少しの勇気
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…はぁ…」
言ってしまったな…
彼女を困らせるだけだとわかっているのに。
『アポロ』で働く彼女は、いつも楽しそうだった。
彼女が作るハンバーグや紅茶は評判で
ランチタイムには目当てのお客が大勢くる
だが、彼女は男性の前だと顔も体も強張る
それは一緒に働く僕も例外てはなく…
いつも少し寂しく思っていた
そして悲しくも…
僕が悲しく思ったのは…ある日の蘭さんの
言葉…
『ニーナさんは新一とは普通に話せるのに…』
工藤新一…蘭さんの幼馴染み
彼は昔から知りいで幼い頃から顔見知りの為だと彼女は言っていたが
僕は酷く心を乱された。
…そう僕は彼女を好きになっていた。
好きになっても…男性恐怖症の彼女に想いが届くわけもない…。
だか…彼女が風邪で店に来なくなると
心配で家まで押し掛けてしまった…
追い返される事を覚悟して。
でも彼女は…普通に接してくれ僕を招き入れてくた。
それだけではなく、僕が作ったお粥も
キ
レイに平らげ喜んでくれた。
それが嬉しくてついいっていまった
心を内。
勇気…というよりは勢いだった気がする。
-------------
次の日ニーナはすっかり熱も下がり
お店に顔を出した。
「お、おはようございます」
「おはようございます…ニーナさん」
「…あ、あの…昨日は…ありがとうございました…」
「いえ…よくなって良かったです…」
「………あ、安室さん!!」
「はい…何でしょう?」
「あの…昨日のお礼に…お、お食事ても…行きませんか?」
「……え」
思いもよらない申し出…
それは…やっとの思いで彼女が言った
彼への返事。
「はい…喜んで…」
お互いの勇気がうんだスローな恋の
はじまり
*
☆END☆
*2017.1.4 *