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伊良原 咲耶
けんすけー、今何処?
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響 鍵介
部室です
どうしたんですか?先輩 -
伊良原 咲耶
久しぶりに一緒にご飯食べようよ!いつもの屋上でさ
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響 鍵介
お昼ですか?けど今の僕はもう楽士じゃありませんし、そもそもそちら側からしてみれば裏切り者でしょう?
やっぱり良くないんじゃないんですかね -
伊良原 咲耶
えー?別に楽士として鍵介に会おうとしてるわけじゃないし、大丈夫だって!
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響 鍵介
だけど、やっぱりソーンに見つかったりでもしたら先輩の身が危ないですよ スパイだと思われて再洗脳って可能性も十分にありますし
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伊良原 咲耶
大丈夫だよ!!てか、ソーンだってそんな監視してないっしょ?平気だって
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伊良原 咲耶
そんなこと言ってたらあたし、もう鍵介に会えないじゃん
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響 鍵介
それは、だって……危ないですし、会わないに越したことは無いと
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伊良原 咲耶
嫌だよ、そんなの……
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響 鍵介
……しょうがないですね、分かりました
屋上で待っててください、行きますから -
伊良原 咲耶
ほんと!?やった、ありがとう!
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響 鍵介
ただし、もしデジヘッドが襲ってきたらちゃんと僕の後ろに居てくださいね
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伊良原 咲耶
えっ?でもあたしだって楽士だし、戦えるよ
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響 鍵介
楽士の力は危ないんですよ 折角侵食率下がったんですから、大人しく守られてて下さい
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伊良原 咲耶
わ、まって今キュンと来た
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響 鍵介
もう着きますよー
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