45 大集合・学院生徒会その二
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誰もが成実の行動に固まった
明らかに成実は、なまはげの正体を知っている
ごくりと私の唾を飲み込む音が、その場に響いた気がした
「ち、ちょおい!
そういうネタバラシは良くないっスよ!!」
「……その喋り方は!!
る、留守さん!!」
「あーもう!
成実様のせいで姐さんにバレたじゃないッスか!!」
「まだ私の呼び方それなんだ」
そろそろホンマモンのヤクザの嫁に思えてくるからやめてほしいんだけど
しかし留守さんは私のツッコミを無視した
コイツあとで覚えてろよ
「ちぇ〜!
まぁいい悲鳴は聞けたんで、俺としちゃあ満足っス!
そんじゃゴールまでごゆっくり〜!」
「他の奴らにも仕掛けるんだ」
「一応これ給料もらってるんで」
「仕事になっちゃった……」
なまはげのお面を付け直して、留守さんが闇に紛れていなくなった
ちなみに私は腰が抜けて立てないでいる
かすがが温かい微笑みと共に手を差し伸べてくれた
色々と恥ずかしいな、穴に埋めてくれ
「そういや、お前の懐中電灯、電池切れか?」
「たぶんそう……だと思う……」
「歯切れ悪いね?」
「火の玉の手前で切れたのでな
偶然だとは思うが」
「あー、それはタイミングが悪いというかなんというか……」
ホテルの明かりが近づいてきて、待機班の二人が私達に気付いた
やっと帰ってきた……
「なんだオメェら、揃いも揃って」
「色々あってな……
とりあえず、親泰を部屋に寝かせてくるか」
「そうでござるな
そのうち目を覚まされましょうぞ」
親泰君を背負った幸村君と成実がホテルの中へと入っていく
厳密には別荘なんだけど、もうみんなホテルって言ってるし、ホテルでいいや
「お嬢様は懐中電灯を点けられなかったのですか?」
「いえ、火の玉手前で電池が切れちゃって」
「……そうなのですか?
おかしいですね……
昨日、私が電池を変えておいたはずなのですが」
さぁぁぁ……と私の全身から血の気が引いた
つまり……なに?
電池切れじゃなくて、心霊現象ってことぉ……?
「お、お祓いしたほうがいいかなぁ……?」
「毎年世話になってる神社の神主に頼んでおくぜ」
「憑いてる前提で話を進めるのやめてください片倉先生……」
そろそろ泣いていいだろうか
かすがが手を握って頭を撫でてくれなければ正気を保っていられない
お客様の中に霊感をお持ちの方はおられませんか……?
「ただいま戻りましたぞ!
……夕歌殿、何故そのように涙目になっておられるのでござるか?」
「幸村君、成実、霊感ってある?」
「俺にあると思うか?」
「霊感……?
某にもそのようなものはないかと思いまする」
「ないか……」
そういうのが分かる人がここにいたら良かったな……
憑いてるかもしれないって思いながら生活するのは怖すぎる……
「よぅ、戻ったぜ」
「貴様ら、ここで何をしておる」
「元親先輩、元就先輩!
あの、霊感ってありますか!」
「悪ぃが水やら壺やらは間に合ってるぜ」
「霊感商法じゃなくて!!」
なんでそんなもんに私が染まったと思ったんだ!
仮にそうだとしても、先輩から巻き上げるもんか!
そういう話でもないけど!
「心霊現象に遭ったのか?」
「火の玉ゾーン手前で懐中電灯の電池が切れて……
和真さんが昨日、電池を替えてくれてたばっかりだったのに……」
「あぁ?
そりゃ妙だな、ちょいと見せてみな」
元親先輩に懐中電灯を渡す
先輩は懐中電灯の電源を入れたり切ったり、電球部分を開けたりした
それから懐中電灯の電球を取り出して、「ああやっぱりな」と笑ったのだった
「フィラメントが切れてやがる
そりゃあ点かねぇわけだぜ」
「つまり、電球を替えればよいと」
「そういうこった
さすがのあんたでも、電球までは気が回らなかったみてぇだな」
懐中電灯を元通りに組み立てて、私の手にそれが戻ってきた
なーんだ、幽霊が取り憑いてるわけじゃなかったんだけど
ちょっと安心した
「ところで親泰はどこ行ったんでぇ?」
「親泰君なら、なまはげショックで気を失って寝込んでます」
「あーあ……」
隣で元就先輩が顔色を悪くした
実は効いたんだな、留守さんのなまはげ……
なんで真夏の海でなまはげなんだというツッコミはやめておこう
留守さんもそこまで深く考えてないと思う
脅かせりゃいっか的なノリなんだろうな……
一旦ホテルの中に戻って水分補給をしようと思って、入口へ向かいかけた、その時
「……なんか雄叫びみたいなのが聞こえない?」
「雄叫び?」
成実と一緒に後ろを振り向く
雄叫びは事件性を感じさせる悲鳴に変わり、こちらへ近付いていた
「うわぁぁぁぁぁ」と野太い悲鳴が響き渡りながら、こちらへ全速力で駆け抜けてくる足音もついてくる
全員が神経を張り詰めたところへ、その人は飛び込んできた
「ウワァァァァ!!
ア゛ァァーッッッ!!!」
「お前かよ!!」
成実の全力のツッコミが悲鳴に負けない声量で響く
飛び込んできたのは慶次先輩だ
政宗先輩とペアだったはずだけど、置いてきてしまったらしい
「な、なっ、なま、なまはげが!
ひ、火の玉っ!
火の玉が浮かんでて、そこからなまはげが!!」
「ものの見事に全部効いてんじゃねーか」
「フッ、斎藤の悲鳴もよく聞こえてきやがったぜ
今年は大成功だ」
「私で遊ばないでもらえます?」
「オメェに合わせたんじゃつまらねぇだろうが」
「そのおかげで約一名、気絶したんですよね」
親泰君を尊い犠牲にしようとするんじゃないんだよ
可哀想だよ本当に、ここにいるメンツの中で一番ホラー系がダメなのに
明らかに成実は、なまはげの正体を知っている
ごくりと私の唾を飲み込む音が、その場に響いた気がした
「ち、ちょおい!
そういうネタバラシは良くないっスよ!!」
「……その喋り方は!!
る、留守さん!!」
「あーもう!
成実様のせいで姐さんにバレたじゃないッスか!!」
「まだ私の呼び方それなんだ」
そろそろホンマモンのヤクザの嫁に思えてくるからやめてほしいんだけど
しかし留守さんは私のツッコミを無視した
コイツあとで覚えてろよ
「ちぇ〜!
まぁいい悲鳴は聞けたんで、俺としちゃあ満足っス!
そんじゃゴールまでごゆっくり〜!」
「他の奴らにも仕掛けるんだ」
「一応これ給料もらってるんで」
「仕事になっちゃった……」
なまはげのお面を付け直して、留守さんが闇に紛れていなくなった
ちなみに私は腰が抜けて立てないでいる
かすがが温かい微笑みと共に手を差し伸べてくれた
色々と恥ずかしいな、穴に埋めてくれ
「そういや、お前の懐中電灯、電池切れか?」
「たぶんそう……だと思う……」
「歯切れ悪いね?」
「火の玉の手前で切れたのでな
偶然だとは思うが」
「あー、それはタイミングが悪いというかなんというか……」
ホテルの明かりが近づいてきて、待機班の二人が私達に気付いた
やっと帰ってきた……
「なんだオメェら、揃いも揃って」
「色々あってな……
とりあえず、親泰を部屋に寝かせてくるか」
「そうでござるな
そのうち目を覚まされましょうぞ」
親泰君を背負った幸村君と成実がホテルの中へと入っていく
厳密には別荘なんだけど、もうみんなホテルって言ってるし、ホテルでいいや
「お嬢様は懐中電灯を点けられなかったのですか?」
「いえ、火の玉手前で電池が切れちゃって」
「……そうなのですか?
おかしいですね……
昨日、私が電池を変えておいたはずなのですが」
さぁぁぁ……と私の全身から血の気が引いた
つまり……なに?
電池切れじゃなくて、心霊現象ってことぉ……?
「お、お祓いしたほうがいいかなぁ……?」
「毎年世話になってる神社の神主に頼んでおくぜ」
「憑いてる前提で話を進めるのやめてください片倉先生……」
そろそろ泣いていいだろうか
かすがが手を握って頭を撫でてくれなければ正気を保っていられない
お客様の中に霊感をお持ちの方はおられませんか……?
「ただいま戻りましたぞ!
……夕歌殿、何故そのように涙目になっておられるのでござるか?」
「幸村君、成実、霊感ってある?」
「俺にあると思うか?」
「霊感……?
某にもそのようなものはないかと思いまする」
「ないか……」
そういうのが分かる人がここにいたら良かったな……
憑いてるかもしれないって思いながら生活するのは怖すぎる……
「よぅ、戻ったぜ」
「貴様ら、ここで何をしておる」
「元親先輩、元就先輩!
あの、霊感ってありますか!」
「悪ぃが水やら壺やらは間に合ってるぜ」
「霊感商法じゃなくて!!」
なんでそんなもんに私が染まったと思ったんだ!
仮にそうだとしても、先輩から巻き上げるもんか!
そういう話でもないけど!
「心霊現象に遭ったのか?」
「火の玉ゾーン手前で懐中電灯の電池が切れて……
和真さんが昨日、電池を替えてくれてたばっかりだったのに……」
「あぁ?
そりゃ妙だな、ちょいと見せてみな」
元親先輩に懐中電灯を渡す
先輩は懐中電灯の電源を入れたり切ったり、電球部分を開けたりした
それから懐中電灯の電球を取り出して、「ああやっぱりな」と笑ったのだった
「フィラメントが切れてやがる
そりゃあ点かねぇわけだぜ」
「つまり、電球を替えればよいと」
「そういうこった
さすがのあんたでも、電球までは気が回らなかったみてぇだな」
懐中電灯を元通りに組み立てて、私の手にそれが戻ってきた
なーんだ、幽霊が取り憑いてるわけじゃなかったんだけど
ちょっと安心した
「ところで親泰はどこ行ったんでぇ?」
「親泰君なら、なまはげショックで気を失って寝込んでます」
「あーあ……」
隣で元就先輩が顔色を悪くした
実は効いたんだな、留守さんのなまはげ……
なんで真夏の海でなまはげなんだというツッコミはやめておこう
留守さんもそこまで深く考えてないと思う
脅かせりゃいっか的なノリなんだろうな……
一旦ホテルの中に戻って水分補給をしようと思って、入口へ向かいかけた、その時
「……なんか雄叫びみたいなのが聞こえない?」
「雄叫び?」
成実と一緒に後ろを振り向く
雄叫びは事件性を感じさせる悲鳴に変わり、こちらへ近付いていた
「うわぁぁぁぁぁ」と野太い悲鳴が響き渡りながら、こちらへ全速力で駆け抜けてくる足音もついてくる
全員が神経を張り詰めたところへ、その人は飛び込んできた
「ウワァァァァ!!
ア゛ァァーッッッ!!!」
「お前かよ!!」
成実の全力のツッコミが悲鳴に負けない声量で響く
飛び込んできたのは慶次先輩だ
政宗先輩とペアだったはずだけど、置いてきてしまったらしい
「な、なっ、なま、なまはげが!
ひ、火の玉っ!
火の玉が浮かんでて、そこからなまはげが!!」
「ものの見事に全部効いてんじゃねーか」
「フッ、斎藤の悲鳴もよく聞こえてきやがったぜ
今年は大成功だ」
「私で遊ばないでもらえます?」
「オメェに合わせたんじゃつまらねぇだろうが」
「そのおかげで約一名、気絶したんですよね」
親泰君を尊い犠牲にしようとするんじゃないんだよ
可哀想だよ本当に、ここにいるメンツの中で一番ホラー系がダメなのに
