【六大賢主】に会いに行こう
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「『スーイ』は居場所を掴みにくいから、妹のテルルなら何か分かるかもしれないと思ってね」
「確かに私も、スーイさんとお会いする機会はなかなかありませんね……」
城内に戻ってきた二人は、テルルの助言をもとにスーイの姿を探す。
風の力を使い一瞬で城内全ての設備を確認するスーイだが。持ち前の心配性から、一日に何度も確認してしまう癖がある。言外にテルルは、そのタイミングを狙えと伝えたかったようだ。
「この辺りは装飾品も多いし、待っていれば来てくれるかも」
と、足を止めたルフレが突然ぴくりと反応を示した。隣に並ぶエレナは疑問符を浮かべる。
「ど、どうかいたしましたか?」
「――来る」
「えっ?」
次の瞬間。ふわりと僅かに強い風が髪を靡かせた。
「スーイ!」
すかさずルフレが名を叫べば、彼らから少し離れた場所で緑の衣を身につける少年――『スーイ』が姿を現す。
「はい。お呼びですか?」
地面に着地しこちらに振り向くスーイに、ルフレは軽く事情を説明。
妹と同じ反応を示すスーイは「分かりました」と頷く。
「そう言ったお話であればご協力いたします」
「ありがとうございます、スーイさん」
「いえ。いつも妹がお世話になっておりますから」
それでは、と会釈し姿をかき消したスーイを見送りながら。ルフレはひとり黙考。
(スーイなら了承してくれると思ってはいたけど、問題は残りの賢主……)
「ルフレさん?」
じっと一点を凝視するルフレを疑問に思ったのか、エレナはそう顔を覗き込む。
なんでもないよと片手を軽く振ったルフレ。
「次は誰のところを訪ねようかと思ってね」
「そうですね……あっ、なら私が決めてもいいですか?」
「? うん、大丈夫だよ。誰のところに行くかい?」
「それは――」