承太郎の小さいなライバル
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…ん…ニーナ…」
休日の朝。
さすがにゆっくり眠ってる彼女を
意識がはっきりしない中で手探りで探す。
「・・・・・またっ…お前か…!」
手探りで探し当てたのは妻ではなく…
息子の玲音。
決まって俺とニーナの間に入ってきて
寝ている。
「…ぅん…承太郎?…あ…玲音また…」
そう言ってはいるが…彼女は嬉しそうに
息子の頬を撫でる。
本当にいとおしそうで俺もその顔を見るのは好きなのだが…。
「ん…ママ…」
「おはよう~玲音…また自分のベッドで寝ないで…ダメじゃない」
「ママとがいぃ~ぼくママすきぃ」
「ありがとう玲音ママも好きよ」
……毎朝この調子だ
「…じゃ…行ってくる」
スピードワゴン財団から急遽呼び出しがあり、用意をして向かうことにした。
「いってらっしゃい承太郎、気を付けてね」
「あぁ…チュウ」
「あぁ!!…パパ、ママにちゆーした!」
「チッ」
「承太郎舌打ちなんてダメ、玲音が真似しちゃうでしょ」
「玲音いいか?…ママはパパのだ」
「承太郎っ///」
「だめママは僕の!パパにはあげない」
「やれやれだぜ…」
「…もう…自分の子供相手に何言ってるの?」
そうは言うがな…ニーナ
自分の子供がライバルってのは
面倒なんだぜ。
半分は同じ血…可愛い我が子だ、
だから好きな気持ちが分かるが
邪険に出来ないこのもどかしさ・・・
「…全く何の罰だよ」
「--ただいま」
家路に付いたのはもうすぐ日が変わろうとした時間だたった
「お帰りなさい承太郎、遅かったね」
「あぁ…色々トラブっててな…玲音は…ってもう寝てるか」
「パパが帰って来るまで待ってるって言ってたんだけどね」
ニーナがそう言いながら何かを俺に見せた。
「っ?!…これは」
手に渡されたのは1枚の画用紙
そこには俺だろう絵が描かれていた
「パパに渡すって…」
「玲音…。」
その絵には字も書いてあり
『ぱぱだいすき』
とあった。
「良かったね承太郎。」
「あぁ…」
「クスクス…すごーく嬉しそうよ、パパ」
俺の頬をツンツンとつつくニーナ
指摘されると一気に恥ずかしくなり
「うるせぇ…このっ!」
「きゃっ?!」
ドサリと押し倒したのはソファ
照れ隠しでやった行為が
違う事を意識させた
「じょ、承太郎…重いよ…」
「もう馴れてるだろう?…」
「っん…」
我慢も出来ず早々に重ねた唇。
「…はぁ…っニーナ…」
「承太…郎…っ」
少し息が浅くなり、紅潮した顔
「そそる…もう…無理だな」
「あっ…無理って…?」
「…お前を抱かないなんて…もう
俺には無理って意味だ…」
「……っん…っ…」
俺の手は、口は、体はニーナの
愛しか方を熟知してる
「あっ…承っ…太郎…待って…」
「…待てなんてのは…野暮だぞ…俺は
もう臨戦態勢だ」
「っ?!///」
「夫婦の時間はこれからだろ?」
たっぷりと妻を堪能する時間は
始まったばかりだ
「…愛してるニーナ」
*
☆END☆
*2018.1.13*