【アリアドネ】


さすらいの針子、として密かに名を馳せる少女。ヴィルヘルムの古き知人であり、王城の役人・給仕・兵士(鎧を除く)達の制服を作製したのは彼女。
物怖じしない快活な性格。忙しいほど燃えるたちであり、計画なしに掛け持ちすることもしばしば。基本は(大量注文を引き受けない限りは)アトリエの外で、アイデアスケッチや素材調達に出掛けている。

衣装製作が佳境になると一切喋らなくなり、そこに話しかけると無言で針を投擲される。また、着用場面などの簡単なイメージは聞くが、基本リクエストは受け付けない。

元はスラム街育ち。着飾った人々と比べて自分は古びた服しか着れないことに違和感を覚え、買えないなら自分で作れば良いじゃないと思い立ったのが始まり。一応アトリエは持っているが誰でも綺麗になれる服を作るのをモットーにしているため、王国中を旅している。

大きなハサミは自衛用でもある。

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好きなもの／こと：衣装制作、素材採取
苦手なもの／こと：退屈、自分の作品（子）を汚されること