3
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「精市。2人で話す時間をやろう」
「あぁそうだね。だけど仁王。日暮を泣かせるようなことがあれば、俺達も遠慮なく狙っていくから」
「!?」
狙うってどういう・・・
「承知しておくナリ」
幸村君と柳君が出て行ってから部室のドアの鍵を閉めた雅治
「さて、と邪魔者が消えたことだし話をするとしようかのぉ。月渚」
私の事をそう呼ぶときは何かある時だ。
どさっと私を押し倒したと思ったら
「何のためのここに付けたと思ってるんじゃ」
そう、首筋にあるキスマークに爪を立てて来た雅治
「いた・・・っイタイっ」
「そりゃ痛いじゃろうな。当り前じゃ。痛くしておるんじゃからのぉ」
「!?」
「ここもここにももっと、付けておくんじゃった」
そう言った雅治は首筋に唇を何回も這わせていると思ったらいくつものチクチクとした痛みと手首にも、足にもいくつものキスマークが鏡越しに移っていて
「も、やめ・・・っやめて・・・!」
「辞めん。お前さんが"誰"の物か、分かるまでは」
何、それっ怖い。この目の前にいる男が怖い・・・っ
「ま、まさ・・・っまさはる・・・っ!」
そう言った私の言葉に一瞬止まった唇。
「言ったじゃろ。3年前の関東大会の時からずっと片思いだったんじゃと。
そんな女が目の前にいて、自分が抑えられると思ってるんか。お前さんは」
そう言った雅治の目は獣の様な目をしていて
「俺のものになると言うまでは辞めん」
そう言って、またあちこちに唇を這わせていく雅治。そんなことを言われたもんだから、自然と涙も出てきて
「何で泣くんじゃ。泣きたいんはこっちの方じゃ」
「だって、聞いて…くれないんだもの」
「なに?」
目線を合わせて来たと思ったら私の体を起こしてくれた雅治
「私は、雅治が好きなのに、それに気づいてないと思ってた」
「!?」
幸村君の言ったONE And ONLYは
「私の唯一無二の男は目の前にいるのに目の前にいるのに、遠い存在なんだもの」
「なんじゃそれは。じゃったらあんなブタや1人で東京になんて行くんじゃなか」
「え?」
「絶対に離さんから、練習も試合も俺の事だけ見ていんしゃい。他の男のテニスなんて見なくていいんじゃ」
「・・・っ」
「帰るぞ」
そう言って私の左手の薬指に付けたキスマーク
「・・・!?」
「ここは空けときんしゃい。いつかここにちゃんとしたものを付けてやるじゃき」
「・・・っ!ハイ」
部室を出るともう、外は真っ暗だったのに、肌寒い空気が今の私にはちょうど良かった
