◆Shall we dance?
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(カービィ編)
絢爛たる衣装で着飾った人々で賑わう『スタジアム』ステージ上。
宰相兼機会技師であるマスター自ら手掛けたプログラムによって、辺りはシャンデリアの光が瞬く夜会会場に様変わり。
招待された城の役員達は皆嬉しそうに歓談する中、ドレス姿のエレナが会場を見回っていると――端のほうで座り込むタキシード姿のカービィが。
「ど、どうしました⁉︎」
急ぎ駆け寄るとカービィは覇気のない虚な目でエレナを捉えて、じわりと涙を浮かばせる。
「エレナ……あのねあのね」
「はい、どうしましたか?」
「ごはん……」
「えっ」
「ごはん食べ過ぎって言われたのぉ〜!」
カービィには悪いが少し安堵した。
身を屈み、カービィの後頭部を優しく撫でる。
「今回のパーティーはご飯がメインじゃないですから、数が少ないのですよ」
「そう……なんだ。じゃあがまんしないと……」
「えらいですっ」
エレナが慰めれば涙も引っ込んだカービィは「うん!」といつもの調子で返す。
「じゃあ、今日のパーティーはなにがメインなの?」
「ダンスですよ」
ダンスと聞いて目を輝かせたカービィは「わかった!」と自信満々に頷く。
「ぼくちょっと踊ってくる〜!」
「ああっ、待ってくださいカービィ〜!」
絢爛たる衣装で着飾った人々で賑わう『スタジアム』ステージ上。
宰相兼機会技師であるマスター自ら手掛けたプログラムによって、辺りはシャンデリアの光が瞬く夜会会場に様変わり。
招待された城の役員達は皆嬉しそうに歓談する中、ドレス姿のエレナが会場を見回っていると――端のほうで座り込むタキシード姿のカービィが。
「ど、どうしました⁉︎」
急ぎ駆け寄るとカービィは覇気のない虚な目でエレナを捉えて、じわりと涙を浮かばせる。
「エレナ……あのねあのね」
「はい、どうしましたか?」
「ごはん……」
「えっ」
「ごはん食べ過ぎって言われたのぉ〜!」
カービィには悪いが少し安堵した。
身を屈み、カービィの後頭部を優しく撫でる。
「今回のパーティーはご飯がメインじゃないですから、数が少ないのですよ」
「そう……なんだ。じゃあがまんしないと……」
「えらいですっ」
エレナが慰めれば涙も引っ込んだカービィは「うん!」といつもの調子で返す。
「じゃあ、今日のパーティーはなにがメインなの?」
「ダンスですよ」
ダンスと聞いて目を輝かせたカービィは「わかった!」と自信満々に頷く。
「ぼくちょっと踊ってくる〜!」
「ああっ、待ってくださいカービィ〜!」