閑話2
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そんなこんなで、私たちはモンスターチームを持つことになった。
オーナーは代表して旅のリーダーであるエイトが務める。
「……となれば、早速手続きを済ませなければならない。まずチームには名前が必要だ。チームの名前を決めてもらおう。いい名前が思い浮かばないなら、わしが代わりにつけてもいいが、どうする? 自分で名前をつけるか?」
「そうですね。じゃあせっかくなので、自分で。……なんて名前にしよう?」
エイトが困ったように笑って、私たちを見遣る。
何を隠そう、エイトはネーミングセンスが壊滅的なのだ。
私が言えたことでもないけどね!
「アッシは兄貴の考えた名前なら何でもかっこいいと思うでげすよ」
「エイトとレイラが持つチームなんでしょ? 二人で決めたら?」
「人に読まれて恥ずかしくない名前にしておけよ。人生の先輩からのアドバイスだ」
「そうだねバカリスマ」
「そうだな。ほぼお前のせいだよ」
なんてひどいことを。
ククールがバカリスマなのは、ククールがカリスマを名乗るくせに、それに見合わないアホさが原因のくせに!
私は悪くないもん!!
「うーん……。チーム名……。がんばれトロデーンしか浮かばないな……」
「じゃあいっそチームトロデーンでいこうよ」
「正気か?」
「いいね、それでいこう!」
「正気か!?」
正気だよ、悲しいことに。
これが私とエイトのネーミングセンスだよ。
笑いたきゃ笑えよ、センスの欠片もない私たちをよォ!!
「チームトロデーンでよいのだな?」
「はい!」
「ぶっちゃけそれ以上のネーミングが浮かばないので!」
「こいつら……こいつら……ッ」
「……気持ちは分かるわよ」
背後でククールとゼシカによる謎の会話が繰り広げられている。
そんなに変な名前だとは思わなかったけどなぁ。
良くない? チームトロデーン。
なかなかいい名前だと私は思うぞ。
「う〜む……。あまり強そうな名前ではないが、まあいいだろう!」
「なんだァ? うちの国名にケチつけようってのかァ……?」
「お前の地雷がどこにあるか分かんねーよ本当に」
もう誰かククールの口塞いどいて!
話が全然進まない!
半分は私のせい? そんな馬鹿な。
「よしっ!! ボーイのチームの名前は、チームトロデーンに決まりだ!」
「やったー!」
「いいチームにしたいね」
もちろん、そこはトロデーンの名を付けるからにはね!
狙うは優勝、トップオブザワールドだ!!
「では、次はチームのメンバーだ。こっちは話が早いぞ。ボーイのチームの最初のメンバーは、ボーイ自身が集めたジョーとスラリンとプチノンの三匹だ。もちろん、このメンバーでは、モンスター・バトルロードを勝ち上がることなど、まず不可能だろう」
「はぁ」
「だからこそボーイは、チームを強化しなくてはならない。だがこれだけは覚えておいてほしい。魔物の強さは、それを指揮するチームオーナーの強さに、ある程度は左右されるものだ。だが、だからと言って、オーナーが強くなるのを待っているだけでは、なかなかチームは強くならないだろう」
「はぁ」
「しかも魔物は人間と違い、戦いの経験を重ねて強くなるということがないのだ。つまり……チームを強化するには、より強い魔物へとメンバーを入れ替えていくしかないということだ」
意外とシビアな世界だ……。
つまりスラリンやジョー、プチノンは、早い段階でリストラ対象になるということである。
世知辛い世の中なのは、人間も魔物も同じってわけか。
「つまり当面の目標は、今いる三匹よりも能力の高いモンスターを見つけることってわけだ」
「分かりやすくていいわね」
「さすがボーイの仲間たち、理解が早いな。だいたいは君たちが言った通りだ! 世界から強い魔物を探すのだ! そして彼らを自分のチームに加えて、どんどんチームを強化していくのだ!」
「はい!」
「そして駆け上がれぃっ! 最強のチームで、このバトルロードを一気に駆け上がるのだぁっ!!」
「はいッ!!」
モリーさんが頂上を指差し、背後が爆発する。
どういう仕組みかは分からないままでいいやと思う私であった。
大事なのは、このバトルロードを頂上まで駆け上がること!
そして世界にチームトロデーンの名を轟かせることだッ!!
「……駆け上がれ……」
「モリーちゃん。最後に同じことボソッと言うのかっこ悪いって、いつも言ってるでしょ」
「う……うむ。すまない。どうも尻切れトンボな感じがしたのでな……」
付け足さなきゃ格好よく終わってた気がするのにな……。
モリーさんがモリーさんらしくあるためには、マリーさんの冷静なツッコミが必要なのかもしれない。
なおさら二人の関係性は分からなくなった。
「ともかく、これを受け取るといい」
そう言ってモリーさんが差し出したのは、この闘技場の鍵。
不思議な形の鍵だ。
エイトは鍵を受け取って、それを共有の袋に入れた。
「それがあれば、いつでもこの建物に入ることができる。自由にバトルロードに参加できるだろう。わしはここでボーイたちの健闘を祈っている。この期待に応えてくれよ、ボーイたち」
「はいッ!!」
「レイラが一番やる気みたいね」
「こういうの好きそうだもんな」
かくして私たちは、モンスター・バトルロードを極めることとなった。
極めた果てに得るのは、富か、名誉か。
旅の目的を忘れてはいけないが、こういう寄り道もまた、世界を巡る旅の醍醐味だ。
……そういえばトラペッタの近くで、バトルアックスを抱えたドラゴンがいたな。
あいつ強そうだったな。
待っていろ、まだ見ぬスカウトモンスターたち!
我らチームトロデーンこそが、バトルロード界に輝く期待のニュースター!
私たちの戦いは、これからだ!!
オーナーは代表して旅のリーダーであるエイトが務める。
「……となれば、早速手続きを済ませなければならない。まずチームには名前が必要だ。チームの名前を決めてもらおう。いい名前が思い浮かばないなら、わしが代わりにつけてもいいが、どうする? 自分で名前をつけるか?」
「そうですね。じゃあせっかくなので、自分で。……なんて名前にしよう?」
エイトが困ったように笑って、私たちを見遣る。
何を隠そう、エイトはネーミングセンスが壊滅的なのだ。
私が言えたことでもないけどね!
「アッシは兄貴の考えた名前なら何でもかっこいいと思うでげすよ」
「エイトとレイラが持つチームなんでしょ? 二人で決めたら?」
「人に読まれて恥ずかしくない名前にしておけよ。人生の先輩からのアドバイスだ」
「そうだねバカリスマ」
「そうだな。ほぼお前のせいだよ」
なんてひどいことを。
ククールがバカリスマなのは、ククールがカリスマを名乗るくせに、それに見合わないアホさが原因のくせに!
私は悪くないもん!!
「うーん……。チーム名……。がんばれトロデーンしか浮かばないな……」
「じゃあいっそチームトロデーンでいこうよ」
「正気か?」
「いいね、それでいこう!」
「正気か!?」
正気だよ、悲しいことに。
これが私とエイトのネーミングセンスだよ。
笑いたきゃ笑えよ、センスの欠片もない私たちをよォ!!
「チームトロデーンでよいのだな?」
「はい!」
「ぶっちゃけそれ以上のネーミングが浮かばないので!」
「こいつら……こいつら……ッ」
「……気持ちは分かるわよ」
背後でククールとゼシカによる謎の会話が繰り広げられている。
そんなに変な名前だとは思わなかったけどなぁ。
良くない? チームトロデーン。
なかなかいい名前だと私は思うぞ。
「う〜む……。あまり強そうな名前ではないが、まあいいだろう!」
「なんだァ? うちの国名にケチつけようってのかァ……?」
「お前の地雷がどこにあるか分かんねーよ本当に」
もう誰かククールの口塞いどいて!
話が全然進まない!
半分は私のせい? そんな馬鹿な。
「よしっ!! ボーイのチームの名前は、チームトロデーンに決まりだ!」
「やったー!」
「いいチームにしたいね」
もちろん、そこはトロデーンの名を付けるからにはね!
狙うは優勝、トップオブザワールドだ!!
「では、次はチームのメンバーだ。こっちは話が早いぞ。ボーイのチームの最初のメンバーは、ボーイ自身が集めたジョーとスラリンとプチノンの三匹だ。もちろん、このメンバーでは、モンスター・バトルロードを勝ち上がることなど、まず不可能だろう」
「はぁ」
「だからこそボーイは、チームを強化しなくてはならない。だがこれだけは覚えておいてほしい。魔物の強さは、それを指揮するチームオーナーの強さに、ある程度は左右されるものだ。だが、だからと言って、オーナーが強くなるのを待っているだけでは、なかなかチームは強くならないだろう」
「はぁ」
「しかも魔物は人間と違い、戦いの経験を重ねて強くなるということがないのだ。つまり……チームを強化するには、より強い魔物へとメンバーを入れ替えていくしかないということだ」
意外とシビアな世界だ……。
つまりスラリンやジョー、プチノンは、早い段階でリストラ対象になるということである。
世知辛い世の中なのは、人間も魔物も同じってわけか。
「つまり当面の目標は、今いる三匹よりも能力の高いモンスターを見つけることってわけだ」
「分かりやすくていいわね」
「さすがボーイの仲間たち、理解が早いな。だいたいは君たちが言った通りだ! 世界から強い魔物を探すのだ! そして彼らを自分のチームに加えて、どんどんチームを強化していくのだ!」
「はい!」
「そして駆け上がれぃっ! 最強のチームで、このバトルロードを一気に駆け上がるのだぁっ!!」
「はいッ!!」
モリーさんが頂上を指差し、背後が爆発する。
どういう仕組みかは分からないままでいいやと思う私であった。
大事なのは、このバトルロードを頂上まで駆け上がること!
そして世界にチームトロデーンの名を轟かせることだッ!!
「……駆け上がれ……」
「モリーちゃん。最後に同じことボソッと言うのかっこ悪いって、いつも言ってるでしょ」
「う……うむ。すまない。どうも尻切れトンボな感じがしたのでな……」
付け足さなきゃ格好よく終わってた気がするのにな……。
モリーさんがモリーさんらしくあるためには、マリーさんの冷静なツッコミが必要なのかもしれない。
なおさら二人の関係性は分からなくなった。
「ともかく、これを受け取るといい」
そう言ってモリーさんが差し出したのは、この闘技場の鍵。
不思議な形の鍵だ。
エイトは鍵を受け取って、それを共有の袋に入れた。
「それがあれば、いつでもこの建物に入ることができる。自由にバトルロードに参加できるだろう。わしはここでボーイたちの健闘を祈っている。この期待に応えてくれよ、ボーイたち」
「はいッ!!」
「レイラが一番やる気みたいね」
「こういうの好きそうだもんな」
かくして私たちは、モンスター・バトルロードを極めることとなった。
極めた果てに得るのは、富か、名誉か。
旅の目的を忘れてはいけないが、こういう寄り道もまた、世界を巡る旅の醍醐味だ。
……そういえばトラペッタの近くで、バトルアックスを抱えたドラゴンがいたな。
あいつ強そうだったな。
待っていろ、まだ見ぬスカウトモンスターたち!
我らチームトロデーンこそが、バトルロード界に輝く期待のニュースター!
私たちの戦いは、これからだ!!
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