恋模様の花冠
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道端でばったり会うとか、実はわたしの友達の友達でしたとか、そんな都合の良いことないかなあって考えるのは、多分好きな人がいるなら当たり前のこと。それで少しでも幸せな気持ちになれるならいいんじゃないかなあ。
「も、もう一回!もっとゆっくりはっきりと!」
「だーから、しゅうまつからりっかいのレギュラーとごうどうがっしゅくやて」
謙也から教えてもらったことをそのまま繰り返してみると。今年のゴールデンウイークは土日合わせて5日間あるから、この機会に合宿でもして力を付けようとのことらしい。おまけに、去年試合をした立海と合同合宿をすることでまた成長出来るんじゃないか、って。すべてはオサムちゃんの案らしいけど、いいの?こんな夢みたいなことが現実に起きちゃっていいの?
「おーい、生きてんか?」
謙也が横からわたしの目の前で手をひらひらさせてくるけど、ごめん見えてない。わたしは我に返るのと同時に何かが切れたみたいに涙がぶわっと溢れ出てきて、謙也はうお、と鈍い声を出して驚いていた。
「どないしよ、泣いてもうたわ」
「嬉しいてしゃあないんや。泣かせといたり」
ということで散々泣きわめいたわたしを、レギュラーたちは笑いながらも見守ってくれていた。みんな大好きだ!泣き止んだのと同時に、この幸せな話を持って来てくれたオサムちゃんの方へくるっと体を向けた。
「ありがとう!神さまオサムさまー!」
「おうおう。お詫びはあつーいキッスでいいんやで」
「やめとけ変態」
この日からのわたしのやる気の違いは一目瞭然。いや、今までだってすごく頑張って来たんだよ。ただそれ以上に頑張れてるのはきっと合宿で会える丸井くんのおかげ。絶対合宿中に仲良くなるんだから!一日一日が過ぎるのが遅く感じて、やっと前日にまで迫ってきていた。よっし。今日はすごく頑張っちゃうよ、わたし。ジャージを腕まくりをしてせっせと働いて早1時間。ここでも謙也くんが現れました。どうするわたし。たたかう?にげる?
「…ちゅうことで、お前はそろそろ行って来い」
「はい?どこに…」
「下見や下見。明日から行く合宿所のしーたーみ」
下見って、まったくもってそんなこと聞いてなかったんですけど。そんなこと言ってもわたしの話は聞いてもらえずに、終いには金ちゃんまで早よ行って来ーい!ってわたしのお尻をぱしっと叩いた。いや、それ、さりげなくセクハラだからやめなさい。言葉には出さずに注意するほど思考が回りません。もういいや。諦めたわたしは簡単な地図を書いてもらって更衣室で制服に着替え始めた。合宿所までは約1時間。わたしが電車の中でうとうとしながら時間を潰しているうちに、電車は目的の場所までたどり着いていた。
「えー、なになに。こっから歩いて約10分っと」
改札を出て地図から顔を話して顔をあげると、ここで見掛けるはずのない制服を見つけてしまって、思わず声をあげてしまった。そこにいたのは紛れもなく立海のテニス部レギュラーだったから。彼らは自分たちを見て声をあげるわたしに気付くと、あの日のわたしを思い出したかのように手を振ってくれた。彼、丸井くんはあの日と変わらずガムを食わえていた。
「も、もう一回!もっとゆっくりはっきりと!」
「だーから、しゅうまつからりっかいのレギュラーとごうどうがっしゅくやて」
謙也から教えてもらったことをそのまま繰り返してみると。今年のゴールデンウイークは土日合わせて5日間あるから、この機会に合宿でもして力を付けようとのことらしい。おまけに、去年試合をした立海と合同合宿をすることでまた成長出来るんじゃないか、って。すべてはオサムちゃんの案らしいけど、いいの?こんな夢みたいなことが現実に起きちゃっていいの?
「おーい、生きてんか?」
謙也が横からわたしの目の前で手をひらひらさせてくるけど、ごめん見えてない。わたしは我に返るのと同時に何かが切れたみたいに涙がぶわっと溢れ出てきて、謙也はうお、と鈍い声を出して驚いていた。
「どないしよ、泣いてもうたわ」
「嬉しいてしゃあないんや。泣かせといたり」
ということで散々泣きわめいたわたしを、レギュラーたちは笑いながらも見守ってくれていた。みんな大好きだ!泣き止んだのと同時に、この幸せな話を持って来てくれたオサムちゃんの方へくるっと体を向けた。
「ありがとう!神さまオサムさまー!」
「おうおう。お詫びはあつーいキッスでいいんやで」
「やめとけ変態」
この日からのわたしのやる気の違いは一目瞭然。いや、今までだってすごく頑張って来たんだよ。ただそれ以上に頑張れてるのはきっと合宿で会える丸井くんのおかげ。絶対合宿中に仲良くなるんだから!一日一日が過ぎるのが遅く感じて、やっと前日にまで迫ってきていた。よっし。今日はすごく頑張っちゃうよ、わたし。ジャージを腕まくりをしてせっせと働いて早1時間。ここでも謙也くんが現れました。どうするわたし。たたかう?にげる?
「…ちゅうことで、お前はそろそろ行って来い」
「はい?どこに…」
「下見や下見。明日から行く合宿所のしーたーみ」
下見って、まったくもってそんなこと聞いてなかったんですけど。そんなこと言ってもわたしの話は聞いてもらえずに、終いには金ちゃんまで早よ行って来ーい!ってわたしのお尻をぱしっと叩いた。いや、それ、さりげなくセクハラだからやめなさい。言葉には出さずに注意するほど思考が回りません。もういいや。諦めたわたしは簡単な地図を書いてもらって更衣室で制服に着替え始めた。合宿所までは約1時間。わたしが電車の中でうとうとしながら時間を潰しているうちに、電車は目的の場所までたどり着いていた。
「えー、なになに。こっから歩いて約10分っと」
改札を出て地図から顔を話して顔をあげると、ここで見掛けるはずのない制服を見つけてしまって、思わず声をあげてしまった。そこにいたのは紛れもなく立海のテニス部レギュラーだったから。彼らは自分たちを見て声をあげるわたしに気付くと、あの日のわたしを思い出したかのように手を振ってくれた。彼、丸井くんはあの日と変わらずガムを食わえていた。
