君と俺の愛の軌跡
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~♪~♪~♪
ポケットに入れていた携帯がなる
開くと友達からの合コンの誘いのメール
すぐに返事を返す
「メール?」
俺の隣を歩いていたニーナが言う
「ん…合コンの誘い」
「そっか…」
「……心配しなくても行かないから…」
「せっかくのお誘いなのに?」
行くわけない…合コンなんかに
以前は結婚相手を捜すのに手当たり次第って感じで行っていたけど。
警察学校の同期だった彼女。
密かに想いを寄せていた…
だけど友達としての枠から出ることなく
何の進展もないまま俺はSPになった
だけど俺がSPになって2ヶ月ほど経った
ある日…尾形さんが引き抜いてきたと言う
新人が来ることになった
『初めまして…柊 ニーナです。宜しくお願いします。』
心臓が止まるかと思ったくらいに
びっくりした。
もう…滅多に会えないだろうと思っていた
アドレスや電話番号は知っていたけど
警察学校の時から連絡したことが無かった
一歩が踏み出せなかった恋だった。
だからと言うわけではないが…誘われる合コンには積極的に顔を出した。
だが尽く玉砕…。
結婚を前提に…と意気込むのが引かれるのと…人の悪意や嘘を敏感に感じで取る俺は
理想の人にはなかなか巡り会えなかった。
「薫?…どうしたの?」
「ううん…何も」
その点彼女は正直者で誠実な人だ
ニーナの側ではリラックス出来て
落ち着く。
彼女を再び諦めるなんて事はしたくなく
同僚となったその日に食事に誘い
猛アタックをした。
その甲斐あって今は恋人同士だ
彼女の人柄は柔らかい、和む雰囲気だが
腕は立つ
父親が空手の名人で小さい頃から叩き込まれた空手と身体能力が高い彼女は他にも
格闘技が使える。
SPとしてはトップクラスの実力者
だから尾形さんの目に止まったんだろう
「メシでも食って行こうぜ…ハラ減った」
「じゃ~私が作ってあげるよ…薫の好きなモノ」
「マジで?!…やった♪」
俺は彼女の腕を引っ張り
「じゃぁさ…今日は泊まってく?」
「えっ!?…///」
すぐ赤くなるニーナ。
可愛いなぁ~ほんとに
「期待に添えるように頑張るからさっ」
「もうっ…薫のばか…///」
------------
「おはようございます」
笹「おはよう~ニーナ」
石「おはよう柊」
山「ニーナちゃん♪おはよう」
「原川さんもおはようございます」
原「おはよう…ん?…首どうしたんだい?蚊にでも刺されたのか?」
「えっ!?」
「「「っ?!」」」
笹「ニーナ…それ…キスマーク!?」
山「えぇ!?…キスマークって…そんな」
「ち、違いますよ…蚊に刺されたんですよ」
笹「見せてみな」
「や、やだっ笹本さん…///」
井「おはようございます…って何やってんですか?…笹本さんニーナに」
笹「井上…この子の首見てみ…キスマークだよなコレ」
「やめて下さいよ…笹本さん///」
山「井上お前…ニーナちゃんと同期だよな…何か知らないか?」
井「…何かって?」
山「彼氏とかの事だよ…」
井「さぁ…ニーナは昔からモテてたから…」
尾「おはよう…何してる」
「尾形さんっ…助けてください」
ニーナは尾形さんの後ろに回り込み
助けを求めた。
尾「朝から何をしているんだ?」
笹「いえ…」
さすがの笹本さんも係長にはなにも言えず
そそくさと去る。
尾「朝から元気だなニーナ」
あぁ~あ…尾形さんですらニーナには
あの笑顔だもんなぁ…。
「すみません…ありがとうございました」
「ちょっと…薫…」
「ん?」
誰もいなくなった署内ニーナが
話しかけてきた
「あまり跡付けないで…」
「どうして?」
パソコンのキーをたたきながら
答える。
「今朝の見たでしょ…みんなの反応…」
「キスマークの1つや2つ…」
「1つや2つってね…見えない所にもいくつ付けたと思ってるの!?」
「良いじゃん…」
パソコン画面から顔を上げ
*
*