52章
夢小説設定
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地下三階へ到達して、目の前に伸びている通路を進んでいく。
しかしさすが伝説の大海賊キャプテン・クロウ。
アジトがめちゃくちゃ広い!
「どこがどう繋がってんのか分かんなくなってきた」
「このドアはどこに繋がってるんでがすかね?」
地下三階に降りてすぐ見えたドアを開けたら、その先にも謎の通路が続いている。
それを進んでいくとまたドアがあったものの、その先は部屋がボロボロになっていて、部屋が水で分断されていたので、進むのを断念して引き返した。
こんなんばっかだな、ここ!
素直に進ませてくれない!
「さっきの部屋、水で分断された向こう側に宝箱あったな」
「……あったわね」
もはや何も言わずとも分かる。
地下三階のメイン通路に戻ってから、真っ直ぐ奥へと進んでいくと、突き当たりにあるドアが開いて、ゲルダさんが出てきた。
「ああ、また会ったね」
「どうも……」
戸惑いながらもエイトが小さく頭を下げる。
こういうところでも律儀さを忘れないのが、うちのリーダーなのだ。
しかしここに至るまで何度も魔物を相手にしてきた私たちと違って、ゲルダさんは涼しい顔をしている。
忍び足が得意なのは本当らしい。
「言っとくけど、この先にはめぼしいものは何もなかったよ。まっ、信じる信じないは、あんたたちの勝手だけどね」
「はぁ……」
困惑したままの私たちを置いて、ゲルダさんは私たちが来た方向へと去っていった。
めぼしいものはなかった、とは言うものの……。
私達もここに来るまでにめぼしいものを見つけられてないから、この先に行くしかない。
「手がかりが見つかってないのは向こうも同じだ。行くだけ行ってみようぜ」
「そうね。もしかしたらゲルダさんが見落としたものがあるかもしれないわ」
ゲルダさんが開けっ放しにしたドアを通って、その先のフロアへ。
そこそこ広い空間は、天井から円状の壁が続いていた。
おそらくは地下二階から伸びているらしい水槽だ。
あの中には水が満載だから、水を抜かないといけないんだけど……。
その水槽にはドアがついていて、向かい合うように壁にもドアがある。
ただ、ここを両側から鉄格子が邪魔していて、井戸の中にある梯子からでないと向かえないようになっていた。
「この辺り、もっとよく調べてみよう」
「うん」
先に宝箱を取りに行くことにしてから、壁がぶち抜かれて掘られた洞窟を進んでいく。
時々こういう道があるのは、キャプテン・クロウの部下が作ったものなのか、それとも過去にここを攻略しようとした冒険家が掘ったものなのか……。
到着した先の宝箱から小さなメダルを取り出して、先程のフロアへ。
円状の壁をよく見てみると、不自然に水路が設けられている。
そこに……謎のハンドルがあった。
「……これを回したら、水路の止水弁が上がるんじゃない?」
「なるほどな? やってみるか」
エイトがククールに頷いて、ハンドルの取っ手を握った。
それをグルグルと回すと、水路の止水弁が上がっていって……。
ドバァー!! と水が勢いよく流れ出した。
「お、おおー!」
「ゲルダのやつ、こんなのを見落としてやがるとは……」
ドバドバ流れていた水の水位が下がっていく。
その時、真横にある井戸のドアが開いて……ゲルダさんが出てきた。
「なるほど、そのハンドルを回すと、水が抜ける仕組みだったわけね。礼を言っておくよ。あんたたちが気付いてくれたおかげで、先に進むことができる」
な……なんか、ずっと思ってたけど、私たちの行動が全部ゲルダさんをアシストしてない?
なんでこうなっちゃうの〜!?
ゲルダさんより先に進みたいのに、全然上手いことならない!!
「でも運がなかったね。せっかく仕掛けを見抜いたのに、あたしに先を越されちゃうんだから」
ゲルダさんは言いたいことだけ言って、鉄格子の通路を進んで行ってしまった。
……ま、まずい、早く追いかけないと!!
海図をゲルダさんに渡すわけにはいかない!!
「やっぱりゲルダさんの言う通り、私たちって運がないのかしら? カラクリの仕掛けの謎を解いたのは私たちなのに、先を越されちゃうなんて、悔しい〜!!」
「分かる!! なんか私たちの行動が全部ゲルダさんの手助けになってるの許せなーい!! これも競争のうちってか!?」
「俺はこんな勝負、最初からどうなろうと知ったこっちゃないんだがな……。どうやら勝ち目もなさそうだし、もう諦めて帰ろうぜ」
「な〜に勝手なこと言ってんのよ! 私とレイラはまだ諦めてないんだから、あなたにも来てもらうわよ!」
「やれやれ。分かったよハニー。そんなに俺が必要だって言うなら、お供させてもらうぜ」
「……もうそれでいいわ」
とうとうゼシカが折れた……。
ずっと事ある毎に口説かれ続けてきたもんね、嫌気さすよね……。
ククールも懲りないというかなんというか、ククールの粘り勝ちだ。
すごいなククール、全然見直したりはしないけど。
しかしさすが伝説の大海賊キャプテン・クロウ。
アジトがめちゃくちゃ広い!
「どこがどう繋がってんのか分かんなくなってきた」
「このドアはどこに繋がってるんでがすかね?」
地下三階に降りてすぐ見えたドアを開けたら、その先にも謎の通路が続いている。
それを進んでいくとまたドアがあったものの、その先は部屋がボロボロになっていて、部屋が水で分断されていたので、進むのを断念して引き返した。
こんなんばっかだな、ここ!
素直に進ませてくれない!
「さっきの部屋、水で分断された向こう側に宝箱あったな」
「……あったわね」
もはや何も言わずとも分かる。
地下三階のメイン通路に戻ってから、真っ直ぐ奥へと進んでいくと、突き当たりにあるドアが開いて、ゲルダさんが出てきた。
「ああ、また会ったね」
「どうも……」
戸惑いながらもエイトが小さく頭を下げる。
こういうところでも律儀さを忘れないのが、うちのリーダーなのだ。
しかしここに至るまで何度も魔物を相手にしてきた私たちと違って、ゲルダさんは涼しい顔をしている。
忍び足が得意なのは本当らしい。
「言っとくけど、この先にはめぼしいものは何もなかったよ。まっ、信じる信じないは、あんたたちの勝手だけどね」
「はぁ……」
困惑したままの私たちを置いて、ゲルダさんは私たちが来た方向へと去っていった。
めぼしいものはなかった、とは言うものの……。
私達もここに来るまでにめぼしいものを見つけられてないから、この先に行くしかない。
「手がかりが見つかってないのは向こうも同じだ。行くだけ行ってみようぜ」
「そうね。もしかしたらゲルダさんが見落としたものがあるかもしれないわ」
ゲルダさんが開けっ放しにしたドアを通って、その先のフロアへ。
そこそこ広い空間は、天井から円状の壁が続いていた。
おそらくは地下二階から伸びているらしい水槽だ。
あの中には水が満載だから、水を抜かないといけないんだけど……。
その水槽にはドアがついていて、向かい合うように壁にもドアがある。
ただ、ここを両側から鉄格子が邪魔していて、井戸の中にある梯子からでないと向かえないようになっていた。
「この辺り、もっとよく調べてみよう」
「うん」
先に宝箱を取りに行くことにしてから、壁がぶち抜かれて掘られた洞窟を進んでいく。
時々こういう道があるのは、キャプテン・クロウの部下が作ったものなのか、それとも過去にここを攻略しようとした冒険家が掘ったものなのか……。
到着した先の宝箱から小さなメダルを取り出して、先程のフロアへ。
円状の壁をよく見てみると、不自然に水路が設けられている。
そこに……謎のハンドルがあった。
「……これを回したら、水路の止水弁が上がるんじゃない?」
「なるほどな? やってみるか」
エイトがククールに頷いて、ハンドルの取っ手を握った。
それをグルグルと回すと、水路の止水弁が上がっていって……。
ドバァー!! と水が勢いよく流れ出した。
「お、おおー!」
「ゲルダのやつ、こんなのを見落としてやがるとは……」
ドバドバ流れていた水の水位が下がっていく。
その時、真横にある井戸のドアが開いて……ゲルダさんが出てきた。
「なるほど、そのハンドルを回すと、水が抜ける仕組みだったわけね。礼を言っておくよ。あんたたちが気付いてくれたおかげで、先に進むことができる」
な……なんか、ずっと思ってたけど、私たちの行動が全部ゲルダさんをアシストしてない?
なんでこうなっちゃうの〜!?
ゲルダさんより先に進みたいのに、全然上手いことならない!!
「でも運がなかったね。せっかく仕掛けを見抜いたのに、あたしに先を越されちゃうんだから」
ゲルダさんは言いたいことだけ言って、鉄格子の通路を進んで行ってしまった。
……ま、まずい、早く追いかけないと!!
海図をゲルダさんに渡すわけにはいかない!!
「やっぱりゲルダさんの言う通り、私たちって運がないのかしら? カラクリの仕掛けの謎を解いたのは私たちなのに、先を越されちゃうなんて、悔しい〜!!」
「分かる!! なんか私たちの行動が全部ゲルダさんの手助けになってるの許せなーい!! これも競争のうちってか!?」
「俺はこんな勝負、最初からどうなろうと知ったこっちゃないんだがな……。どうやら勝ち目もなさそうだし、もう諦めて帰ろうぜ」
「な〜に勝手なこと言ってんのよ! 私とレイラはまだ諦めてないんだから、あなたにも来てもらうわよ!」
「やれやれ。分かったよハニー。そんなに俺が必要だって言うなら、お供させてもらうぜ」
「……もうそれでいいわ」
とうとうゼシカが折れた……。
ずっと事ある毎に口説かれ続けてきたもんね、嫌気さすよね……。
ククールも懲りないというかなんというか、ククールの粘り勝ちだ。
すごいなククール、全然見直したりはしないけど。
