【六大賢主】に会いに行こう
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「――はははっ、それは大変だったな」
開口一番。事情を耳にしたザクロはそう笑みをこぼす。
「もう他の賢主とは会ったのか?」
「はい。お会いしました」
「なるほど、私が一番最後に回されたということか……」
ちらりとルフレを見遣る。ルフレは若干視線を逸らした。
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ザクロは決して善人ではない。
関係性が良好だったとしても、突然切り捨てる可能性がある。今もこうして人当たりの良い笑みを浮かべてはいるが、内心警戒しているに違いない。
「他の賢主は何だって?」
「ヴィル以外は全員了承してくれたよ」
ルフレの答えに、ザクロはふむと顎に触れる。
「分かった。ならば私も許可しよう」
「え」
「ありがとうございます!」
呆気なく了承したザクロ。ルフレは目を丸くし、エレナは腰を折る。
「……おや、ルフレ殿は意外だと言いたげだな」
胸中を看破され、ルフレは微苦笑。
「君は断ると思っていたからね」
「ふふ、間違いない。だが、私が断ればヴィルが可哀想だからな」
「どういうことですか……?」
恐る恐る尋ねたエレナににこりと笑う。
「ヴィルは《賢珠》造りが大の苦手なんだ」
これにはエレナも両目を見開く。
「私達がひとつ生産する倍もの時間と魔力を消費するから、ヴィルは造りたがらないのだよ」
「い、意外ですね……」
そうならば、初めに断られたのも頷ける。
粗相をしてしまったわけではないのだと、エレナは密かにほっと息を吐く。
「あの男にだって苦手なものぐらいあるさ。……話が逸れたな。私も用意しておこう」
「はい。よろしくお願いいたします」