家庭教師ヒットマンREBORN!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
※一人称
7月7日、今日は年に1度の七夕。
行きつけのショッピングモールの広場で私はディーノ一緒に七夕に願い事を書いていた。
毎年恒例の7月限定の七夕行事。
ピンク色の短冊に“ディーノとこの先も一緒にいられますように”と書いては、私の頬は自然と緩んでしまう。
ディーノと付き合い始めて、私の毎年の短冊のお願い事はいつもこの言葉になっていた。
毎年同じ事を書かなくても…と思われてしまうが、私にとってはこのお願い事は何よりも大切で叶えて欲しいお願い事だった。
(だって…何が起こるかなんて、分かんないんだもん)
普通ならそれは交通事故や災害で起こる“何か”だけど、私の場合はそれだけじゃない。
私が付き合って居るディーノは…まぁ、一言で言えばマフィアのボスだ。
そんな漫画やドラマみたいな設定の職業の人がまさか自分の彼氏なんて夢を見ているような気分だけど夢じゃない。
実際にディーノの部下を何百人も見た事があるのだからどれだけ夢だったらよかったかなんて思った事も…過去にはあった。
それでも私はディーノが好きで、マフィアのボスなんて言われても結局離れるなんて発想はなくて好き!って気持ちだけが私の中にあった。
それは私だけじゃなくて…多分ディーノ自身も同じ気持ちなんだろうなと思ってる。
付き合い出して早数年。
それでもこの関係は終わるどころか続いているのだから。
(ねぇ、織姫様彦星様。お願いだから…これから先もずっとディーノと一緒にいさせてね…?)
書いた短冊を思わずぎゅっと握りしめた。
願う様に、祈るように。
この願いだけは…どうしてもかなえて欲しいから。
勿論折角書いた短冊がしわくちゃにならない力加減でだけど、つい力が入ってしまう。
「名無しは何を書いたんだ?」
そんな願いをしている私に丁度ディーノも短冊を書き終えたのか私に問いかける。
『ふふ、私の願い事はこれですよ』
別にみられて困る物でもないのだ。
ピンク色の短冊をディーノに見せては笑われちゃうかな…?なんて思ったけど、これが私の願いなのだから笑われたって別にいい。
短冊に書かれた文字を見た瞬間、ディーノの鳶色の瞳が大きく見開かれ…そして目を細められた。
整いすぎた要望に、そんな仕草すら見惚れてしまう程ディーノの仕草は美しかった。
愛おしそうに私の書いた短冊の文字をなぞり触れては、私の方へと改めて身体を向ける。
「なぁ、名無し」
『なぁに、ディーノ?』
急に名前を呼ばれてしまえば思わずきょとんとした表情をしてしまう。
見上げたディーノの顔はまるで愛しいものを見るような目で私を見ては手を伸ばし、気が付けばディーノの腕の中。
ぎゅっと、力強く抱きしめられてしまえば『ち、ちょっとディーノ…!』と声を上げそうになる。
普段なら『ここ外だから!』って、恥ずかしがりながら叫んで離してって暴れたりするけど…今の私にはそれが出来なかった。
優しい表情で、愛おしそうにその綺麗な鳶色の瞳で私を見ているディーノ。
そんなディーノの腕の中で暴れる事も、ましてや『離して!』なんて言葉も私の喉から消え失せてしまう。
手を伸ばし、愛おしそうに私の持っている短冊に手が触れては言葉を紡ぐ。
「その願い、俺が叶えてやるよ。織姫様と彦星様に願うより…俺が叶える方が現実的だろ?」
ディーノの余裕たっぷりの笑みに、私の心臓は思わず飛び跳ねては目を奪われる。
だって今までに見た事ないほど余裕たっぷりで…私の目にはかっこよく映ってしまうのだから。
さっきディーノが言った言葉だってそうだ。
確かに織姫様や彦星様に叶うよりも、ディーノ本人が叶えてくれる方が現実的ではある。
ディーノの言葉に、私の体温は少し上がったのが自分でも分かってしまう。
だってドクン、ドクンって心臓が脈打ち頬にだって熱を感じる。
ディーノの言葉に何か返さなきゃと思うのに、上手く言葉が出てこなくて、思考すらも止まってしまう。
そんな私にディーノは気にせず微笑んだ。
余裕たっぷりな笑みとは違う…優しく温かい微笑み。
そっと私の顔に…否、耳元に顔を近づけては甘い吐息を零す。
思わずビクリと身体が跳ねてしまうのに、ディーノは気にせずに言葉を紡いだ。
「Ti amo, e voglio stare con te per sempre...」
いつもよりも低い声で、そして何処か艶めいた声色。
正直言葉の意味なんて分からなかった。
だってディーノの言葉は英語じゃなくて、ディーノの国の言葉…イタリア語だ。
イタリア語なんて授業ですら習った事も無ければ勉強した事だってないのに。
それでも“Ti amo”と言っていたのだから“愛してる”と言われた事には違いないだろう。
意味を聞こうとする前に…ディーノの柔らかい唇が、私の耳朶に触れた―――…
Ti amo, e voglio stare con te per sempre...
(ねぇ…そのイタリア語の意味って…何?)
(お、気になるか?でも教えねえよ)
(え、ずるい!!!!)
(知りたかったら名無しイタリア語の勉強するか?)
(ぐぬぬ…いいもん、私は文明の機器を盛大に使って訳すもん!)
(おまっ…それはずるいだろ?!)
2025/07/13
7月7日、今日は年に1度の七夕。
行きつけのショッピングモールの広場で私はディーノ一緒に七夕に願い事を書いていた。
毎年恒例の7月限定の七夕行事。
ピンク色の短冊に“ディーノとこの先も一緒にいられますように”と書いては、私の頬は自然と緩んでしまう。
ディーノと付き合い始めて、私の毎年の短冊のお願い事はいつもこの言葉になっていた。
毎年同じ事を書かなくても…と思われてしまうが、私にとってはこのお願い事は何よりも大切で叶えて欲しいお願い事だった。
(だって…何が起こるかなんて、分かんないんだもん)
普通ならそれは交通事故や災害で起こる“何か”だけど、私の場合はそれだけじゃない。
私が付き合って居るディーノは…まぁ、一言で言えばマフィアのボスだ。
そんな漫画やドラマみたいな設定の職業の人がまさか自分の彼氏なんて夢を見ているような気分だけど夢じゃない。
実際にディーノの部下を何百人も見た事があるのだからどれだけ夢だったらよかったかなんて思った事も…過去にはあった。
それでも私はディーノが好きで、マフィアのボスなんて言われても結局離れるなんて発想はなくて好き!って気持ちだけが私の中にあった。
それは私だけじゃなくて…多分ディーノ自身も同じ気持ちなんだろうなと思ってる。
付き合い出して早数年。
それでもこの関係は終わるどころか続いているのだから。
(ねぇ、織姫様彦星様。お願いだから…これから先もずっとディーノと一緒にいさせてね…?)
書いた短冊を思わずぎゅっと握りしめた。
願う様に、祈るように。
この願いだけは…どうしてもかなえて欲しいから。
勿論折角書いた短冊がしわくちゃにならない力加減でだけど、つい力が入ってしまう。
「名無しは何を書いたんだ?」
そんな願いをしている私に丁度ディーノも短冊を書き終えたのか私に問いかける。
『ふふ、私の願い事はこれですよ』
別にみられて困る物でもないのだ。
ピンク色の短冊をディーノに見せては笑われちゃうかな…?なんて思ったけど、これが私の願いなのだから笑われたって別にいい。
短冊に書かれた文字を見た瞬間、ディーノの鳶色の瞳が大きく見開かれ…そして目を細められた。
整いすぎた要望に、そんな仕草すら見惚れてしまう程ディーノの仕草は美しかった。
愛おしそうに私の書いた短冊の文字をなぞり触れては、私の方へと改めて身体を向ける。
「なぁ、名無し」
『なぁに、ディーノ?』
急に名前を呼ばれてしまえば思わずきょとんとした表情をしてしまう。
見上げたディーノの顔はまるで愛しいものを見るような目で私を見ては手を伸ばし、気が付けばディーノの腕の中。
ぎゅっと、力強く抱きしめられてしまえば『ち、ちょっとディーノ…!』と声を上げそうになる。
普段なら『ここ外だから!』って、恥ずかしがりながら叫んで離してって暴れたりするけど…今の私にはそれが出来なかった。
優しい表情で、愛おしそうにその綺麗な鳶色の瞳で私を見ているディーノ。
そんなディーノの腕の中で暴れる事も、ましてや『離して!』なんて言葉も私の喉から消え失せてしまう。
手を伸ばし、愛おしそうに私の持っている短冊に手が触れては言葉を紡ぐ。
「その願い、俺が叶えてやるよ。織姫様と彦星様に願うより…俺が叶える方が現実的だろ?」
ディーノの余裕たっぷりの笑みに、私の心臓は思わず飛び跳ねては目を奪われる。
だって今までに見た事ないほど余裕たっぷりで…私の目にはかっこよく映ってしまうのだから。
さっきディーノが言った言葉だってそうだ。
確かに織姫様や彦星様に叶うよりも、ディーノ本人が叶えてくれる方が現実的ではある。
ディーノの言葉に、私の体温は少し上がったのが自分でも分かってしまう。
だってドクン、ドクンって心臓が脈打ち頬にだって熱を感じる。
ディーノの言葉に何か返さなきゃと思うのに、上手く言葉が出てこなくて、思考すらも止まってしまう。
そんな私にディーノは気にせず微笑んだ。
余裕たっぷりな笑みとは違う…優しく温かい微笑み。
そっと私の顔に…否、耳元に顔を近づけては甘い吐息を零す。
思わずビクリと身体が跳ねてしまうのに、ディーノは気にせずに言葉を紡いだ。
「Ti amo, e voglio stare con te per sempre...」
いつもよりも低い声で、そして何処か艶めいた声色。
正直言葉の意味なんて分からなかった。
だってディーノの言葉は英語じゃなくて、ディーノの国の言葉…イタリア語だ。
イタリア語なんて授業ですら習った事も無ければ勉強した事だってないのに。
それでも“Ti amo”と言っていたのだから“愛してる”と言われた事には違いないだろう。
意味を聞こうとする前に…ディーノの柔らかい唇が、私の耳朶に触れた―――…
Ti amo, e voglio stare con te per sempre...
(ねぇ…そのイタリア語の意味って…何?)
(お、気になるか?でも教えねえよ)
(え、ずるい!!!!)
(知りたかったら名無しイタリア語の勉強するか?)
(ぐぬぬ…いいもん、私は文明の機器を盛大に使って訳すもん!)
(おまっ…それはずるいだろ?!)
2025/07/13
60/76ページ