心とうらはら
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それは…人間界で言う
『浮気』
俺の目に映る愛しい女
と楽しげに笑う孫悟空。
今日は家に来る事になっていて
少し遅れると連絡を貰ったのは
30分前の事。
1分でも早く会いたいと迎えに出たら
出くわしたと云うわけだ
手のひらに爪が食い込むほど握り締めいる拳をなんとか開き
顔には『冷静』という仮面を付けて
俺は二人に近付く。
「あ、ブラック」
俺に向けるその笑顔…
孫悟空にも向けていた笑顔…
そう思うと張り付けいた仮面は意図も簡単に剥がれ落ち
心の中にはまっくろな感情が渦巻いた。
大切にしたい女。
だけど今は酷く傷付けたい
渦巻いた黒い感情は俺の想いとは
うらはらになっていく
「どうしたの?なんか…怖い顔してるけど」
「ちょっと来い」
彼女の声も遠くに聞こえる
そんな状態でニーナの腕を掴み
孫悟空から離し俺の家へと連れ帰った
「ブ、ブラック?」
腕を掴み黙ったままの俺を不安そうに覗く顔がちらりと視界に入った
「お前は…孫悟空にも…気があるとは知らなかった」
「え?」
掴んでいた腕をベット目掛けて頬り投げた
彼女の体はベットにバウンドする
「な、何するの?ブラック…」
「…許さないぞ…お前の心の中には
俺だけが居ればいい」
「ブラック…?」
馬乗りになり彼女の服に手をかける。
そして原形をとどめないほど
着ている物をビリビリする
首に
胸に
腹に
舌を這わせる
耳に入ってくるのは
「やめて」と言う言葉
そして胸の頂きをきつめに吸ってやると
声色が変わる
チュウ
「あぁっ…ブラッ…ク」
「やめないぞ…」
体のあちこちに赤い花をちらす
「腰が動いているぞ」
「…んっ…や…っ」
「悪あがきだな」
彼女の最も感じる所は指一本入れただけでもキツイ秘部からは愛液が出始めた。
「浮気なんてっ…許さない!
俺以外の男など見るな!」
「え?…浮気って…あぁっ」
一気に貫いて律働を繰り返す
何度も奥を攻めるうち
ぎゅうぎゅうと締め付けるのに我慢が出来なくなってくる
「はぁん…あっ…あぁ」
「くっ…はぁ…っは…、ニーナっ」
「…ブラッ…ク」
「俺の…モノだ…っ…くっ!」
最奥を何度かつき中に欲を解き放った
「……ブラック?」
情事が終わりお互い言葉を発しなかったが数分後ニーナが俺を呼んだ。
「……なんだ?」
「あの…浮気って…なんの事?」
「…言葉の通りだ…孫悟空とお前だ」
「私が悟空と?」
「そうだ」
「何言ってるの!?そんな事するわけないじゃない…」
「今日…この目で見た…楽しそうにアイツをいとおしそうに見ていたのを…」
そう…あんな笑顔…
俺だって滅多に見ない
「…もう…早とちりよ…」
「はやとちり?」
「ブラックと会うのが楽しみすぎておしゃれに時間かかったゃって…それで30分遅れるって連絡入れたの…急いで向かってる途中に悟空に会って…『今日はブラックとデートなんか?』って言われたの…すごく楽しそうにしてるからすぐわかるって」
「…じゃ…」
「ブラックの話してたから…」
そうだったのかそれであんな笑顔だったのか…。
「……すまなかった…」
「もう…私が浮気なんかするわけないでしょ…こんなにブラックが好きなのに」
「ニーナ…」
ニーナは胸に頭をくっ付けた
そして俺を見て
「大好きなのはブラックだけだよ」
そう言った。
*
☆END☆
*2018.3.12*