家庭教師ヒットマンREBORN!
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※スクアーロ先生(英語教師)×生徒
※微裏
「ゔお゙ぉい!!!名無しこれは一体どういう事だ!!!」
放課後、英語教師であるスクアーロのけたたましい声が生徒指導室内に響き渡るのを名無しは黙って聞いていた。
生徒指導室内は防音のせいか外に漏れる事はなく、ただただ生徒指導室内に響く。
あからさまに不機嫌な表情でスクアーロは目の前に立つ名無しを見下ろしているが…名無しに至っては目を逸らしながらもちらりとスクアーロを見る。
相変わらず女である名無しから見てもサラサラであり絡まりのない綺麗な長い銀髪。
オーバル型の縁の細い眼鏡からは鋭い青色の瞳が名無しを射抜き見下ろしている。
水色のワイシャツは教師であるにもかかわらず首元が着崩されており、ネクタイも緩く結ばれていた。
着崩しているとは言えど、清潔感溢れた服装である事には違いない。
左手には黒い手袋をはめており、それはスクアーロの左手が義手である事を隠すためのものである。
無論、左手が義手であることを知っている生徒はごく一部しかいないが…。
ちらりと見たスクアーロの表情はやはり不機嫌そのもので…その原因を名無し自身よく分かっているのだ。
スクアーロの右手には1枚の紙、否、小テストの用紙が持たれている。
それが今回のスクアーロが不機嫌な原因だった。
『……どういう事って言われても…見たまんまとしか…答えようがないですねぇ…』
けたたましい声に圧倒され、名無しはそんなスクアーロから視線を再度そらし、だただ冷や汗を流していた。
スクアーロが持っているその小テストの用紙は、まごう事なく名無し自身の物だ。
名前の欄にはくっきりと名無し自身の名前が書かれており…点数の所には悲しい事に5点と記入されている。
この小テストは10点満点のテストではなく、1問1点の50点満点の小テストだ。
単語50問、日本語を英単語で書くものと英語を日本語に訳す問題が半々に書かれている。
だがスクアーロが持っている小テストの用紙には丸のマークがたった5つだけ、残りは全て間違った事を記すバツマークがついていた。
この小テストは何の予告も無く行われた言わば抜き打ちテスト。
本番のテストではないため、スクアーロだって本来であれば「ゔお゙ぉい!!!テメェらその結果を見て本番までに復習しとけぇ!」と言う程度で終わらせるつもりだったのだが…名無しの点数にだけは我慢ならずこうして放課後呼び出したのだ。
「名無しお前苦手教科なんだから復習位しろ、復習を…」
『ち、違うもん…ちゃんと復習はしたもん…英語じゃなくて数学だけど…』
「あ゙ぁ゙??!!数学はお前得意科目だろ!!」
『だって数学好きなんだもん!!!英語は苦手だからやる気が起きないんだもん!!!』
「…言っとくが次に点数の悪かった沢田ですら13点は合ったぞぉ…」
『うぐっ…』
スクアーロの一言に、思わず名無しは顔を顰める。
いくら英語が苦手教科ではあるものの、勉強自体が苦手なはずの幼馴染である沢田綱吉の方が点数が高かった事を知れば、名無しはばつが悪そうな表情を浮かべた。
流石に名無しも英語の勉強をしないとまずいと、沢田綱吉には点数を晒してしまった事は心の中で悪いとは思うものの…これで名無し自身が危機感を持ったはずだろうとスクアーロは思った。
「小テスト如きであんまとやかく言いたくねえが…流石にもうちょっと英語に興味もて名無し」
『……っ、はい…』
ため息交じりにそうスクアーロが言葉にすれば、名無しはしゅんっと項垂れた。
苦手教科なのだ、どうしても勉強する気になれない事も身が入らない事もスクアーロだって痛いほどわかる。
自分の学生時代は似たような経験をしたのだ。
それでも嫌々ながら勉強し、テスト時には平均点以上をたたき出していたが。
(これで少しは危機感持って勉強するだろ…)
項垂れる名無しを見ながら、スクアーロは青い瞳で名無しを映す。
今回の小テストに関してはスクアーロだってもともと成績には入れない予定なのだ。
今の実力を知ったうえで本番のテストの時に備えろと言う自覚を持たせるきっかけになれば…と、今回抜き打ちの小テストをしたのだから。
「取りあえずお前に課題出すから今日やって俺に提出してから帰れよ、名無し。生徒指導室使っていいから」
『うぅ…分かりました』
「俺はまだ他のクラスの小テストの採点があるから持ってくるなら職員室に来いよ」
そう言って名無しに課題を5枚ほど渡し、言葉をかけてはスクアーロは生徒指導室の扉に手をかけようとする。
が、何かを思い出したかのようにUターンし、名無しの方まで近寄って来た。
ソファーに座り筆記用具を出し課題に取り掛かろうとしていた名無しに対し、スクアーロはじっと名無しを見つめる。
『どうしたの、スクアーロ先生…?』
あまりにも近い距離に名無しは思わず首を傾げる。
学校では教師と生徒ではあるものの、スクアーロと名無しはひっそり付き合って居るのだ。
きっかけは名無しの猛アタックの末に勝ち取ったスクアーロの恋人の座。
学校ではそれこそ恋人のような振る舞いも、ましてこんな近くにスクアーロが名無しに近づく事は早々ない。
だがスクアーロは今現在、名無しの座るソファーの隣に片膝をついてはじっと名無しを見ている。
(本当にどうしたんだろう?)
じっと見つめるスクアーロに、名無しはもしかして他にも課題出されたりするのだろうかとひやひやとした目でじっとスクアーロの瞳を見つめる。
距離が近いせいか、スクアーロが普段使っている香水のハーバルの香りが、ふんわりと名無しの鼻孔を擽った。
スッキリとした香りに、名無しの目は何時もより大きく見開かれる。
「課題やる前にちょっとしたお仕置きでもしとくか」
『…おし…お、き…?』
スクアーロがようやく口を開けば、名無しは思わずその言葉の意味が分からず途切れ途切れに“お仕置き”と言う言葉を口にした。
名無しの頭はその言葉を言葉として受け取るものの、上手く言葉の意味までは処理できずただただスクアーロの青色の瞳をじっと見る。
オーバル型の眼鏡から覗く青い瞳は、それこそ獲物を射抜くような鋭さでそっと名無しに近づいた。
名無しからすればまるでスローモーションのように近づくスクアーロ。
だが実際はスローモーションどころか獲物を仕留めるような速さで、意地悪そうな笑みを浮かべては名無しの耳にふーっと、息を吹きかける。
『ん…っつ、スクアーロ…先生っ…ぁ』
「どうした名無し?」
耳に息を吹きかけられれば、名無しは思わず甘い声を漏らしては身体を震わせる。
スクアーロが名無しに“どうした”と問うたが、どうしたもこうしたもないのだ。
今から出された課題をやろうとしている名無しに対し、何故スクアーロがこのような行動をとるのか名無しには皆目見当もつかない。
だが、スクアーロはそんな名無しを無視してゆっくりと耳を舐める。
ペロリと、生暖かい舌触りが名無しの耳に伝わり名無しは擽ったさと快楽の世界へと誘う。
『あの…スク…っ、アーロ先生っ…此処学校…っ…んっ』
「学校だが、…名無しは俺のもんだろ?」
スクアーロの言葉に、名無しの身体はピクンと跳ねた。
甘い吐息を耳元ではかれては、生暖かいスクアーロの舌が名無しの耳をゆっくりと舐める。
耳が弱い名無しにとって、スクアーロが今している行為は身体に電流が走るかのようにビクンと
ピチャリ、ピチャリと水音が名無しの耳に直接響く。
『っ…ぁ、ん…はぁ…っつ』
「おい、何感じてんだ名無し?これはお仕置きっつー事位分かってるよな?」
意地悪そうな低い声でそう囁いてはスクアーロは名無しの耳を舐める行為を続ける。
ゆっくりと、ねっとりと唾液を含ませては名無しの耳を舌から上へと舐めては名無しの反応を楽しむようにじっと見つめる。
名無しの頬は既に赤く染まっており、呼吸も少し荒い。
潤んだ瞳がスクアーロをより一層その気にさせるのを名無しは分かっていないだろう。
時折ちゅっと、リップ音を立てては愛おしそうに名無しの耳に口付けては再び舐め上げる。
『ひぅ…っ、ん…ぅ、ぁ、…スク…アーロっ…』
「仮にも恋人である俺の担当教科で、今後こんな点数取るんじゃねぇーぞ名無し」
意地悪そうな表情を浮かべては、スクアーロはくくくっと喉を鳴らしてそっと名無しの唇に触れるだけの口付けを落とす。
離れる際に「次は容赦しねぇ…分かってんだろ?」と甘く低い声で囁かれてしまえば一気に名無しの頬だけでなく、顔全体が赤く染まった。
顔に熱を持ち、自分でも分かる程に熱い。
意地悪そうな表情を浮かべたスクアーロに見られ、名無しは金魚の様に口をぱくぱくと動かすものの声は…言葉はまったく出ない。
スクアーロに対して言いたい事は勿論ある。
あるのだが…全く声が、言葉が出ないのだ。
何か言った所で言い返されてはぐうの音が出ない位に負かされるのは目に見えている。
そんな名無しを満足そうに見つめては「ちゃんと課題やって帰れよ、名無し」とぽんぽんと、頭を撫でてスクアーロは生徒指導室を後にした。
パタンっと、扉が閉まる音がやけに大きく感じながら、名無しは固まったままスクアーロが出て行った扉の方を見てはピクリとも動く事は出来なかった―――…
castigo
(…っつ、スクアーロ先生課題出来ました!)
(あ゙ぁ゙、遅かったじゃねぇーか名無し)
(っつ~~~~、誰のせいですか誰の!!!)
(どう考えても名無しのせいだろ…って、ゔお゙ぉい!!!名無し!!!お前此処の単語スペルミスしてるぞぉ!!!)
(否何処に私のせいになる要素があるんですか?!って、え?!嘘っ!!!!)
(ちゃんと落ち着いてやれよ名無し…)
(そんなアホの子見るような目で見るの止めめてくださいよ、スクアーロ先生…)
2025/01/22
※微裏
「ゔお゙ぉい!!!名無しこれは一体どういう事だ!!!」
放課後、英語教師であるスクアーロのけたたましい声が生徒指導室内に響き渡るのを名無しは黙って聞いていた。
生徒指導室内は防音のせいか外に漏れる事はなく、ただただ生徒指導室内に響く。
あからさまに不機嫌な表情でスクアーロは目の前に立つ名無しを見下ろしているが…名無しに至っては目を逸らしながらもちらりとスクアーロを見る。
相変わらず女である名無しから見てもサラサラであり絡まりのない綺麗な長い銀髪。
オーバル型の縁の細い眼鏡からは鋭い青色の瞳が名無しを射抜き見下ろしている。
水色のワイシャツは教師であるにもかかわらず首元が着崩されており、ネクタイも緩く結ばれていた。
着崩しているとは言えど、清潔感溢れた服装である事には違いない。
左手には黒い手袋をはめており、それはスクアーロの左手が義手である事を隠すためのものである。
無論、左手が義手であることを知っている生徒はごく一部しかいないが…。
ちらりと見たスクアーロの表情はやはり不機嫌そのもので…その原因を名無し自身よく分かっているのだ。
スクアーロの右手には1枚の紙、否、小テストの用紙が持たれている。
それが今回のスクアーロが不機嫌な原因だった。
『……どういう事って言われても…見たまんまとしか…答えようがないですねぇ…』
けたたましい声に圧倒され、名無しはそんなスクアーロから視線を再度そらし、だただ冷や汗を流していた。
スクアーロが持っているその小テストの用紙は、まごう事なく名無し自身の物だ。
名前の欄にはくっきりと名無し自身の名前が書かれており…点数の所には悲しい事に5点と記入されている。
この小テストは10点満点のテストではなく、1問1点の50点満点の小テストだ。
単語50問、日本語を英単語で書くものと英語を日本語に訳す問題が半々に書かれている。
だがスクアーロが持っている小テストの用紙には丸のマークがたった5つだけ、残りは全て間違った事を記すバツマークがついていた。
この小テストは何の予告も無く行われた言わば抜き打ちテスト。
本番のテストではないため、スクアーロだって本来であれば「ゔお゙ぉい!!!テメェらその結果を見て本番までに復習しとけぇ!」と言う程度で終わらせるつもりだったのだが…名無しの点数にだけは我慢ならずこうして放課後呼び出したのだ。
「名無しお前苦手教科なんだから復習位しろ、復習を…」
『ち、違うもん…ちゃんと復習はしたもん…英語じゃなくて数学だけど…』
「あ゙ぁ゙??!!数学はお前得意科目だろ!!」
『だって数学好きなんだもん!!!英語は苦手だからやる気が起きないんだもん!!!』
「…言っとくが次に点数の悪かった沢田ですら13点は合ったぞぉ…」
『うぐっ…』
スクアーロの一言に、思わず名無しは顔を顰める。
いくら英語が苦手教科ではあるものの、勉強自体が苦手なはずの幼馴染である沢田綱吉の方が点数が高かった事を知れば、名無しはばつが悪そうな表情を浮かべた。
流石に名無しも英語の勉強をしないとまずいと、沢田綱吉には点数を晒してしまった事は心の中で悪いとは思うものの…これで名無し自身が危機感を持ったはずだろうとスクアーロは思った。
「小テスト如きであんまとやかく言いたくねえが…流石にもうちょっと英語に興味もて名無し」
『……っ、はい…』
ため息交じりにそうスクアーロが言葉にすれば、名無しはしゅんっと項垂れた。
苦手教科なのだ、どうしても勉強する気になれない事も身が入らない事もスクアーロだって痛いほどわかる。
自分の学生時代は似たような経験をしたのだ。
それでも嫌々ながら勉強し、テスト時には平均点以上をたたき出していたが。
(これで少しは危機感持って勉強するだろ…)
項垂れる名無しを見ながら、スクアーロは青い瞳で名無しを映す。
今回の小テストに関してはスクアーロだってもともと成績には入れない予定なのだ。
今の実力を知ったうえで本番のテストの時に備えろと言う自覚を持たせるきっかけになれば…と、今回抜き打ちの小テストをしたのだから。
「取りあえずお前に課題出すから今日やって俺に提出してから帰れよ、名無し。生徒指導室使っていいから」
『うぅ…分かりました』
「俺はまだ他のクラスの小テストの採点があるから持ってくるなら職員室に来いよ」
そう言って名無しに課題を5枚ほど渡し、言葉をかけてはスクアーロは生徒指導室の扉に手をかけようとする。
が、何かを思い出したかのようにUターンし、名無しの方まで近寄って来た。
ソファーに座り筆記用具を出し課題に取り掛かろうとしていた名無しに対し、スクアーロはじっと名無しを見つめる。
『どうしたの、スクアーロ先生…?』
あまりにも近い距離に名無しは思わず首を傾げる。
学校では教師と生徒ではあるものの、スクアーロと名無しはひっそり付き合って居るのだ。
きっかけは名無しの猛アタックの末に勝ち取ったスクアーロの恋人の座。
学校ではそれこそ恋人のような振る舞いも、ましてこんな近くにスクアーロが名無しに近づく事は早々ない。
だがスクアーロは今現在、名無しの座るソファーの隣に片膝をついてはじっと名無しを見ている。
(本当にどうしたんだろう?)
じっと見つめるスクアーロに、名無しはもしかして他にも課題出されたりするのだろうかとひやひやとした目でじっとスクアーロの瞳を見つめる。
距離が近いせいか、スクアーロが普段使っている香水のハーバルの香りが、ふんわりと名無しの鼻孔を擽った。
スッキリとした香りに、名無しの目は何時もより大きく見開かれる。
「課題やる前にちょっとしたお仕置きでもしとくか」
『…おし…お、き…?』
スクアーロがようやく口を開けば、名無しは思わずその言葉の意味が分からず途切れ途切れに“お仕置き”と言う言葉を口にした。
名無しの頭はその言葉を言葉として受け取るものの、上手く言葉の意味までは処理できずただただスクアーロの青色の瞳をじっと見る。
オーバル型の眼鏡から覗く青い瞳は、それこそ獲物を射抜くような鋭さでそっと名無しに近づいた。
名無しからすればまるでスローモーションのように近づくスクアーロ。
だが実際はスローモーションどころか獲物を仕留めるような速さで、意地悪そうな笑みを浮かべては名無しの耳にふーっと、息を吹きかける。
『ん…っつ、スクアーロ…先生っ…ぁ』
「どうした名無し?」
耳に息を吹きかけられれば、名無しは思わず甘い声を漏らしては身体を震わせる。
スクアーロが名無しに“どうした”と問うたが、どうしたもこうしたもないのだ。
今から出された課題をやろうとしている名無しに対し、何故スクアーロがこのような行動をとるのか名無しには皆目見当もつかない。
だが、スクアーロはそんな名無しを無視してゆっくりと耳を舐める。
ペロリと、生暖かい舌触りが名無しの耳に伝わり名無しは擽ったさと快楽の世界へと誘う。
『あの…スク…っ、アーロ先生っ…此処学校…っ…んっ』
「学校だが、…名無しは俺のもんだろ?」
スクアーロの言葉に、名無しの身体はピクンと跳ねた。
甘い吐息を耳元ではかれては、生暖かいスクアーロの舌が名無しの耳をゆっくりと舐める。
耳が弱い名無しにとって、スクアーロが今している行為は身体に電流が走るかのようにビクンと
ピチャリ、ピチャリと水音が名無しの耳に直接響く。
『っ…ぁ、ん…はぁ…っつ』
「おい、何感じてんだ名無し?これはお仕置きっつー事位分かってるよな?」
意地悪そうな低い声でそう囁いてはスクアーロは名無しの耳を舐める行為を続ける。
ゆっくりと、ねっとりと唾液を含ませては名無しの耳を舌から上へと舐めては名無しの反応を楽しむようにじっと見つめる。
名無しの頬は既に赤く染まっており、呼吸も少し荒い。
潤んだ瞳がスクアーロをより一層その気にさせるのを名無しは分かっていないだろう。
時折ちゅっと、リップ音を立てては愛おしそうに名無しの耳に口付けては再び舐め上げる。
『ひぅ…っ、ん…ぅ、ぁ、…スク…アーロっ…』
「仮にも恋人である俺の担当教科で、今後こんな点数取るんじゃねぇーぞ名無し」
意地悪そうな表情を浮かべては、スクアーロはくくくっと喉を鳴らしてそっと名無しの唇に触れるだけの口付けを落とす。
離れる際に「次は容赦しねぇ…分かってんだろ?」と甘く低い声で囁かれてしまえば一気に名無しの頬だけでなく、顔全体が赤く染まった。
顔に熱を持ち、自分でも分かる程に熱い。
意地悪そうな表情を浮かべたスクアーロに見られ、名無しは金魚の様に口をぱくぱくと動かすものの声は…言葉はまったく出ない。
スクアーロに対して言いたい事は勿論ある。
あるのだが…全く声が、言葉が出ないのだ。
何か言った所で言い返されてはぐうの音が出ない位に負かされるのは目に見えている。
そんな名無しを満足そうに見つめては「ちゃんと課題やって帰れよ、名無し」とぽんぽんと、頭を撫でてスクアーロは生徒指導室を後にした。
パタンっと、扉が閉まる音がやけに大きく感じながら、名無しは固まったままスクアーロが出て行った扉の方を見てはピクリとも動く事は出来なかった―――…
castigo
(…っつ、スクアーロ先生課題出来ました!)
(あ゙ぁ゙、遅かったじゃねぇーか名無し)
(っつ~~~~、誰のせいですか誰の!!!)
(どう考えても名無しのせいだろ…って、ゔお゙ぉい!!!名無し!!!お前此処の単語スペルミスしてるぞぉ!!!)
(否何処に私のせいになる要素があるんですか?!って、え?!嘘っ!!!!)
(ちゃんと落ち着いてやれよ名無し…)
(そんなアホの子見るような目で見るの止めめてくださいよ、スクアーロ先生…)
2025/01/22
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