合流せし戦士達Ⅱ
「おーい! おまえら〜‼︎」
「みんな〜‼︎」
マリオ、カービィを始めとする五人が仲間達のもとへと手を振りながら駆け寄ってくる。
「! 君たちは……!」
いの一番に気づいたのはマルスで、鞘に《ファルシオン》を納めて弛緩したその瞬間。
──ドォォォン……!
彼らが集う荒野から目視で確認できる位置に浮遊していた島が、甚だしい轟音を響かせて『亜空爆弾』の黒いドームに吸い込まれていく。
臨戦態勢を縫い直した一行だったが、爆弾から逃れた一機の宇宙船と氷山に墜落したはずの戦艦が彼らの近くに着陸。
それぞれのハッチが開き、最初に地面へ降り立ったのは二人の操縦士。
「流石、戦士と呼ばれるだけあるな。こんな異常事態でも対応出来るとは」
宇宙船『ファルコンフライヤー』の所有者、キャプテン・ファルコン。
「ふう……、ようやく取り返すことができた」
『戦艦ハルバード』の所有者、メタナイト。
二人を筆頭に、各マシンに同乗していた【乱闘部隊】のメンバーが続々と登場。
そこには、マリオとリンクが必死に探し求めていた──。
「ピーチ!」
「ゼルダ姫様!」
「あら、マリオじゃない」
「リンク? 貴方は確か《マスターソード》を手に森へ向かったはずでは……?」
ちっとも気にしていないピーチに、疑問に思うゼルダ。
捕えられたり、偽物が現れたり、フィギュアにされたりと散々な目に遭ったはずなのに。持ち前のメンタル強さゆえにか、予想以上に元気な様子の姫二人に、マリオとリンクは揃って息を吐く。
「マリオ、ちょっとぶりだな」
「フォックス! 無事だったんだな」
話しかけきたフォックスは「まあな」と肩をすくめると、彼に本題を持ちかける。
「それで、マリオ。これからどうする」
「どうするって……」
「全員とまではいかずとも、これだけの人数が集まったんだ。そろそろこちらも反撃するべきだ」
フォックスの言葉に、マリオは自分が【乱闘部隊】のリーダーであることを思い出させられた。
ヴィルヘルムの行方が不明な今。どうして【亜空軍】なんてものをマスターが指揮しているのかは分からない。だからと言え、止めない理由にもならない。
マリオは目の色を変え、「そうだな」と頷きを返す。
「みんなに共有しておきたいこともある。この後どうするのかも踏まえて話し合いがしたい」
「なら、私のハルバードを使うといい。案内しよう」
「オマエは……」
特徴的な仮面で顔を覆う一頭身の騎士は、そう言ってマントを翻しハルバードの内部へ。他のファイターらも彼に続き、少し前まで敵の手に堕ちていた戦艦の内部に入る。
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