42章
夢小説設定
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魔力の風が吹き抜け、私の髪を揺らす。
構えていた剣を一度納めて、私は首の後ろに手をやった。
は、とエイトが息を飲む。
そうして私は──ネックレスを外した。
ドルマゲスの放つ闇の力に負けないほどの聖なる力が溢れ出て、祭壇の間に吹き荒れた。
「レイラ──」
「ゼシカ、ごめん。悪いけど本気で行かせて」
「もちろんさ。止めやしねぇぜ」
ニッと笑ったククールが、弓に矢をつがえる。
ゼシカがピオリムを唱えるより早く、私がピオリムを唱えた。
驚いた表情のゼシカがすぐさまフバーハに切り替える。
私がそれに続けてマジックバリアを張った。
「レイラ……呪文の詠唱が早すぎない……!?」
「霊導者ってのは、味方になると心強いもんだ。ゼシカ! 俺たちも攻撃に転じるぞ!」
「ええ!」
私以外の全員がドルマゲスへ攻撃を仕掛けていく。
私はエイトとヤンガスにバイキルトをかけて、瞬間襲ってきたドルマゲスの爪を剣で弾いた。
ドルマゲスの翼が羽ばたき、マヒャドが唱えられる。
空から無数の氷柱が降り注いで、衝撃を伴って砕け散っていく。
間髪を入れずベホマラーで回復して、自分にバイキルトを掛けた。
「ヤンガス、僕に合わせて!!」
「承知でがす!!」
はやぶさ斬りを繰り出すエイトより上に跳んだヤンガスが、脳天から兜割りを叩き込む。
二人が離れたタイミングでククールがさみだれ打ちを放ち、ゼシカがメラミを唱えた。
ドルマゲスの身体が揺らいだところへ、私がはやぶさ斬りを食らわせる。
上空へ跳んだドルマゲスの翼が、スコールのように降り注いでくる。
そして降り立った直後、奴は激しい炎を吹き出した。
もはや形振り構っていられないといった様子だ。
「ベホ──」
「ベホマラー!!」
私より早く、ククールがベホマラーを唱える。
驚いて隣を二つ隣を見やると、ククールはニヤリと笑っていた。
「たまには本職らしくやってやるさ」
「……頼りにしてる」
「おう。お前は目一杯、暴れてこい!」
ククールに笑い返して、ドルマゲスを睨む。
ゾンビキラーを握り締める手に力が籠った。
「ヤンガス、エイト! いくよ!」
「合わせるよ!」
「姉貴のためなら!」
ヤンガスが兜割りでドルマゲスの守備力を下げる。
反撃を許さず、エイトがはやぶさ斬りを。
そして私がミラクルソードでドルマゲスに剣を振り下ろした。
「燃えて灰となれ!!」
ドルマゲスがベギラゴンを唱えた。
業火が私たちを包んで、熱が身を焦がしそうになる。
その熱を切り裂くように、ドルマゲスの爪が迫っていた。
「やはり霊導者は危険だ──」
反応が遅れた。
回避は間に合わない。
弾き返さなければと盾を持ち上げる。
「まずは聖句を唱える声を奪おう!!」
防御より早く爪が私の眼前に迫った。
(──あ。これ、終わりだ)
死の気配を悟って、目を閉じる。
「「レイラ!!」」
「姉貴ィ──ッ!!」
みんなの悲鳴が耳をつんざいた、その直後。
何かが、ドルマゲスの爪を弾いた。
金属がぶつかる鈍い音。
恐る恐る目を開けると──私の目の前には、山吹色が広がっていた。
「……エイト」
私を守るように立ちはだかる背中から、激しい怒りを感じる。
「……許さない。僕の大切な人を傷つける奴は、誰であろうと許さない!!」
「愚かな! ならば二人まとめて死ぬがいい!!」
目にも止まらぬ速さで、ドルマゲスの爪がエイトに伸びる。
危ない、と私が叫んだ瞬間。
「うぉりゃぁぁああ!!」
ヤンガスの大魔神斬りがドルマゲスに決まった。
ドルマゲスの身体が綺麗に吹っ飛んでいく。
それを追いかけて、矢が四本放たれた。
「よく言った、エイト! 格好良かったぜ?」
ニッと笑ったククールが新しく矢をつがえる。
エイトはククールに笑い返して、剣を軽く振るとしっかりと構え直した。
「ありがとう、ヤンガス!」
「礼には及ばねぇでがすよ!」
「メラミ!! 向こうもそろそろ限界よ! ここで畳み掛けましょう!!」
「うん!」
再びゼシカがメラミを唱えて、ククールがさみだれ打ちを放つ。
ヤンガスが蒼天魔斬を繰り出し、エイトがはやぶさ斬りを叩き込んで──。
「これで終わりにしてやる──」
私の全身から霊導力が吹き荒れる。
逆立つ風を全身に纏って、私は剣を高く掲げ、高らかに言葉を紡いだ。
「聖なる力よ、我が剣に宿れ! この一振りで魔を祓い、悪を絶て!!」
ゾンビキラーの刀身が霊導の力を纏って白銀に輝く。
その剣をしっかりと握って、私はドルマゲスと対峙した。
「私を倒せると思うなァ──ッ!!」
「絶対にお前を倒してみせる!!」
私とドルマゲスの足が同時に地面を蹴った。
白銀に光り輝く剣と、ドルマゲスの鋭い爪が交錯する。
力の衝突が起きたその瞬間、祭壇の間に爆風が吹き荒れた──。
構えていた剣を一度納めて、私は首の後ろに手をやった。
は、とエイトが息を飲む。
そうして私は──ネックレスを外した。
ドルマゲスの放つ闇の力に負けないほどの聖なる力が溢れ出て、祭壇の間に吹き荒れた。
「レイラ──」
「ゼシカ、ごめん。悪いけど本気で行かせて」
「もちろんさ。止めやしねぇぜ」
ニッと笑ったククールが、弓に矢をつがえる。
ゼシカがピオリムを唱えるより早く、私がピオリムを唱えた。
驚いた表情のゼシカがすぐさまフバーハに切り替える。
私がそれに続けてマジックバリアを張った。
「レイラ……呪文の詠唱が早すぎない……!?」
「霊導者ってのは、味方になると心強いもんだ。ゼシカ! 俺たちも攻撃に転じるぞ!」
「ええ!」
私以外の全員がドルマゲスへ攻撃を仕掛けていく。
私はエイトとヤンガスにバイキルトをかけて、瞬間襲ってきたドルマゲスの爪を剣で弾いた。
ドルマゲスの翼が羽ばたき、マヒャドが唱えられる。
空から無数の氷柱が降り注いで、衝撃を伴って砕け散っていく。
間髪を入れずベホマラーで回復して、自分にバイキルトを掛けた。
「ヤンガス、僕に合わせて!!」
「承知でがす!!」
はやぶさ斬りを繰り出すエイトより上に跳んだヤンガスが、脳天から兜割りを叩き込む。
二人が離れたタイミングでククールがさみだれ打ちを放ち、ゼシカがメラミを唱えた。
ドルマゲスの身体が揺らいだところへ、私がはやぶさ斬りを食らわせる。
上空へ跳んだドルマゲスの翼が、スコールのように降り注いでくる。
そして降り立った直後、奴は激しい炎を吹き出した。
もはや形振り構っていられないといった様子だ。
「ベホ──」
「ベホマラー!!」
私より早く、ククールがベホマラーを唱える。
驚いて隣を二つ隣を見やると、ククールはニヤリと笑っていた。
「たまには本職らしくやってやるさ」
「……頼りにしてる」
「おう。お前は目一杯、暴れてこい!」
ククールに笑い返して、ドルマゲスを睨む。
ゾンビキラーを握り締める手に力が籠った。
「ヤンガス、エイト! いくよ!」
「合わせるよ!」
「姉貴のためなら!」
ヤンガスが兜割りでドルマゲスの守備力を下げる。
反撃を許さず、エイトがはやぶさ斬りを。
そして私がミラクルソードでドルマゲスに剣を振り下ろした。
「燃えて灰となれ!!」
ドルマゲスがベギラゴンを唱えた。
業火が私たちを包んで、熱が身を焦がしそうになる。
その熱を切り裂くように、ドルマゲスの爪が迫っていた。
「やはり霊導者は危険だ──」
反応が遅れた。
回避は間に合わない。
弾き返さなければと盾を持ち上げる。
「まずは聖句を唱える声を奪おう!!」
防御より早く爪が私の眼前に迫った。
(──あ。これ、終わりだ)
死の気配を悟って、目を閉じる。
「「レイラ!!」」
「姉貴ィ──ッ!!」
みんなの悲鳴が耳をつんざいた、その直後。
何かが、ドルマゲスの爪を弾いた。
金属がぶつかる鈍い音。
恐る恐る目を開けると──私の目の前には、山吹色が広がっていた。
「……エイト」
私を守るように立ちはだかる背中から、激しい怒りを感じる。
「……許さない。僕の大切な人を傷つける奴は、誰であろうと許さない!!」
「愚かな! ならば二人まとめて死ぬがいい!!」
目にも止まらぬ速さで、ドルマゲスの爪がエイトに伸びる。
危ない、と私が叫んだ瞬間。
「うぉりゃぁぁああ!!」
ヤンガスの大魔神斬りがドルマゲスに決まった。
ドルマゲスの身体が綺麗に吹っ飛んでいく。
それを追いかけて、矢が四本放たれた。
「よく言った、エイト! 格好良かったぜ?」
ニッと笑ったククールが新しく矢をつがえる。
エイトはククールに笑い返して、剣を軽く振るとしっかりと構え直した。
「ありがとう、ヤンガス!」
「礼には及ばねぇでがすよ!」
「メラミ!! 向こうもそろそろ限界よ! ここで畳み掛けましょう!!」
「うん!」
再びゼシカがメラミを唱えて、ククールがさみだれ打ちを放つ。
ヤンガスが蒼天魔斬を繰り出し、エイトがはやぶさ斬りを叩き込んで──。
「これで終わりにしてやる──」
私の全身から霊導力が吹き荒れる。
逆立つ風を全身に纏って、私は剣を高く掲げ、高らかに言葉を紡いだ。
「聖なる力よ、我が剣に宿れ! この一振りで魔を祓い、悪を絶て!!」
ゾンビキラーの刀身が霊導の力を纏って白銀に輝く。
その剣をしっかりと握って、私はドルマゲスと対峙した。
「私を倒せると思うなァ──ッ!!」
「絶対にお前を倒してみせる!!」
私とドルマゲスの足が同時に地面を蹴った。
白銀に光り輝く剣と、ドルマゲスの鋭い爪が交錯する。
力の衝突が起きたその瞬間、祭壇の間に爆風が吹き荒れた──。
