飾らない心
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オラは…あいつが大切だ…。
修行ばかりしてるオラだけど
その想いだけは確かだ。
「なぁ~ニーナ」
「ん?…何?」
晩メシの片付けをしてるニーナ。
カチャカチャと一生懸命洗う姿
いつもオラや悟飯たちの為沢山の料理を作ってくれる。
だから片付ける皿も大量だ。
それを文句の1つも言わねぇニーナ。
「オラも手伝ってやるよ」
「え?!」
「そんなに驚かねぇでもいいじゃねぇか」
「…別にいいよ…お風呂にでも入ってきたら?」
ニコッと笑い再び皿と格闘する。
「手伝わせてくれよ…いつもニーナ一人にやらせてっからさ」
「悟空…じゃ~少し手伝だって貰おうかな。洗ったお皿拭いて食器棚に直してくれる?」
そうニーナから言われ
オラは隣に立ち
「分かった」
と布巾を取りニーナが洗った皿を
拭きはじめた。
「……どうしたの?…今日は手伝うなんて」
「ん?」
あの後風呂に入りニーナは濡れたオラの髪をバスタオルで悟飯や悟天にするように優しく乾かしてくれていた。
「…オラ…」
「うん?」
「…オメェや悟飯や悟天大切だ」
「悟空…」
「オラはニーナがでぇ好きだ」
オラの頭にあったニーナの腕を引き
体勢を崩した体を受け止め抱き締めた。
「…あ、」
「オラは…いい夫じゃねぇ…自分でも分かってる…けど心からニーナを愛してるのは確かだしぜってぇかわらねぇ」
「悟空…」
「こんなオラ…だけどずっと側に居てくれっか?」
「バカだなぁ~当たり前でしょ?」
ニーナはオラの胸にギュッとすりよった。そんな仕草がたまらねぇくらい可愛い
「悟空は私には凄くいい夫だよ…勿体ないくらいに」
「ニーナ。」
「優しくて、強くて、カッコいい」
背中に回るニーナの腕。
こんな細い腕なのに…力だって全然ねぇのに
オラはこの腕には敵わねぇ。
「大好きよ、悟空」
「オラもだ」
たとえオラが宇宙人一に強くなっても
でぇ好きなニーナには敵わねぇ
*
☆END☆
*2017.10.20 *