51章
夢小説設定
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法皇様に会うという目的は達成不可能と判断した私達は、メディさんの家の裏にあった祠の石碑が記す通り、海図を探す方向に切り替えた。
とはいえ、だ。
そんな眉唾物の情報が、上手いこと転がっているはずもない!
「藪から棒にすみません。不思議な海図の話とか知りませんか?」
「切り出し方が頭スライムだよ」
ひどくない?
恋人に向かって頭スライムはひどくない?
私は大真面目に聞いてるってのに、ひどくない?
「海図って言やぁ、キャプテン・クロウは光の海図っていう、すんげえお宝を持ってたらしいぜ」
宿屋にいた荒くれ者にダメ元で聞いてみると、まさかの耳寄り情報がやってきた。
そんなことある?
「光の海図? それってどういう海図なの?」
「なんでも、その光の海図があれば、普通の船じゃあ辿り着けない、すんげえ島に行けるらしい」
「す、すんげえ島に……!?」
そのすんげえ島ってさ……。
石碑に書いてあった、神鳥レティスがいる島なんじゃない!?
ここに来てすんげえ手がかりゲットしちゃったな!?
「キャプテン・クロウについてなら、外にいる船乗りが詳しいぜ。気になるなら聞いてみな」
「めっちゃ親切! ありがとうございました!!」
荒くれ者のおっさんにお礼を言って、宿屋を出る。
その先の階段近くに、例の船乗りがいたので、頭スライムこと私が突撃インタビューすることにした。
「すいませーん!! ちょっといいですか!」
「そこのあんた! 聞いてくれよ!」
「おう! 聞いてやんよ!」
「船で東の大陸の川を下っている時、橋の下に怪しげな洞窟があったんだよ! こいつぁ大発見だぜ!」
「マジか! そいつぁすげえや!」
「ありゃあきっと、噂に聞く大海賊キャプテン・クロウのアジトだ。絶対間違いねぇぜ! 入口に鍵が掛かってて中には入れなかったが、すんげえお宝があるんだろうなぁ」
「そりゃあすんげえ物があるかもしんない!! ありがとう!! いいこと聞いた!!」
船乗りと意気投合して強めにハイタッチを交わす。
ジンジンする手を堪えながら、私はみんなの所に戻った。
頭スライムも役に立ったろ、どうだエイト!
「東の大陸の橋の下に怪しい洞窟があるらしくて、そこにすんげえ物があるかもしれないって!」
「東の大陸かぁ」
「エイトがツッコミ入れなきゃ、この子どうにもならないわよ」
「キャプテン・クロウのアジトってのは眉唾物ですけど、行ってみる価値はありそうでがす。兄貴、姉貴。久しぶりに戻ってみやしょうぜ!」
「そうだね。トロデーンの近くには川なんてなかったから、トラペッタに戻ろう」
短い滞在だったサヴェッラ大聖堂に別れを告げて、私達は外へ出た。
待っていた陛下と姫様は、どこか寂しそうに大聖堂の門を見つめていて、私たちが出てきたのを見ると、きゅっと表情を引き締めたのだった。
「何か手がかりは見つかったか?」
「キャプテン・クロウのアジトの情報が分かりました!! 東の大陸にあるそうです!!」
「……は?」
「レイラ、端折りすぎ! そのキャプテン・クロウが、光の海図というものを持っていたそうで。光の海図があれば、普通の船では辿り着けない島に行けるそうなんです」
「なんじゃと!? それは正しく、神鳥の島へ向かう手がかりとなる海図じゃ! こうしてはおれん! 今すぐ東の大陸へ向かうぞ!!」
「は、はい!」
エイトがルーラを唱える。
そうして私達は、トラペッタへと戻ってきたのだった。
ルーラって本当に便利だな……。
ふと空を見上げると、そろそろ太陽が傾いてくる頃だ。
アジト探しは明日からだな。
「今から探しても、夜になると洞窟は見つけにくいぞ。明日に回したほうがいいんじゃねぇか?」
「うん。とりあえず今日はトラペッタに泊まろう」
「そうじゃな、それがよかろう」
方針も決まったことだし、それでは……。
ここに来たなら、やることはひとつ!
「チーズおじさんの家に行ってみよう!!」
「絶対言うと思ったけど!!」
いいツッコミがエイトから飛んできた。
私とエイトでお笑いのテッペン狙えそうじゃない?
それはさすがに無理か。
でもチーズおじさんの家には行くもんね!!
トヘロスを唱え、バウムレンの鈴を鳴らしてキラーパンサーを呼び出す。
準備完了、しゅっぱ〜つ!!
……ルイネロさんに会うという手もあったな。
そっちは明日にでも顔を出しておけばいっか!
今は心がチーズおじさんのほうに向いちゃってるからね!
とはいえ、だ。
そんな眉唾物の情報が、上手いこと転がっているはずもない!
「藪から棒にすみません。不思議な海図の話とか知りませんか?」
「切り出し方が頭スライムだよ」
ひどくない?
恋人に向かって頭スライムはひどくない?
私は大真面目に聞いてるってのに、ひどくない?
「海図って言やぁ、キャプテン・クロウは光の海図っていう、すんげえお宝を持ってたらしいぜ」
宿屋にいた荒くれ者にダメ元で聞いてみると、まさかの耳寄り情報がやってきた。
そんなことある?
「光の海図? それってどういう海図なの?」
「なんでも、その光の海図があれば、普通の船じゃあ辿り着けない、すんげえ島に行けるらしい」
「す、すんげえ島に……!?」
そのすんげえ島ってさ……。
石碑に書いてあった、神鳥レティスがいる島なんじゃない!?
ここに来てすんげえ手がかりゲットしちゃったな!?
「キャプテン・クロウについてなら、外にいる船乗りが詳しいぜ。気になるなら聞いてみな」
「めっちゃ親切! ありがとうございました!!」
荒くれ者のおっさんにお礼を言って、宿屋を出る。
その先の階段近くに、例の船乗りがいたので、頭スライムこと私が突撃インタビューすることにした。
「すいませーん!! ちょっといいですか!」
「そこのあんた! 聞いてくれよ!」
「おう! 聞いてやんよ!」
「船で東の大陸の川を下っている時、橋の下に怪しげな洞窟があったんだよ! こいつぁ大発見だぜ!」
「マジか! そいつぁすげえや!」
「ありゃあきっと、噂に聞く大海賊キャプテン・クロウのアジトだ。絶対間違いねぇぜ! 入口に鍵が掛かってて中には入れなかったが、すんげえお宝があるんだろうなぁ」
「そりゃあすんげえ物があるかもしんない!! ありがとう!! いいこと聞いた!!」
船乗りと意気投合して強めにハイタッチを交わす。
ジンジンする手を堪えながら、私はみんなの所に戻った。
頭スライムも役に立ったろ、どうだエイト!
「東の大陸の橋の下に怪しい洞窟があるらしくて、そこにすんげえ物があるかもしれないって!」
「東の大陸かぁ」
「エイトがツッコミ入れなきゃ、この子どうにもならないわよ」
「キャプテン・クロウのアジトってのは眉唾物ですけど、行ってみる価値はありそうでがす。兄貴、姉貴。久しぶりに戻ってみやしょうぜ!」
「そうだね。トロデーンの近くには川なんてなかったから、トラペッタに戻ろう」
短い滞在だったサヴェッラ大聖堂に別れを告げて、私達は外へ出た。
待っていた陛下と姫様は、どこか寂しそうに大聖堂の門を見つめていて、私たちが出てきたのを見ると、きゅっと表情を引き締めたのだった。
「何か手がかりは見つかったか?」
「キャプテン・クロウのアジトの情報が分かりました!! 東の大陸にあるそうです!!」
「……は?」
「レイラ、端折りすぎ! そのキャプテン・クロウが、光の海図というものを持っていたそうで。光の海図があれば、普通の船では辿り着けない島に行けるそうなんです」
「なんじゃと!? それは正しく、神鳥の島へ向かう手がかりとなる海図じゃ! こうしてはおれん! 今すぐ東の大陸へ向かうぞ!!」
「は、はい!」
エイトがルーラを唱える。
そうして私達は、トラペッタへと戻ってきたのだった。
ルーラって本当に便利だな……。
ふと空を見上げると、そろそろ太陽が傾いてくる頃だ。
アジト探しは明日からだな。
「今から探しても、夜になると洞窟は見つけにくいぞ。明日に回したほうがいいんじゃねぇか?」
「うん。とりあえず今日はトラペッタに泊まろう」
「そうじゃな、それがよかろう」
方針も決まったことだし、それでは……。
ここに来たなら、やることはひとつ!
「チーズおじさんの家に行ってみよう!!」
「絶対言うと思ったけど!!」
いいツッコミがエイトから飛んできた。
私とエイトでお笑いのテッペン狙えそうじゃない?
それはさすがに無理か。
でもチーズおじさんの家には行くもんね!!
トヘロスを唱え、バウムレンの鈴を鳴らしてキラーパンサーを呼び出す。
準備完了、しゅっぱ〜つ!!
……ルイネロさんに会うという手もあったな。
そっちは明日にでも顔を出しておけばいっか!
今は心がチーズおじさんのほうに向いちゃってるからね!
