で花火に火をつける
無意味にぐるぐる円を描いてみたりハートを描いてみたりしながら、私たちは手持ち花火を楽しんだ
その向こうでは童心に帰った男子四人が、爆竹を鳴らすわネズミ花火に火をつけるわの大騒ぎだったけど
「平和なのは佐助先輩と愛だけじゃん」
「あの二人は平和にイチャイチャしてるもんね」
「逆に近寄れない雰囲気あるよね」
二人が楽しそうなので邪魔はしないでおこう
私も馬に蹴られたくはない
「そういえば、みんなはこの旅行は二回目なんだよね?
前回はどうだったの?」
「色々と大変だったよ……」
「大変だったんだ……?」
「うむ、それはもう大変でござった
夕歌殿とかすが殿は暴漢に襲われ……」
「大丈夫だったの!?」
「うん、まぁ……
なぜか大丈夫だったね……」
普通は病院行きだったと思うんだけど、なぜか次の日には傷が治っていた
佐助先輩が手当をしてくれたのだけども、その時に使っていた「真田印の秘蔵薬」のおかげだろうか
効果が怖すぎて成分を聞けなかった
「一応は合宿だからって、なぜか朝六時から剣道部は稽古してるしね」
「あれはさすがに可哀想だったね……」
「だから剣道場があるんだ!?」
「そうだよ、金持ちは後先考えずに金を使うからね」
「何やら恨みの籠った一言でござるな」
そりゃ恨みもあらぁ!
何が悲しくてこんなリゾート地まで来て朝六時から稽古なんてやらなきゃいけないのか!!
しかもハチャメチャなメニューだったし!!
「今回もそうなりそうだったから、それやるなら行かないって言ったら政宗さんが折れた」
「折れてくれるんだ……」
「折れてくれた
私に甘いとこあるもんね、政宗さん」
「夕歌の頼みを無下にする愚か者に、夕歌を渡したつもりはないぞ」
かすがの発言は逆にガチすぎて何も言えない
少しでも私を雑に扱った瞬間、政宗さんの命が危ないことになりそうだもんな
頼もしいけど、私は時々この大親友が怖いよ……
花火タイムのスタートだ
「てなわけで山盛り持ってきたぜ!」
「手持ち花火だー!」
「火種はここにあるぞ」
「かたじけのうござる!」
「じゃあ俺が点けるから、みんな俺の花火から火をもらう感じでいいかな?」
親泰君が手持ち花火の先に火をつける
勢いよく花火が燃えて、眩しい光を放った
「はい!
伊達夕歌、貰います!」
親泰君から火をもらって、私の花火が火花を散らす
かすがの花火に点火している間に、親泰君がから幸村君、成実と着火して、五人分の手持ち花火で周囲が明るくなった
「おおー!」
「夏だなー」
「綺麗でござるな!」
「ああ、たまには悪くない」
「平和だなぁ……」
親泰君の呟きだけが切実な色をしていた
まあ、普段はね……元親先輩に振り回されてるから……
「あ、消えた」
「手持ち花火って、派手だけどあっという間だよな」
「次は何にする?
線香花火もあるよ」
「成実殿、線香花火で競争でござる!」
「ぜってー負けねぇ」
全員で線香花火を手に持ち、風を避けるためにしゃがみ込む
そうして火種で火をつけ、全員がド真剣な眼差しで無言になった
「「……」」
彼岸花のような火花をぱちぱちと散らして、線香花火が燃えていく
五人も集まると、ものすごく風情がある光景だ
わぁ、綺麗──そう思った時、成実の手元からぽとっと線香花火が落ちた
「げ、俺が先かよ……」
「あっ俺も落ちた」
「私もー」
「某もおしまいでござる」
「私も終わったぞ」
団子状態を解除して、水を張ったバケツに手持ち花火ともども突っ込む
慶次先輩は手持ち花火を持った元親先輩に追い掛けられていた
その向こうでは元就先輩が泰然自若の構えで線香花火を見つめている
何があったんだ、あそこは
「Hey,bro!」
「あ?
なんだよお前、急にそんな呼び方し──てぇぇぁぁぁあ!?」
成実の足元めがけて、ネズミ花火が暴れ回る
成実が慌てたようにジタバタするのを、政宗さんが指をさして爆笑していた
噎せてるじゃん、笑いすぎて
「テメー何しやがんだゴラァ!!」
「腰が引けてたぜ!
Nice reactionだ!!」
「クソがよォ!!」
成実が政宗さんへと飛び掛ろうと走る
政宗さんが逃げようとした瞬間、パァン!!と勢いのいい音が大量に響いた
「うぉっ!?」
「What's!?」
「あ、わりぃ、爆竹鳴らした」
元親先輩がそう言ってニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべる
「腰が引けてんぜ、伊達男よォ」
「テメェ……」
「覚悟出来てんだろうなァ……?」
従兄弟喧嘩になりそうだったのに、従兄弟連合VS風雲児連合の構図に早変わりだ
なんていうか、良くも悪くも男子のノリだな
「違う種類の手持ち花火を貰ってきたぞ」
「ありがとー!
バカ実はほっといて花火やろ!」
「バカって言われちゃった……」
放ったらかしにされた登勢も交えて、五人で花火に火をつける
無意味にぐるぐる円を描いてみたりハートを描いてみたりしながら、私たちは手持ち花火を楽しんだ
その向こうでは童心に帰った男子四人が、爆竹を鳴らすわネズミ花火に火をつけるわの大騒ぎだったけど
「平和なのは佐助先輩と愛だけじゃん」
「あの二人は平和にイチャイチャしてるもんね」
「逆に近寄れない雰囲気あるよね」
二人が楽しそうなので邪魔はしないでおこう
私も馬に蹴られたくはない
「そういえば、みんなはこの旅行は二回目なんだよね?
前回はどうだったの?」
「色々と大変だったよ……」
「大変だったんだ……?」
「うむ、それはもう大変でござった
夕歌殿とかすが殿は暴漢に襲われ……」
「大丈夫だったの!?」
「うん、まぁ……
なぜか大丈夫だったね……」
普通は病院行きだったと思うんだけど、なぜか次の日には傷が治っていた
佐助先輩が手当をしてくれたのだけども、その時に使っていた「真田印の秘蔵薬」のおかげだろうか
効果が怖すぎて成分を聞けなかった
「一応は合宿だからって、なぜか朝六時から剣道部は稽古してるしね」
「あれはさすがに可哀想だったね……」
「だから剣道場があるんだ!?」
「そうだよ、金持ちは後先考えずに金を使うからね」
「何やら恨みの籠った一言でござるな」
そりゃ恨みもあらぁ!
何が悲しくてこんなリゾート地まで来て朝六時から稽古なんてやらなきゃいけないのか!!
しかもハチャメチャなメニューだったし!!
「今回もそうなりそうだったから、それやるなら行かないって言ったら政宗さんが折れた」
「折れてくれるんだ……」
「折れてくれた
私に甘いとこあるもんね、政宗さん」
「夕歌の頼みを無下にする愚か者に、夕歌を渡したつもりはないぞ」
かすがの発言は逆にガチすぎて何も言えない
少しでも私を雑に扱った瞬間、政宗さんの命が危ないことになりそうだもんな
頼もしいけど、私は時々この大親友が怖いよ……
