41章
夢小説設定
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左側の部屋も、作りは右側の部屋と同じだった。
小さな橋を二度渡って、その先のドアを開けたら階段がある。
その階段を登ると、一階から見える上の通路にたどり着く。
上の通路は向かい側と繋がっていたのだろうけど、経年劣化で道が崩落していて、こちら側からなら通路の中央部分に迎えるみたいだった。
その中央部分には……謎のスイッチがある。
エイトがスイッチを右に押しやると、なんとあの高い段差のところに階段が現れた。
「こういう仕掛けだったわけか」
「もしかしてここって仕掛けだらけだったりする?」
「覚悟はしておいたほうがいいかもしれないわね」
通路から一階へ降りて、大きな悪魔の石像がある場所へと階段を上る。
そうしてドアを開けた先には今度、降りる階段が。
「上じゃなくて地下に作られてるわけか……」
「しかも今度はメラゴーストがいるし……」
「あれも喋るわよ」
「だよねぇ……」
なんで滝の洞窟のときは怖くなかったんだろ。
喋らなかったからかな。
いやまぁ、メラゴーストくらいならまだ立ち向かえるけど……。
「オオーン、オオーン!」
「泣きたいのはこっちだわ」
「これ泣いてんのか?」
「さぁ」
特に中身のない会話だった。
決戦前にはわざと軽口を叩くこともあるけど、その類ではなかったと思う。
「さっきここで、とても懐かしい、ラプソーン様のお力を感じたのだ。肉体を持たぬ私には、ラプソーン様を見ることができない。ここを通ったのはラプソーン様だったのだろうか?」
さっきの彷徨える魂も言っていたな、ラプソーンって。
いったいそれが何なのか分からないけど、いい存在でないのは確かだ。
でもここに来たのはラプソーンではなくてドルマゲスのはずだけど……。
「色々と気になるが、先を急ごうぜ。ドルマゲスがお待ちだ」
「うん」
メラゴーストの近くにあるドアを開ける。
その瞬間、私たちは絶句した。
なんじゃこのフロア。
迷路じゃん、こんなのもう迷路じゃん!
「地図見ても分かんないってこれ」
「同感でげす」
「でも行くしかないわ」
「至る所に通路を塞ぐ壁とスイッチがあるな。あのスイッチで壁を上げたり下げたりするんだろうが……」
絶対に面倒なのは目に見えている。
通路も狭いし、魔物が迫ってきたら応戦するのも大変だな。
それでもやるしかないのだ。
だってこの先にドルマゲスがいるんだから……。
「地図を辿るなら……まずは目の前に見えている壁を下げる必要があるな」
「スイッチならこの階段を上ったところにあるみたいよ」
「賢さツートップの頭脳班、頼りになる……」
ククールとゼシカに任せていいだろうか。
戦闘だけは任せてくれ。
近衛兵なので腕には覚えがあるぞ。
頭脳のほうはちょっと……お察しなので。
このフロアは階段を上って通る上の通路と、下の通路に分かれている。
下の通路は壁で行く手を遮られるが、その壁は上の通路の通り道になったりもするので、考えながら壁を上げ下げしないといけない。
そんなわけで私たちは、スイッチと壁に翻弄された。
「おかげで宝箱は全部開いたけどさ……」
ようやくこの地獄のようなフロアを通り抜けた先で、私たちはぐったりとした顔で休憩を入れた。
やれやれと言いながら、空間を見渡す。
広い空間は、下へと続いている。
降りる階段は二つ。
私たちの正面にある階段か、左端にある階段か。
そして全面には、巨大な壁画。
「とりあえず右から降りてみよっか」
「そうだな」
右側の階段を降りていくと、階段をいくつか降りた先に宝箱があった。
宝箱を開けた瞬間──。
「ガァァァ!!」
「ミミックだこれー!!」
「やっぱ率先して引っかかっていくのはレイラなんだな」
「私の株、また下がってない!?」
五人でミミックをボゴボコにして大人しくさせる。
右側のルートはここでおしまい。
仕方なく来た道を戻るように階段を全部上って、左端まで向かった。
なおこのフロアからはトロルがわんさか出るようになっており、ゼシカは痛恨の一撃を食らわないように必死である。
左側の階段を降りていくと、またもや喋るタイプのメラゴーストがいた。
用は無いのでさっさと通り過ぎようとすると。
「生ある者よ。見よ、あの壁画を!」
見事にバレた上、壁画を見ろとまで言われてしまった。
壁画には一際邪悪に描かれた悪魔と、恐ろしい数の魔物が描かれている。
まるでこちらを今にも蹂躙するかのような……。
「世に暗黒をもたらすために戦われた、ラプソーン様の勇姿を描いたものである」
「世に、暗黒をもたらすため……?」
「かつてラプソーン様は、暗黒の世界を作るため、我らに従わない者どもの屍で大地を埋め尽くそうとなされたのだ」
「は……はぁ!?」
そんな歴史、聞いたこともないぞ!?
ここにいるゴーストの言うラプソーンという存在も初めて聞いたくらいだ。
そんな世界の危機、語り継がれていてもおかしくないはずなのに……。
最後の階段を降りた先、左手側で宝箱から聖者の灰を見つけた。
通路は右手側へと続いている。
そこはまた広い空間で、壁には違う壁画が描かれている。
魔物のおびただしい群れと対峙するように、一羽の巨大な鳥が羽ばたく壁画。
けど、その先への道が……ない。
「……行き止まり?」
「でも、ここの他に出口はなかったし……」
「なにか仕掛けがあるのかもしれないわ」
とりあえず……気になるよね。
喋るメラゴーストがここにもいることに……。
こいつらどんだけいるんだよ本当に。
道案内をしてくれるわけでもないしさ!
小さな橋を二度渡って、その先のドアを開けたら階段がある。
その階段を登ると、一階から見える上の通路にたどり着く。
上の通路は向かい側と繋がっていたのだろうけど、経年劣化で道が崩落していて、こちら側からなら通路の中央部分に迎えるみたいだった。
その中央部分には……謎のスイッチがある。
エイトがスイッチを右に押しやると、なんとあの高い段差のところに階段が現れた。
「こういう仕掛けだったわけか」
「もしかしてここって仕掛けだらけだったりする?」
「覚悟はしておいたほうがいいかもしれないわね」
通路から一階へ降りて、大きな悪魔の石像がある場所へと階段を上る。
そうしてドアを開けた先には今度、降りる階段が。
「上じゃなくて地下に作られてるわけか……」
「しかも今度はメラゴーストがいるし……」
「あれも喋るわよ」
「だよねぇ……」
なんで滝の洞窟のときは怖くなかったんだろ。
喋らなかったからかな。
いやまぁ、メラゴーストくらいならまだ立ち向かえるけど……。
「オオーン、オオーン!」
「泣きたいのはこっちだわ」
「これ泣いてんのか?」
「さぁ」
特に中身のない会話だった。
決戦前にはわざと軽口を叩くこともあるけど、その類ではなかったと思う。
「さっきここで、とても懐かしい、ラプソーン様のお力を感じたのだ。肉体を持たぬ私には、ラプソーン様を見ることができない。ここを通ったのはラプソーン様だったのだろうか?」
さっきの彷徨える魂も言っていたな、ラプソーンって。
いったいそれが何なのか分からないけど、いい存在でないのは確かだ。
でもここに来たのはラプソーンではなくてドルマゲスのはずだけど……。
「色々と気になるが、先を急ごうぜ。ドルマゲスがお待ちだ」
「うん」
メラゴーストの近くにあるドアを開ける。
その瞬間、私たちは絶句した。
なんじゃこのフロア。
迷路じゃん、こんなのもう迷路じゃん!
「地図見ても分かんないってこれ」
「同感でげす」
「でも行くしかないわ」
「至る所に通路を塞ぐ壁とスイッチがあるな。あのスイッチで壁を上げたり下げたりするんだろうが……」
絶対に面倒なのは目に見えている。
通路も狭いし、魔物が迫ってきたら応戦するのも大変だな。
それでもやるしかないのだ。
だってこの先にドルマゲスがいるんだから……。
「地図を辿るなら……まずは目の前に見えている壁を下げる必要があるな」
「スイッチならこの階段を上ったところにあるみたいよ」
「賢さツートップの頭脳班、頼りになる……」
ククールとゼシカに任せていいだろうか。
戦闘だけは任せてくれ。
近衛兵なので腕には覚えがあるぞ。
頭脳のほうはちょっと……お察しなので。
このフロアは階段を上って通る上の通路と、下の通路に分かれている。
下の通路は壁で行く手を遮られるが、その壁は上の通路の通り道になったりもするので、考えながら壁を上げ下げしないといけない。
そんなわけで私たちは、スイッチと壁に翻弄された。
「おかげで宝箱は全部開いたけどさ……」
ようやくこの地獄のようなフロアを通り抜けた先で、私たちはぐったりとした顔で休憩を入れた。
やれやれと言いながら、空間を見渡す。
広い空間は、下へと続いている。
降りる階段は二つ。
私たちの正面にある階段か、左端にある階段か。
そして全面には、巨大な壁画。
「とりあえず右から降りてみよっか」
「そうだな」
右側の階段を降りていくと、階段をいくつか降りた先に宝箱があった。
宝箱を開けた瞬間──。
「ガァァァ!!」
「ミミックだこれー!!」
「やっぱ率先して引っかかっていくのはレイラなんだな」
「私の株、また下がってない!?」
五人でミミックをボゴボコにして大人しくさせる。
右側のルートはここでおしまい。
仕方なく来た道を戻るように階段を全部上って、左端まで向かった。
なおこのフロアからはトロルがわんさか出るようになっており、ゼシカは痛恨の一撃を食らわないように必死である。
左側の階段を降りていくと、またもや喋るタイプのメラゴーストがいた。
用は無いのでさっさと通り過ぎようとすると。
「生ある者よ。見よ、あの壁画を!」
見事にバレた上、壁画を見ろとまで言われてしまった。
壁画には一際邪悪に描かれた悪魔と、恐ろしい数の魔物が描かれている。
まるでこちらを今にも蹂躙するかのような……。
「世に暗黒をもたらすために戦われた、ラプソーン様の勇姿を描いたものである」
「世に、暗黒をもたらすため……?」
「かつてラプソーン様は、暗黒の世界を作るため、我らに従わない者どもの屍で大地を埋め尽くそうとなされたのだ」
「は……はぁ!?」
そんな歴史、聞いたこともないぞ!?
ここにいるゴーストの言うラプソーンという存在も初めて聞いたくらいだ。
そんな世界の危機、語り継がれていてもおかしくないはずなのに……。
最後の階段を降りた先、左手側で宝箱から聖者の灰を見つけた。
通路は右手側へと続いている。
そこはまた広い空間で、壁には違う壁画が描かれている。
魔物のおびただしい群れと対峙するように、一羽の巨大な鳥が羽ばたく壁画。
けど、その先への道が……ない。
「……行き止まり?」
「でも、ここの他に出口はなかったし……」
「なにか仕掛けがあるのかもしれないわ」
とりあえず……気になるよね。
喋るメラゴーストがここにもいることに……。
こいつらどんだけいるんだよ本当に。
道案内をしてくれるわけでもないしさ!
