◆Shall we dance?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
(マリオ編)
絢爛たる衣装で着飾った人々で賑わう『スタジアム』ステージ上。
宰相兼機会技師であるマスター自ら手掛けたプログラムによって、辺りはシャンデリアの光が瞬く夜会会場に様変わり。
招待された城の役員達は皆嬉しそうに歓談する中、一歩離れた位置から会場の様子を見守るドレス姿のエレナに「お〜い」と声を掛ける人物。
「マリオさん。お似合いですねっ」
礼服を身につけるマリオは気恥ずかしそうに笑ったかと思えば、「エレナも綺麗だぞ」とドレスを褒めた。
「ピーチさんはご一緒ではないのですか?」
「さっきまで一緒だったんだが、今は女子達と話してる」
ほら、と親指で示した先ではデイジーやロゼッタとともに楽しくお喋りしていた。
「ダンスの時間になったら真っ先に誘おうとしてる。クッパに負けないようにな!」
真っ先に誘えるようにフリーになっているのだと言外に告げられたエレナは苦笑を浮かべる。なんやかんや言い争いになって二人とも踊れない光景が目に浮かぶからだ。
「ほ、ほどほどにお願いしますね……」
「ん? おう、わかった」
とりあえず頷いたマリオは次に、エレナの隣に並ぶ。
疑問視するエレナにニっと歯を見せて笑う。
「んじゃそれまで話してようぜ。せっかくの場に一人なんてもったいないだろ、マネージャーさん」
マリオの気遣いに頬を綻ばせたエレナは「はいっ」と破顔した。
――そしてマリオがピーチと踊れたのかは、彼らのみぞ知る……。
絢爛たる衣装で着飾った人々で賑わう『スタジアム』ステージ上。
宰相兼機会技師であるマスター自ら手掛けたプログラムによって、辺りはシャンデリアの光が瞬く夜会会場に様変わり。
招待された城の役員達は皆嬉しそうに歓談する中、一歩離れた位置から会場の様子を見守るドレス姿のエレナに「お〜い」と声を掛ける人物。
「マリオさん。お似合いですねっ」
礼服を身につけるマリオは気恥ずかしそうに笑ったかと思えば、「エレナも綺麗だぞ」とドレスを褒めた。
「ピーチさんはご一緒ではないのですか?」
「さっきまで一緒だったんだが、今は女子達と話してる」
ほら、と親指で示した先ではデイジーやロゼッタとともに楽しくお喋りしていた。
「ダンスの時間になったら真っ先に誘おうとしてる。クッパに負けないようにな!」
真っ先に誘えるようにフリーになっているのだと言外に告げられたエレナは苦笑を浮かべる。なんやかんや言い争いになって二人とも踊れない光景が目に浮かぶからだ。
「ほ、ほどほどにお願いしますね……」
「ん? おう、わかった」
とりあえず頷いたマリオは次に、エレナの隣に並ぶ。
疑問視するエレナにニっと歯を見せて笑う。
「んじゃそれまで話してようぜ。せっかくの場に一人なんてもったいないだろ、マネージャーさん」
マリオの気遣いに頬を綻ばせたエレナは「はいっ」と破顔した。
――そしてマリオがピーチと踊れたのかは、彼らのみぞ知る……。