ウィルド
サリエルを助けた『人間』の少年。人里離れた森の中で一人暮らす15歳。
童話や伝承に登場する魔法使いに憧れており、自称大魔法使いの子孫。なんだかよく分からない杖ととんがり帽子を持ち歩いている。
快活な性格でちょっぴりビビりだが、頭が切れる。物心ついた頃から幾多の不運に見舞われては、その度に奇跡的な幸運で助かっている。
薬学に詳しく、薬品調合を得意とする。薬草を求め、旅に出ることもしばしば。愛称は"ウィル"。
◆基本情報
フルネーム:ウィルド・マナルーン
種族:人間
年齢:15歳
特技:薬品調合、異国文字の翻訳
好きなこと/もの:読書、魔法、冒険
苦手なこと/もの:じっと待つこと
◆容姿設定
エメラルドの瞳に、草色のショートヘア。シャツの上に重ね着しているのはケープ。
左脚に装着しているポーチの中身は自作の薬品。右脚には手記を提げている。
外出時はバックパックを背負っており、大魔法使い(?)の帽子と杖も一緒に持ち歩く。
◆セリフ
「ぼくの名前はウィルド・マナルーン! 大魔法使いの子孫とはこのぼくのこと! ……多分ね」
「欲深くて力のない『人間』のぼくだから出来ることがきっとある。……ううん、見つけてみせるよ!」
◆装備アイテム
《大魔法使い(?)の帽子》:大魔法使いに憧れるウィルドが自作した“ただの帽子”。勇気だけは湧いてくる。
《マギアロッド》:大魔法使いに憧れるウィルドが森の中で拾った長杖。魔法が使えるわけではないが、とても頑丈。
《エメラルドブルーム》:自宅の倉庫で眠っている箒。前の家主の持ち物らしいが詳細は不明。
ネタバレ有りの追記
◆ネタバレ設定
▶︎ウィルド本人は大魔法使いとは何ら関係のない純粋な『人間』だが、特殊体質の持ち主。
▶︎ウィルドが家を構える森は『精霊』が住まう“精霊郷”。精霊の加護により、木々に実る作物は絶えることなく、流れる川の水は透き通っている楽園と呼ぶに相応しい場所。ここへ奇跡的に辿り着いたことで、親を冥府軍の魔物に殺されひとりとなった赤ん坊のウィルドは生きることが出来た。
▶︎精霊は神に属さない孤高の存在。非常に気まぐれで感情と呼べるものがなく、その姿を認知することは出来ない。が、人間のウィルドが迷い込んだことで「助けたい」という感情が薄ら芽生え、彼に手を貸すようになる。神に対する警戒心が強い為、神は違和感を感じる。また、神の奇跡を無効化する。
▶︎生まれながらにして最凶の不幸体質なウィルドが生きていけるのも、彼に憑く精霊が助けているため。
◆装備アイテム
《マギアロッド》:大魔法使いに憧れるウィルドが森の中で拾った長杖。とても頑丈なのは、精霊達がウィルドの為に造ったものであるから。使用すると精密度がアップ。
《エメラルドブルーム》:自宅の倉庫で眠っている箒。これも精霊達が造り、密かに倉庫に置いたもの。風の精霊シルフの加護を宿すことで空を飛ぶ魔法の箒となる。ただし、精霊力が限界を迎える10分間のみ。使用中は【
◆使用魔法
ルーンを唱えることで“意図的に”魔法が使える。召喚後、何をどうしてほしいか伝える必要がある。
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