家庭教師ヒットマンREBORN!
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※微裏(情事後の内容表記有り)
まだ陽が登っていない夜明け前。
薄暗い部屋の中にスクアーロは極力音を立てずに自身の部屋へと足を踏み入れた。
スクアーロにしては珍しくラフな格好をしており、先ほどシャワーを浴びていたせいか髪はまだ水分を含んでいる。
銀色の長い毛先からポタポタと水滴が落ちるのを首にかけられた水色のタオルで雑に拭いていく。
XANXUSがボンゴレファミリーのボスになるまでは髪を切らない、と願掛けをしてはかれこれ8年の歳月が流れていた。
同じヴァリアー所属であるルッスーリアがスクアーロの髪の拭き方を見れば、ぞっとしてしまう程髪を雑にタオルで拭く。
タオルで髪を拭きながら、ちらりと部屋に備え付けている時計へと視線を移せば時刻はまだ午前4時半。
珍しく早朝から仕事が入っているため、スクアーロは早めに目を覚ましては仕事前にシャワーを浴びた。
スクアーロ自身、シャワーを浴び髪を乾かす時間を踏まえたらこの時間帯に起きて当然と言えば当然なのだ。
どれだけドライヤーで素早く乾かしても、雑とは言え髪をタオルで水分をふき取るのには時間がかかってしまうのだから。
髪を拭きながらも、スクアーロは自身のベッドの縁に腰掛けては再び雑に髪を拭いていく。
今日1日のスケジュールを思い返しながら、ガシガシとタオルで髪を拭いてはちらりと視線をベッドの枕へと向けた。
スクアーロの視線の先には自分のベッドの上で眠っている名無しの姿が青い瞳に映り込む。
『すぅ…すぅ…』と規則正しい寝息を立てては、あどけない寝顔で眠っている名無し。
スクアーロの隊に所属しており、スクアーロ自身の恋人でもある名無しの顔を見てはスクアーロはふっと頬を緩めた。
程よい空調で過ごしやすい温度ではあるものの、名無しは服を纏わずに生まれたままの姿でブランケットにくるまっている。
スクアーロとは違い手入れされた艶やかな黒髪がブランケットから覗いている。
(ガキみてぇーな寝顔だな)
自分とさして変わらない年齢の癖に、日本人であり童顔であるせいか名無しの顔はスクアーロからしてみればそれこそ幼い子供の様だった。
いくら名無しを子供の様だと思うものの、スクアーロは名無しの事を一度も子供扱いした事はこれまでにない。
自分の部下であり、最愛の恋人なのだ。
その証拠に名無しの白い肌には昨夜スクアーロが付けた赤い痕があちらこちらに散らばっている。
勿論隊服を着ても見えない所に付けているので、執拗に名無しの肌を赤く染めては名無しが自分の物だと言う痕をスクアーロが満足するまで付けたのは言うまでもなかった。
ここ連日仕事で名無しとの時間なんて一切取れていない。
同じヴァリアーに所属していると言えど任務内容やスケジュールが合う事はほとんどないのだ。
スクアーロが帰って来た頃に名無しが仕事に出ていたり、名無しが休みの日にはスクアーロが任務で1日中帰ってこなかったりすることは多々ある。
だが昨日はようやく名無しとの休みが合い、1日中スクアーロが名無しを貪ったのは言うまでも無かった。
自分がこんなにも1人の人間に執着するなんて思ってもみなかったほどに、スクアーロは名無しを抱いた。
赤い痕を散らし、名無しと身体を重ねる。
何度も唇を奪い、名無しの中に己の熱を吐き出してはまだ足りないと言わんばかりに名無しを貪りつくす。
名無しに快楽を与えれば甘い声を漏らしては、蕩けた表情でスクアーロの名を呼ぶ。
名を呼ばれる度にスクアーロの身体は熱を帯びては限界なんて超えるほどに名無しを抱き続けた。
恋人が居なくても己の熱を鎮める為に後腐れのない女を抱いた事はあれど、名無しを抱いてしまえばもう他の女等スクアーロは眼中にはない。
変わらずXANXUSへの忠誠心はあれど、プライベートでは名無しに首ったけな自分に思わずスクアーロは喉を鳴らした。
「ゔお゙ぉい…起きろ名無し」
片手で髪を拭きながらゆさゆさと空いている手で名無しの身体を揺らしては声をかける。
普段のようなけたたましい声ではなく、それこそ名無しを気遣う様に名無しにだけに聞こえる声量だ。
本来であれば名無しが起きるにはまだ早い時間帯だ。
昨夜1日中抱いたのだからまだ寝かせてやりたいと思うものの、名無しも珍しくスクアーロと別ではあるが早朝から任務が入っているせいかスクアーロは名無しを起こす。
一昨日仕事終わりに久々に起きて顔を合わせた時に『スクアーロ、ごめん明後日朝起こして?絶対殺らなきゃいけない相手だし…どんな手を使っても良いから』と頼んだのは名無しなのだ。
だが名無しは『ん~』と唸るだけで目を覚まそうとはしない。
それ所か“起こすな”と言わんばかりに眉をしかめては『…後9時間寝させて…』と寝返りを打ってはシーツの上で丸くなる。
触り心地のいいブランケットに深くくるまっては再び規則正しい寝息を立て始めた。
「ゔお゙ぉい!!!ふざけんな、何堂々と遅刻宣言してんだ名無し?!お前が起こせって言ったんだろ!?」
名無しの言葉に抑えていた声量は一瞬にして消え去る。
普段通りのけたたましい声と共に名無しからブランケットを剥ぎ取ろうとするが、名無しは『やあぁ…』と言いながらブランケットを強く握りしめては猫の様に身体を丸めた。
朝起きるのが苦手な名無しの為に、頼まれれば時折スクアーロは今の様に名無しを起こす。
名無し自身朝に弱い事は自覚があるため滅多に朝からの任務なんてスクアーロが言おうがXANXUSが言ってようやく、渋々引き受ける位だ。
故に朝の任務がある時は起こしてと言うものの、どんな手を使ってもとは言わない名無しが、だ。
それほど今日の任務は名無しにとって何かしらあるのだろう。
一応スクアーロは名無しの上司であり、任務の内容も知っている。
どこぞのファミリーの令嬢の暗殺…だったはずだ。
大した内容ではないのに、名無しはその任務書を見た瞬間『絶対私が殺る!』と何故か豪語するほどに任務書を手放さなかった。
だがいくら優しく最初は起こすものの一向に起きない名無しに痺れを切らしけたたましい声を上げては名無しからブランケットを剥ぎ取るのが恋人になってからのスクアーロの日常の一部になりつつあるのは言うまでもない。
『スクアーロ…うるさい…』
「うるさいじゃねえぞ!起こせつったのはお前だろ名無し!!!」
『やぁあ…後9時間…ダメなら12時間でいいから…』
「何しれっと睡眠時間増やそうとしてんだ名無してめぇ!!!」
ブランケットを剥ぎ取ろうとする手に力を込めるものの、名無しもそんなスクアーロに反抗するようにブランケットにしがみ付く。
起きる気なんて毛頭もないと言わんばかりに、名無しは頬を緩めては再び規則正しい寝息を立て始めた。
「くそっ、毎回毎回どんだけ朝起きねえんだよ名無し…」
ほんの少し息を乱しては肩で息をする。
普通の女相手なら方で息をする必要もないが、名無しはこれでも暗殺部隊ヴァリアーの一員だ。
女と言えど力はある方であるが故にスクアーロは思わず舌打ちを零した。
起こせと言ったくせにいざ起こしてみては起きようともしない名無し。
渋々朝の任務を頼んだ時はしょうがなかったが、今回は名無しから言い出したのだ。
何で起きないのだと心の底から思うものの、ふと(そういや…どんな手を使っても起こせって言ってたな名無し…)と名無しの言葉を思い出してはスクアーロは目を細めては口角を上げた。
「…おい、名無し」
ギシリとベッドが軋む音を立てては、スクアーロは名無しが眠っているブランケットに近づいてはゆっくりと名無しの丸まっている名無しの向きを仰向けにさせた。
ブランケットから顔をのぞかせた名無しの頬に、スクアーロの髪から滴り落ちる冷たい水滴が落ちては頬を濡らす。
『…んっ…つめ…たい…』
頬を濡らした水滴にピクリと眉を顰める。
「名無し」
『……スク…アー、ロ…?』
再び名前を呼ばれては名無しは薄っすらと目を開ける。
視界はぼやけ、ぼんやりと銀髪と青い瞳が名無しの瞳に映るもののぼやけているせいかそれが誰かまでは分かるもののはっきりとした表情までは分からなかった。
開いた瞳を再び閉じては寝息を立てようとしたその瞬間―――…
『ん…ふぁ…んっ、んっ』
名無しの唇にスクアーロの唇が触れては、名無しの唇の内側にスクアーロの舌が滑り込む。
ぬるりとした感触が名無しの舌に触れては絡められる。
くちゅりっと、淫らな水音とともに、激しくスクアーロの舌が名無しの舌を犯す。
数秒、数分…どれくらいスクアーロの舌が名無しの舌に絡みついていたかなんて名無しには分からない。
名無しの舌先をチロチロと舐めてはようやくスクアーロの舌が名無しの唇から離れた。
何が起こったのか、状況を把握しきれていない名無しは目をぱちくりと瞬かせてはぼんやりと視界に映るスクアーロを見つめる。
『す、スクアーロな、何して…?』
「何して…?じゃねぇえぞ、名無しが起こせって言ったんだろ?」
名無しを見下ろしながらスクアーロは妖笑を浮かべては青い瞳を細める。
まだ寝ぼけているのか、はたまた脳がまだ覚醒していないのか名無しは潤んだ瞳で覆いかぶさるスクアーロを見あげた。
その瞳は獲物を狩るような肉食獣…否、獲物を捕らえた鮫が今にも貪り付く姿の様に名無しには見える。
「安心しろ、名無し。今日は後の事考えて手加減はしてやるよ…手加減は、な」
『す、スクアーロそれ手加減する気ないでしょ…』
ようやく身の危険を感じ頭が冴えて来た名無しは慌ててスクアーロが覆いかぶさる下から抜け出そうとするものの、しっかりと両手首を掴まれているせいか逃げ出すことが出来ない。
背中に冷や汗が流れるものの、スクアーロはそんな名無しにお構いなく言葉を紡いだ、
「名無し一昨日言っただろ?俺に“どんな手を使ってもいいから朝起こせ”ってな」
にやりと口角を上げ笑えば、スクアーロはゆっくりと名無しの唇に自分の唇を押し当てた。
触れるだけと思いきや、スクアーロは名無しの唇を割っては自身の舌を絡ませては口内を犯していく。
必死に抵抗しようとすうものの、寝起きのせいか名無しは抗う事等出来ずただただスクアーロにされるがままだった。
そして、名無しは仕事があるにもかかわらず貪られたのは言うまでも無かった―――…
眠り姫に口付けを
(っ…スクアーロ手加減してないじゃんっ…)
(あ゙ぁ゙!?手加減なら充分してやっただろーが。素直に起きねえ名無しが悪いだろ?)
(うぅ…お、おっしゃる通りです…)
(それとも昨日みたいにもう一回ヤりゃあ今度ははっきり目ぇ覚ますか名無しは?)
(うぅ…勘弁してくださいっ…ちゃんと任務こなして…はっ?!任務!絶対私が殺らなきゃ!!!)
(お…おう…?)
((だってあの任務書の令嬢…この間スクアーロに色目使った女だもん。私が殺らなきゃ))
2025/05/01
まだ陽が登っていない夜明け前。
薄暗い部屋の中にスクアーロは極力音を立てずに自身の部屋へと足を踏み入れた。
スクアーロにしては珍しくラフな格好をしており、先ほどシャワーを浴びていたせいか髪はまだ水分を含んでいる。
銀色の長い毛先からポタポタと水滴が落ちるのを首にかけられた水色のタオルで雑に拭いていく。
XANXUSがボンゴレファミリーのボスになるまでは髪を切らない、と願掛けをしてはかれこれ8年の歳月が流れていた。
同じヴァリアー所属であるルッスーリアがスクアーロの髪の拭き方を見れば、ぞっとしてしまう程髪を雑にタオルで拭く。
タオルで髪を拭きながら、ちらりと部屋に備え付けている時計へと視線を移せば時刻はまだ午前4時半。
珍しく早朝から仕事が入っているため、スクアーロは早めに目を覚ましては仕事前にシャワーを浴びた。
スクアーロ自身、シャワーを浴び髪を乾かす時間を踏まえたらこの時間帯に起きて当然と言えば当然なのだ。
どれだけドライヤーで素早く乾かしても、雑とは言え髪をタオルで水分をふき取るのには時間がかかってしまうのだから。
髪を拭きながらも、スクアーロは自身のベッドの縁に腰掛けては再び雑に髪を拭いていく。
今日1日のスケジュールを思い返しながら、ガシガシとタオルで髪を拭いてはちらりと視線をベッドの枕へと向けた。
スクアーロの視線の先には自分のベッドの上で眠っている名無しの姿が青い瞳に映り込む。
『すぅ…すぅ…』と規則正しい寝息を立てては、あどけない寝顔で眠っている名無し。
スクアーロの隊に所属しており、スクアーロ自身の恋人でもある名無しの顔を見てはスクアーロはふっと頬を緩めた。
程よい空調で過ごしやすい温度ではあるものの、名無しは服を纏わずに生まれたままの姿でブランケットにくるまっている。
スクアーロとは違い手入れされた艶やかな黒髪がブランケットから覗いている。
(ガキみてぇーな寝顔だな)
自分とさして変わらない年齢の癖に、日本人であり童顔であるせいか名無しの顔はスクアーロからしてみればそれこそ幼い子供の様だった。
いくら名無しを子供の様だと思うものの、スクアーロは名無しの事を一度も子供扱いした事はこれまでにない。
自分の部下であり、最愛の恋人なのだ。
その証拠に名無しの白い肌には昨夜スクアーロが付けた赤い痕があちらこちらに散らばっている。
勿論隊服を着ても見えない所に付けているので、執拗に名無しの肌を赤く染めては名無しが自分の物だと言う痕をスクアーロが満足するまで付けたのは言うまでもなかった。
ここ連日仕事で名無しとの時間なんて一切取れていない。
同じヴァリアーに所属していると言えど任務内容やスケジュールが合う事はほとんどないのだ。
スクアーロが帰って来た頃に名無しが仕事に出ていたり、名無しが休みの日にはスクアーロが任務で1日中帰ってこなかったりすることは多々ある。
だが昨日はようやく名無しとの休みが合い、1日中スクアーロが名無しを貪ったのは言うまでも無かった。
自分がこんなにも1人の人間に執着するなんて思ってもみなかったほどに、スクアーロは名無しを抱いた。
赤い痕を散らし、名無しと身体を重ねる。
何度も唇を奪い、名無しの中に己の熱を吐き出してはまだ足りないと言わんばかりに名無しを貪りつくす。
名無しに快楽を与えれば甘い声を漏らしては、蕩けた表情でスクアーロの名を呼ぶ。
名を呼ばれる度にスクアーロの身体は熱を帯びては限界なんて超えるほどに名無しを抱き続けた。
恋人が居なくても己の熱を鎮める為に後腐れのない女を抱いた事はあれど、名無しを抱いてしまえばもう他の女等スクアーロは眼中にはない。
変わらずXANXUSへの忠誠心はあれど、プライベートでは名無しに首ったけな自分に思わずスクアーロは喉を鳴らした。
「ゔお゙ぉい…起きろ名無し」
片手で髪を拭きながらゆさゆさと空いている手で名無しの身体を揺らしては声をかける。
普段のようなけたたましい声ではなく、それこそ名無しを気遣う様に名無しにだけに聞こえる声量だ。
本来であれば名無しが起きるにはまだ早い時間帯だ。
昨夜1日中抱いたのだからまだ寝かせてやりたいと思うものの、名無しも珍しくスクアーロと別ではあるが早朝から任務が入っているせいかスクアーロは名無しを起こす。
一昨日仕事終わりに久々に起きて顔を合わせた時に『スクアーロ、ごめん明後日朝起こして?絶対殺らなきゃいけない相手だし…どんな手を使っても良いから』と頼んだのは名無しなのだ。
だが名無しは『ん~』と唸るだけで目を覚まそうとはしない。
それ所か“起こすな”と言わんばかりに眉をしかめては『…後9時間寝させて…』と寝返りを打ってはシーツの上で丸くなる。
触り心地のいいブランケットに深くくるまっては再び規則正しい寝息を立て始めた。
「ゔお゙ぉい!!!ふざけんな、何堂々と遅刻宣言してんだ名無し?!お前が起こせって言ったんだろ!?」
名無しの言葉に抑えていた声量は一瞬にして消え去る。
普段通りのけたたましい声と共に名無しからブランケットを剥ぎ取ろうとするが、名無しは『やあぁ…』と言いながらブランケットを強く握りしめては猫の様に身体を丸めた。
朝起きるのが苦手な名無しの為に、頼まれれば時折スクアーロは今の様に名無しを起こす。
名無し自身朝に弱い事は自覚があるため滅多に朝からの任務なんてスクアーロが言おうがXANXUSが言ってようやく、渋々引き受ける位だ。
故に朝の任務がある時は起こしてと言うものの、どんな手を使ってもとは言わない名無しが、だ。
それほど今日の任務は名無しにとって何かしらあるのだろう。
一応スクアーロは名無しの上司であり、任務の内容も知っている。
どこぞのファミリーの令嬢の暗殺…だったはずだ。
大した内容ではないのに、名無しはその任務書を見た瞬間『絶対私が殺る!』と何故か豪語するほどに任務書を手放さなかった。
だがいくら優しく最初は起こすものの一向に起きない名無しに痺れを切らしけたたましい声を上げては名無しからブランケットを剥ぎ取るのが恋人になってからのスクアーロの日常の一部になりつつあるのは言うまでもない。
『スクアーロ…うるさい…』
「うるさいじゃねえぞ!起こせつったのはお前だろ名無し!!!」
『やぁあ…後9時間…ダメなら12時間でいいから…』
「何しれっと睡眠時間増やそうとしてんだ名無してめぇ!!!」
ブランケットを剥ぎ取ろうとする手に力を込めるものの、名無しもそんなスクアーロに反抗するようにブランケットにしがみ付く。
起きる気なんて毛頭もないと言わんばかりに、名無しは頬を緩めては再び規則正しい寝息を立て始めた。
「くそっ、毎回毎回どんだけ朝起きねえんだよ名無し…」
ほんの少し息を乱しては肩で息をする。
普通の女相手なら方で息をする必要もないが、名無しはこれでも暗殺部隊ヴァリアーの一員だ。
女と言えど力はある方であるが故にスクアーロは思わず舌打ちを零した。
起こせと言ったくせにいざ起こしてみては起きようともしない名無し。
渋々朝の任務を頼んだ時はしょうがなかったが、今回は名無しから言い出したのだ。
何で起きないのだと心の底から思うものの、ふと(そういや…どんな手を使っても起こせって言ってたな名無し…)と名無しの言葉を思い出してはスクアーロは目を細めては口角を上げた。
「…おい、名無し」
ギシリとベッドが軋む音を立てては、スクアーロは名無しが眠っているブランケットに近づいてはゆっくりと名無しの丸まっている名無しの向きを仰向けにさせた。
ブランケットから顔をのぞかせた名無しの頬に、スクアーロの髪から滴り落ちる冷たい水滴が落ちては頬を濡らす。
『…んっ…つめ…たい…』
頬を濡らした水滴にピクリと眉を顰める。
「名無し」
『……スク…アー、ロ…?』
再び名前を呼ばれては名無しは薄っすらと目を開ける。
視界はぼやけ、ぼんやりと銀髪と青い瞳が名無しの瞳に映るもののぼやけているせいかそれが誰かまでは分かるもののはっきりとした表情までは分からなかった。
開いた瞳を再び閉じては寝息を立てようとしたその瞬間―――…
『ん…ふぁ…んっ、んっ』
名無しの唇にスクアーロの唇が触れては、名無しの唇の内側にスクアーロの舌が滑り込む。
ぬるりとした感触が名無しの舌に触れては絡められる。
くちゅりっと、淫らな水音とともに、激しくスクアーロの舌が名無しの舌を犯す。
数秒、数分…どれくらいスクアーロの舌が名無しの舌に絡みついていたかなんて名無しには分からない。
名無しの舌先をチロチロと舐めてはようやくスクアーロの舌が名無しの唇から離れた。
何が起こったのか、状況を把握しきれていない名無しは目をぱちくりと瞬かせてはぼんやりと視界に映るスクアーロを見つめる。
『す、スクアーロな、何して…?』
「何して…?じゃねぇえぞ、名無しが起こせって言ったんだろ?」
名無しを見下ろしながらスクアーロは妖笑を浮かべては青い瞳を細める。
まだ寝ぼけているのか、はたまた脳がまだ覚醒していないのか名無しは潤んだ瞳で覆いかぶさるスクアーロを見あげた。
その瞳は獲物を狩るような肉食獣…否、獲物を捕らえた鮫が今にも貪り付く姿の様に名無しには見える。
「安心しろ、名無し。今日は後の事考えて手加減はしてやるよ…手加減は、な」
『す、スクアーロそれ手加減する気ないでしょ…』
ようやく身の危険を感じ頭が冴えて来た名無しは慌ててスクアーロが覆いかぶさる下から抜け出そうとするものの、しっかりと両手首を掴まれているせいか逃げ出すことが出来ない。
背中に冷や汗が流れるものの、スクアーロはそんな名無しにお構いなく言葉を紡いだ、
「名無し一昨日言っただろ?俺に“どんな手を使ってもいいから朝起こせ”ってな」
にやりと口角を上げ笑えば、スクアーロはゆっくりと名無しの唇に自分の唇を押し当てた。
触れるだけと思いきや、スクアーロは名無しの唇を割っては自身の舌を絡ませては口内を犯していく。
必死に抵抗しようとすうものの、寝起きのせいか名無しは抗う事等出来ずただただスクアーロにされるがままだった。
そして、名無しは仕事があるにもかかわらず貪られたのは言うまでも無かった―――…
眠り姫に口付けを
(っ…スクアーロ手加減してないじゃんっ…)
(あ゙ぁ゙!?手加減なら充分してやっただろーが。素直に起きねえ名無しが悪いだろ?)
(うぅ…お、おっしゃる通りです…)
(それとも昨日みたいにもう一回ヤりゃあ今度ははっきり目ぇ覚ますか名無しは?)
(うぅ…勘弁してくださいっ…ちゃんと任務こなして…はっ?!任務!絶対私が殺らなきゃ!!!)
(お…おう…?)
((だってあの任務書の令嬢…この間スクアーロに色目使った女だもん。私が殺らなきゃ))
2025/05/01
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