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「……もう、別れようよ…」
そう言ったのは最愛の恋人…。
女の子大好きな俺のただ1人の特別な人だ
ロビンちゃんと一緒で元はバロックワークスの幹部だった。
ルフィが、クロコダイルを吹っ飛ばし
ロビンちゃん、と後に恋人になるニーナちゃんが行き場を失い俺達の船に乗った。
だから船にはナミさん、ロビンちゃん、ニーナちゃんと3人のレディが居る。
もちろんナミさんもロビンちゃんも素敵なレディだ
だがニーナちゃんははじめから…
俺には特別だった
何が…と言われれば明確にはわからない
ただ…一目、見た時…息をするのも忘れ見惚れた
ロビンちゃんとは面識あったがニーナちゃんは
ロビンちゃんに連れられ俺達の船に来た時が
初めてだった。
それからはレディ達の為腕によりをかけて
料理やおやつを毎日作った。
「何か手伝おうか?」
そう言って彼女だけは俺を気にかけてくた
料理を作るのは好きだし船のキッチンを預かる俺としては別に気にはしてなかったし、下手に俺のテリトリーに入られるのは良い気はしない。
でも…彼女が笑顔で隣に居る事は嬉しくてしょうがなかった
「手伝ってくれてありがとうニーナちゃん、これどうぞ…手伝ってくれたお礼」
「え、ありがとう…いいの?」
「新作のタルト…遠慮なく食べて欲しいなぁ…」
「新作?…嬉しい、サンジの新作タルト、いただきます」
「召し上がれ」
ファークに乗るタルトが彼女の口運ばれる…
それを見てるうち…触れたい衝動に駆られた
俺は考えるより身体が先に動き
俺は彼女にキスをしていた。
「…サン…ジ、」
「…ごめんね…でも、好きなんだ…」
「…え…、」
「ニーナちゃんの…彼氏にしてくれない?」
真っ赤になった彼女は可愛くて俺は返事も聞いてないのに再びくちびるを重ねた。
「大好きだよ、ニーナ…」
俺のちょっと強引な告白は実り恋人同士になった
それからは彼女を大事にしていた…
同じ船に乗ってる俺達は基本ずっと一緒だった
寝る時も俺がキッチンに居てる時も
それこそ風呂だって最近は一緒に入っていた
相思相愛だと思っていた。
照れながらも本気では嫌がっていない…
そう思っていたのに…違ったのか?!
「ニーナちゃん…俺が…嫌いに…なったの?」
何かしたのか…女の子好きだけど
浮気はしてないし、する気もない
「サンジ…?」
「俺の何が…どうして別れよう…なんて」
ヤバい…心臓がドクン、ドクンと嫌な音をならす…
手足から血の気が引く…
「え?!、サンジ、顔真っ青っ?!」
「嫌だ…別れない…ニーナっ」
「ちょ…サンジ、落ち着いて」
「落ち着いてられない…どうして?!」
「違うの…サンジとの事じゃなくて、この本の2人の事…」
「は?…本?」
「ん…この間、町に買い出しに行った時…買った本屋の主人がおまけでくれた…恋愛小説…」
彼女の手には確かに一緒に買い出しに行った時に
本大好きな彼女と寄った時おまけに貰った本があった
「…へ?…」
「なんか…このヒロインの彼氏が最低な男で…
別れた方が良いって…思って…私、声に出てた?」
「…ん…出てた…思いっきり…」
「ご、ごめんなさい、」
「はあ…良かった…」
強張った身体から一気に力が抜けた。
「大丈夫?!」
「マジ…焦った…」
はあ、と息を吐くと落ち着いてあたふたする
彼女の顔が視界に入ってきた。
この可愛い俺の彼女は何しやがる…俺の心臓止めにきたのか…でも…本当、俺は彼女にゾッコンなんだな…まあ、自覚あるし…良いけどさ
「…今日は覚悟してね」
「え…覚悟?」
「寝かさないから」
「…え///」
俺の想いを今夜は存分に、その身体に
教えておこう。
◆END◆
2025.1.13