Day-to-day miracle with you
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「これが最後の船長命令だぁ!」
すまねぇなニーナ
帰れそうにねぇ
許してくれ…
俺は良い夫じゃぁ無かったが
お前は俺には勿体ないいい妻だ
どうか幸せになってくれ。
マルコ…後は頼んだぜぇ
「…………」
「ニーナ…」
マルコからニューゲートの最期を
聞いた。
予感はあった
『エースを…息子を助けに行ってくる』
息子のリュウを抱きながら言った
あの人
海軍本部に乗り込むのだ
無傷ですむわけがない
でも…
私には止められない
「…エースを助け出してね」
「勿論だぁ!」
「それとっ…」
「ニーナ?」
「…帰ってきて…お願い」
「…………あぁ…」
こうして私は生まれたばかりのリュウと2人
みんなを見送った。
「…ニーナ…」
マルコがソッと肩を抱いてくれた
「マルコ…」
マルコは悪魔の実の能力で
体に傷はない…
だけど心には計り知れない痛みや悔しさがあるに違いない
マルコだけじゃない
亡くなった仲間、深傷をおった仲間
そして
『白ひげ』
と言う大きな存在を失くした
みんな思いは同じ
なのに
「大丈夫かよいニーナ」
「…少しは寝た方がいい」
「リュウは俺たちが見ててやる」
マルコを始め、イゾウやビスタは
私の事を心配してくれている
「…ごめんなさい…眠れなくて…」
私だけが泣いていいワケがない
でも私だけがみんなに甘えてる
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「シャンクス…ありがとう」
「いや…」
「赤髪…なんて礼を言ったらいいか」
シャンクスは彼とエースのお墓を作ってくれ弔ってくれた
「…これからどうする?…俺が面倒見てやってもいいが」
「…シャンクス…」
「…特にニーナ…俺の所に来ないか?…」
「赤髪っ?!何言って」
「白ひげを失って、失意の中にお前をほっとけない」
「…………」
「リュウは俺の子として育ててもいい」
「っ?!」
「赤髪っいい加減にしろよい
親父やエースの墓を作ってくれた事には感謝してるよい、でもニーナの事は別だ」
「…マルコ…止めて…」
赤髪に詰め寄る俺を止めるニーナ
「…シャンクスの申し出は嬉しいわ…白ひげの息子だと知られれば狙われるかもしれない…でも、この子の父親はニューゲートだけなの…それをこの子には誇りに思っていきて欲しい!」
「ニーナ…」
「…それにニューゲートの意思を継いだ息子たちはたくさん居る。私には大切な家族なの」
「…そうか…残念だ…だがそんな
お前が俺は好きだ。」
「赤髪っテメェ」
「ありがとう、シャンクス」
「俺の所に来たくなったら、いつでも行ってくれ飛んで迎えに来る。」
シャンクスだって悲しいはず
同じ四皇でいいライバルで
そして
友だった。
あの戦いいから2年の月日が流れた
そして白ひげが居なくなった海は
ルーキーでは他の海賊達を圧倒してる
エースの弟がなにやら暴れている。
私は
「ままぁ、ぱぱぁ」
「マルコの事パパだと思ってるわね
この子…ごめんなさいね」
あれからマルコと一緒に暮らしている
彼は何も言わずに私達の側にいてくれ
優しく私を癒してくれた
「別にいいよい……その」
「マルコ?」
「本当にリュウの育ての親になっても」
「っ?!…マルコ…」
「親父には勝てねぇ…でも…それでも
俺はニーナが好きだ、親父を想ってるお前ごと…俺の所に来てくれ」
「そんな…マルコに甘える訳には…」
「甘えてくれよい…他の男に甘えねぇで…俺に甘えてくれ」
彼の想いをわかっていて
甘えていた
あの人を忘れられない私を
マルコは…愛してくれているのを分かって
その好意に甘えて、待っていた
でも、実際言われると…その想いを
受け入れる事はあまりにも卑怯
「…私は卑怯な女…貴方には相応しくない」
「…女はそれくらいがいいよい」
「ダメよ、マルコ」
「初めてあった時からあんたが好きだった…今、俺の千載一遇のチャンスなんだよい」
マルコは私を離さないと言わんばかりに強く抱き締めた
「マルコ…」
「俺はチャンスを棒に降るほど愚かな男じゃねぇよい…愛してるニーナ俺の女になってくれ」
これ以上…私に彼を拒む事は出来ない
「…マルコ…」
「『はい』は?」
「……はい…」
親父…親父の子は
俺が立派に育てる
だから…許してくれよい
*
*
☆END☆
*2019.12.9*
【Day-to-day miracle with you】
意味:あなたとの日々の奇跡