ヴィルヘルム

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マリオ達ファイターが所属する【乱闘部隊】のサポートを行うマネージャーであり、『乱闘部署』の部長として『大乱闘』に関わる事柄全てを担当する。ちなみに『乱闘部署』は設立したばかりなので、所属しているのは彼ひとり。
元々は国王直属の従者であったが『具現化計画』にあたり、彼らの手となり足となるよう努めよと勅命を受け、『乱闘部署』に配属された経緯を持つ。
自立心が強く、必要以上の助けを拒もうとする。また、ファイターと交流するのはマネージャーとして必要な仕事だと捉えているのか、どこか義務的。こちらの事情に巻き込んでしまった以上力にはなるが、彼らが拒むようであればそれまでだという冷え切った思考を持つ。愛称は"ヴィル"。

◆基本情報
フルネーム:ヴィルヘルム・クロイツ
種族:人間
年齢:17歳
特技:マネージャー業務、記事(ブログ)作成
好きなもの/こと:仕事、ロザリオ
苦手なもの/こと:食事、金属食器、カミサマ

◆容姿設定
勿忘草色の瞳に、ファウテンブルーのショートヘア。ダブルブレストの軍服を着用している。

◆セリフ
「『乱闘部署』所属、ヴィルヘルム・クロイツ。この度、【乱闘部隊】マネージャーの任を仰せつかりました。何なりとお申し付けください」
「マスター様! また寝癖を放置して……上に立つ者なのですから、身なりを整えてください」


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◆装備アイテム
《ルミナスクロス》:白い十字架のワンド。かなり頑丈な造りで打撃力が強いため、棍棒としても使える。装備すると神聖魔法の威力が上がり、自動的に身体強化が付与される。

◆所持アイテム ※御木本ホリ 様(→SKIMA)
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《ロザリオ》:幼い頃より祈祷時に使用しているロザリオ。光の魔力を貯めることもでき、光の魔力を注げばレイピアにも変化する。


ネタバレ含む追記(6章19話後)


その正体は、『アルスハイル王国』の前身である『クロイツ王国』王子。邪神との戦いに敗れ、死亡。その後覚醒した善神が、父王が所持していた剣と融合する形でヴィルヘルムを復活させる。この事から自分をバケモノ、死体という風に卑下しており、また力があっても守れなかった後悔から他人と関わるのを避けるようになった。半分死体であるがゆえに口にした食べ物が金属に変換される(水など一部を除く)。

◆使用魔法(本編/夢に登場したもの)
[攻撃系魔法]
・【レイディアント】【闇夜に光あれ】:光属性攻撃。闇属性・アンデット系の敵に大ダメージ。
・【サザンクロス】【遥か天に眠りし純白の翼、偉大なる彼の者に願い奉る。この身に掲げしは邪気祓うつるぎ、英魂導く天秤、十字架ロザリオの聖歌。降臨せよ三条の光柱はしら。御名のもとに浄化せん】:浄化魔法。等身大の光のロザリオを召喚。対象を磔にするなどして浄化する。
 ∟【ジャッジメント・クロイツ】:封印魔法。対象を生きたまま時空の狭間に封印する。半永久的に効果が継続するが、その代わりに条件が厳しい。発動時の詠唱は【サザンクロス】と同じだが、最後の一文が【クロイツの名のもとに、ここに封印せん】となる。

[回復系魔法]
・【ハイルミッテル】【安寧齎せ、治癒の月光ひかり:回復魔法。対象の傷、状態異常を回復する。僅かにだが魔力も回復する。
・【マインドヒール】【在るべき姿へ回帰せよ】:回復魔法。対象の精神力、体力を通常時まで回復する。行使し過ぎると精神と身体に悪影響が発生する。

[防御・精神系魔法]
・【ホーリーアーク】【何人なんびと侵せぬ穢れなき聖櫃せいひつよ、ここに】:防御魔法。継続的なスクエア型の結界を展開する。自身が敵だと判断した者が触れれば、神聖魔法が自動発動する。展開中の範囲は自在であり、敵を包んだ後に狭めて押しつぶすことも。

◆その他、詠唱・呪文無しで使用可能魔法
・光の羽
・『賢珠(賢主のみが生成可能な属性が宿る不思議な玉。一般人でも割ることで攻撃魔法が使える)』生成。※但し不得意。

◆スキル
多重詠唱アンサンブル
発動条件:【多重詠唱アンサンブル】と唱える。
概要:1詠唱分の時間で複数回分の効果を重ね掛けする。重ね掛けは同じ魔法にのみ適応され、消費魔力は『重ね掛けする詠唱回数+0.5』。スキル【アヴェ・マリア】と併用可能。

腐死タル復讐罪アベンジャー
概要:死に至る状態に陥ると、本人の意思関係なく身体が再構築される。発動する度、自身の全能力が上昇する効果が重ね掛けされる。

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◆儀礼服
賢主として活動する際に着用していた装束。戦闘服でもある。魔法攻撃を軽減する効果付き。
背中に生える羽で飛行可能(これは常時使用可)。