君と俺の愛の軌跡
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「チュウ」
「っ!?///」
「俺のニーナって印なんだから
見えないと意味ないじゃん」
「も…恥ずかしいからやめて…」
そんな事言われてもやめるわけない
「こっちおいでよ…」
「あっ!?」
腕を引いて膝に座らせる
「誰か来たら…」
「……誰も来ない」
「…もう…」
「やっぱりさ…付き合ってる事…言おうよ」
「ダメ…」
「でも…」
「付き合ってるって…言ったら…私…ここに居れないかもしれないもの…薫は警護科には必要な人だけど…私なんかのレベルはどこにでも居る」
何を言ってるんだか…自分がどれだけ
価値のある人材だと思ってるのか…。
「大丈夫だって…係長はそんな事でニーナを現場から外さないさ」
「そうだと良いけど…。」
「まぁ…ニーナが内緒にしてたいって言うなら無理には良いけどさ…」
「薫…ありがとう」
そう言うと首に腕を回し抱き付いてくる。
「そのかわり…今日もお泊まりね」
「えぇ!?…今日も?」
「明日ニーナ 非番でしょ…俺は
訓練日だし少しはゆっくり出来るから」
「私は確かに非番だけど…薫は…」
「ニーナと居たいんだけど…」
「っ?!///…薫…警察学校の時はいつも
クールっぽかったのに…今は全然違う」
「ん?…そうかな…」
あの時は…臆病風に吹かれたカッコ悪い
男だった。
けど…折角のチャンスを棒に降る程
愚か者じゃない
「あの頃から…ずっと好きだったんだけどね~」
「フフフ、ありがと」
そんな話しをしていたら聞こえてくる
足音…この足音は…係長
「…ニーナ 係長が来る」
「え!?」
彼女は慌てて俺の膝から飛び降りる。
そして開かれるドア
「お前たち…帰っていいぞ」
「お疲れ様です」
「お疲れッス」
帰る支度をする俺とニーナ
ドアに向かって俺の後をついてくる
「お先にッス」
「お先に失礼します係長」
「お疲れ…あっ…井上、ニーナ」
呼び止められて足を止める。
「「はい」」
「逢瀬も程々にな…また今朝のように吊し上げられるぞ…」
「っ?!///」
「………」
やっぱりな…係長にはバレてると思った
「じゃ…お疲れ気を付けてな」
係長はニーナの頭を一撫でして自分のデスクに向かった。
「…バレ…てたね…」
「ん?…うん」
「恥ずかしい~///」
両手で顔を隠して恥ずかしがるニーナ。
「もう~可愛いなぁ~ニーナ」
エレベーターの中というのも忘れてニーナの腰を引く
「あっ…薫…?」
「あまり可愛いの禁止」
「え?…え…?」
「家まで理性もたないから」
チュウ❤
「…か、薫?!///」
「早く帰ろう♪」
俺はニーナの手を掴み家路に急ぐ
いずれ回りにもバレるだろうし
俺としてはバレた方が何かと便利だし
明後日からは 少しニーナにベタベタ
してみようかな。
可愛い彼女が変な奴に手を出されないためにも…
密かにそんな事を思う薫でした。
☆END☆
*2017.2.10 *