バブ6
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『辰巳のバカー───っ!!!』
ドゴッ
「ぐふっ!」
少し涙目になった霧雲が数メートル吹っ飛んだ男鹿を睨み付ける
「な、なにがだ!?オレはただ公園デビューをと思ってだな」
「公園デビュー…?」
冷汗をかいた女性が男鹿に聞く
「うん。公園デビュー」
女性は首を傾げた
それに合わせて男鹿も首を傾げた
「…付き合って下さいって…もしかしてそういう意味?」
「他にどんな意味が…?」
『へ?へ?そういう意味ってどういう意味!?』
男鹿、霧雲、ベル坊、女性、女性の赤ん坊はベンチに座り、男鹿は考えていたことを言った
「──大変ねー
公園デビューっていったって私ママじゃないし。この子は弟よ弟!!弟の光太!!」
「おー」
眼鏡をかけ、前髪真ん中分け&ツインテールの女性は弟・光太の頭を軽く叩いた
「─って聞いてる?」
「ファイッ」
『ふぁいっ』
カー─ン
男鹿と霧雲は腕をクロスさせてベル坊と光太を見ていた
「何やってんのかしら…」
「──いや、デビュー戦を…」
「K-1か何かと勘違いしているのかしら?」
ベル坊は一振りする
だが、光太には届かない
光太はベル坊に近付きベル坊を押し出した
「ちょっと光太も!!応戦しない!!」
「オー」
「ムー」
『ベル坊ガンバレー!』
光太がベル坊を押すとベル坊はベンチから落ちてしまった
『「ベル坊ー──!!」』
「フー」
涙目のベル坊を落ち着かせるためベル坊を抱いて頭を優しく撫でた
「(………悪い奴ではなさそうだけど)」
女性は男鹿と霧雲を見て思った
────────
───
『食べる?』
霧雲は先程買ってきたアイスを男鹿に差し出す
「あぁ。一口くれ」
『はい、あーん』
「(何でこんなに大胆なの…!?)」
何となくこの二人が恋人だとわかっていたが人前でやるのは止めてほしいと思った
「アブー」
『ん?ベル坊も食べる?』
「アー」
『はい、あーん』
「あ、てめっ何霧雲と間接キスしてんだ!!」
男鹿は赤ん坊相手に怒っていた