空狐になろうとも
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聞くと…彼女は誰とも付き合っていないと言う…あれはあの女の卑劣な嘘。
「私に彼が居ると思って…冷たくしたの?」
今考えたらどうして諦めようと思ったのか…
人間の男から奪えば済む話…それが出来なかったのは…彼女の悲しむ事はしたくなかったから
彼女が笑顔で幸せならいいと思った
自分がいくら傷付いても、打ちひしがれてもそれで彼女が幸せなら良かった。
それほど深く愛してしまった
「愛してる…私のモノになってくれないか」
「私なんかのどこが良いのか分からないけど…私に貴方をくれるなら…玉藻先生…
京介のモノになっ…ん…っはぅ…っ」
話してる途中で待てないと言わんばかりに
唇を重ねる玉藻。
少し離して…
「私は既にニーナのモノだ…」
と一言…そしてまた重なる玉藻とニーナの唇
「京介…っ…ん…はぅ…」
「…はぁ…ニーナ…の
唇は柔らかいですね…」
「そ、そう…かな…初めて言われたけど…」
「………玉藻…何、道の真ん中でイチャついてんだ?」
「鳴介!?」
「鵺野先生…」
ひょっこり現れたのは鵺野鳴介
「邪魔しないで欲しいですね…鵺野先生」
「まぁまぁ…京介…どうしたの?鳴介」
「いやぁ…ハハハ」
鵺野はニーナに晩ご飯を奢って貰おうと病院の近くまで来たのであった。
「はぁ…鵺野先生…ニーナは私の恋人になったのでこれからはふたりで夕食など行かないでもらいたい」
「京介…///」
「なんだ?玉藻…独占欲丸出しだな」
「なんとでもどうぞ」
「京介…3人なら…良いでしょ?…」
「ダメです…今日はニーナとふたりで居たいですから」
「玉藻…お前」
「やっと私だけのニーナになったんです…邪魔されたくないと思うのは当然でしょう?…不粋ですね鵺野先生。」
「もう…///」
人間とは違いストーレトに愛情表現する彼にニーナも鵺野も自分たちが照れるのであった。
*
☆END☆
*2017.4.10 *