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夢小説設定
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「真の目的ってなんだ?」
「そもそもどっちが…」
「まだ分からない?カガリと一緒にいたラクスが本物だって」
「え?」
「カガリと一緒にいたラクスは、カンペすら読んでない。あの子自身の言葉よ?あたしがどっちを信じるかなんてすぐに分かるでしょ」
「な!?」
翌日、凄い物がニュースになっていた。プラントが撃たれたのだ
「……!?」
「嘘だ!」
そう基地にいる人間にはプラントからオーブに来ている人たちだっている
「いやああ!」っていう声が基地の中に響いている
「今日は皆休んでいいわ」
「え?」
「ですが!」
「そんな状態で基地の中に居られる?これから2機とアークエンジェルが来るのに、平常心でいられる?」
「そ…それは…」
「だから休めと言っているの」
強制的に全員を休ませるという事に踏み切ったあたしは執務室に入ると
「ユキも見たな?」
「えぇ。今日は基地の子たち皆休ませてる」
「え?」
「この基地にいるこの中にはプラントにご両親がいたり、祖父母がいる子たちが大勢いるの。こんな状況で基地に出ていろだなんて、そんな事あたしにはどうしても言えなくて休ませてる。そうすれば少なからず安否の確認が取れればいいなと思ったのも事実よ」
「そうだな」
「同じだ、ジェネシスの時と…もうどうにもならない」
「うん。プラントはもちろんだろうけどこんなのもうきっと皆がイヤだ」
「でも…撃たれて撃ち返し、また撃ち返されるというこの戦いの連鎖を、今のわたくしたちには終わらせる術がありません。誰もが幸福に暮らしたい、なりたい。その為には戦うしかないのだと、わたくしたちは戦ってしまうのです」
「ラクス、それじゃ」
「はい、議長は恐らくそんな世界に全く新しい答えを示すつもりなのでしょう。議長のいう戦いのない世界。人々がもう決して争う事のない世界とは生まれながらにその人の全てを遺伝子によって決めてしまう世界です。おそらくは」
「遺伝子で?」
「それがデスティニープランだよ」
「生まれついての遺伝子によって人の役割を決めそぐわないものは
「そんな世界なら確かに誰もが本当は知らない自分自身や未来の不安から解放されて、悩み苦しむこともなく生きられるのかもしれない」
「自分に決められた
「え?」
自分に決められた運命の分だけ…って
「望む力を全て得ようと人の根幹、遺伝子にまで手を伸ばして来た僕たちコーディネイターの世界の究極だ」
「そこに恐らく戦いはありません」
「!?」
戦いがない、だなんて…
「戦っても無駄だと。あなたの運命が無駄だというと、みなが知って生きるのですから」
「…っ」
「そんな世界でヤツは何だ?王か?」
「運命が王なのよ。遺伝子が。彼は神官かしらね」
「無駄か…」
「本当に無駄なのかな」
「あら、無駄な事はしないの?」
アークエンジェルにいる皆が言葉に詰まっているようで
「俺はそんなに諦めが良くない!」
「だよね」
「あ…」
「私もだ」
「俺も…かな」
「そうね、私も」
「あたしは無駄だと思っても、こうやって生活が出来て、話せている時間も好きよ」
「
「キラ」
「議長を止めなきゃ未来を作るのは運命じゃないよ」
「あぁ」
久々にこの2人を見た気がする。
「ユキ」
「うん?」
「お前も一緒に上がれるか」
皆があたしの方を画面越しに見ている中
「フッ」って笑ったあたしは
「当然でしょう?あたしは今回はアークエンジェルに乗っているわ」
「え?」
「は?」
「だって、アスランが連れて来てくれた彼女。ザフトの中じゃ優秀な管制官だっていう情報がちゃんとあるんですもの。それならエターナルに乗ってもらった方が良いじゃない」
「あ…」
「エターナルはもともとザフトの船だしね」
「そうだな」
「ということで、日本基地に物資を用意してあたしは待って居るわね」
「あぁ。たのんだユキ」
「任せて!」
「そうそう、先にキラとフリーダムを送るから」
通信を切ると、直ぐに水やら食糧やらいろいろと調達すると
「随分と買い込んでいるような気もするが」
「!?」
後ろを振り向くと、安室さんとコナン君と言われていた男の子。それに
「毛利さんに鈴木さん、世良さんまで一緒だったのね」
「あぁ」
「ついさっきそこで遭遇したのよ」
へー…
「にしても随分な買出しじゃない?」
「そうだねぇ」
「でもそんなに何に使うんだよ?」
「まぁ色々とだよ」
「「色々?」」
なんて話をしていると私服姿のキラがフリーダムから降りて来たのが見えて
「随分と早く来たのね?キラ」
「当然だろう?物資を用意するだなんていうからカガリが僕を寄こしたんだろ」
「だろうね」
「え?」
「一体、どういう関係?」
どういう関係?
「同じ船のクルーだよね?」
「だね」
「え?」
「キラも軍人だからね」
「うそ!」
「本当だよ」
「ユキの知り合いなんだ?」
「同じ学校に通ってる」
「あー、ウズミさんが言っていた例の学校?」
「そう」
「そうなんだ」
「まだまだ持たせたい物沢山あるけど」
「任せてよ」
「さすが、MSパイロット」
「ふふ」
だけど安室さんがあたしを自分の背中に隠すと
「え?」
「きゃあ!」
「あ、あの、安室さんが女の子を背中に隠した?」
なんて言っているけど
「随分と警戒心の強いナイトを持ったね?ユキ」
「いやいや、嬉しくないからね?全く持って。なんならキラと一緒に居た方がまだ安全」
「そうでもないだろう?」
「本当の事よ?」
「夢姫。そんな人間と一緒にいる方が危険だ」
「なぜ?」
「だってそうだろ?パイロットという事はそれなりに」
あぁ…
「MSパイロットって、目の前にあるこれの操縦する人間ですよ?」
そう目の前にあるのはフリーダムだ
「なら余計に危険じゃないか!」
「でもまぁ、そういう世界であたしもキラも生きて来ちゃったから別にそんな風に思ったことないんだよなぁ」
「それはそうだよね」
なんてキラと話をしていると
「そうそうユキ」
「うん?」
「サイが行政府に入ったんだよ」
「…」
………
「ユキ?」
「え?あぁ、ごめん。驚きすぎて何も」
「だろうね」
「まぁ今更サイとどうこうなる訳でもないし、行政府で今後一緒にいることが多くなるのはカガリの方でしょ」
「そうだけど、いいの?」
「別にいい。どうせもう別れている男の事だもの」
「そっか」
安室さんの後ろから出ようと試みるもののなかなか後ろから出してもらえないでいると
「ユキ」
「うん?」
「強引な手法取るけど許してよ」
「キラがそんなことするとは思えないけどね」
荷物を下に置いたと思ったらフリーダムに乗り込んでいて
「あ、そう言うこと」
納得、納得
「納得するなよ?!」
「ふふ。納得も出来る方法なんですよ」
「え?」
フリーダムの手があたしに伸びてきてそのまま捕まえてくれたキラには感謝だ
「あ、おい!」
コックピットの方を開けてくれたキラはそのままあたしをなかにいれてくれて
「ありがとう」
「どういたしまして」
「取り合えず、一つ目の物資を基地に持って行きたいから」
「いいよ」
「ありがとう」
そのままフリーダムで荷物を持ち込み基地に戻ると
「お帰りなさい!」
「ただいま」
荷物を保管所に置いてフリーダムを収容すると
「ユキとそっくりだったじゃないか。ユキを背中に隠した男の人」
「あー…なんかDNAを調べたいって言うから調べたんだよね」
「へぇ。珍しい」
「でしょう?そしたら兄妹だって言うから驚きだよね」
「へぇ兄妹なんだ」
「そうみたい。あたしはあまりにも実感がなさ過ぎて」
「だろうね。じゃ無かったら普通に話してるだろう?」
「だね」
なんて話をしていると
「キラ様、ユキ様」
「どうかしたの?」
「実は」
安室さんがこっちに来ているとのことだ。しかも緋色さんも連れて
「なんだってまた」
「さっき逃げるようにこっちに帰って来たからじゃない?」
「かなぁ?ま、いいや。話をしてくる。キラもたまにはゆっくりしてて」
「何言ってんの。どうせこの後また物資の調達に行くんでしょ?」
「そりゃもう」
「なら僕も一緒に行くよ」
「ありがとう」
基地の方から車を出すと
「出て来たな」
「そりゃまあまだ買い足さなくちゃいけないモノがあるので」
「ほぉ」
「でもそこの彼も無免許だろ?」
「あー…オーブだと18歳で自動で支給されるので無免許ではないんですよ。ましてや彼は軍人。普通に運転は出来ますよ」
「まじか」
「本当の事です。という事で申し訳ありませんけど」
「まて」
まて?
「兄である俺に話せない事も無いだろう」
「無理ですね」
「何?」
「警察の方がご自分の事も話せないように、我々にも話せない事は多々ありますので」
「へぇ」
「それでは」
横にずれて、キラの運転で買い物を済ませるとなぜかまだ居たのは安室さんで
「まだ居たんですか」
「それはいるに決まって居るだろ」
「ユキ、話しておいでよ。どうせ、
「そんなの分かって居ることでしょう?」
「それは僕たちはね」
僕たちは…か。車から降りて安室さんと一緒に立たされると、どこかに隠れていたのだろう緋色さんも出て来て、他にも数名の男の人もいる
「待ち伏せ…ですか。随分と卑怯なんですね」
「卑怯?夢姫が逃げるからだろう」
「別に逃げているつもりなんてないですよ」
「どうだか」
なんて言われてしまったが事実なのでどうしようもない
「じゃあ話でもしましょうか」
「そうだな。緋色だけ残ればいい」
「俺だけでいいんだ?」
「抵抗をすればその分こっちの手腕が広がるだろ」
「確かに」
抵抗をすれば…ね
「じゃあ何を話しましょうか」
「まずは夢姫とあの男の関係だ」
「あの男?」
「あのパイロットだと言っていた」
「あー…あぁ、キラの事…同じオーブ出身で、同じ船に乗っているクルーですよ」
「は?」
「同じ船?」
「えぇ。同じ船です。まぁどうせ数日の間にはこちらに到着する予定ですしね」
「ほう」
「じゃあ持っていた荷物は」
「あれは、全て船に乗せる物資ですよ。特に水や食料はすぐに消えてなくなる」
「マジか」
「本当です。なのでここにある分だけだと足りないので」
「それで調達…」
「そういう事です」
「あの男が先に来た理由は」
「物資の調達をしておくと言ったからでしょう」
「へぇ」
「あの機体自体、もっと持てますよ。それだけの力も持っているので」
「それはすごいな」
「でしょうね。同じタイプの機体がもう1機ありますけど、それも揃うと圧巻ですよ」
「え?同じタイプ?」
「えぇ」
きっとアカツキはカガリの機体だからオーブに残しておくだろうけど、なんて思っていたのはあたしだけだったようで
別日に来た、アークエンジェルの中にはなぜかアカツキも搭載していて
「どういう事?なんでアカツキがアークエンジェルに搭載されているの?」
「カガリが任せたんだよ」
任せた?カガリが?
「ロアノーク大佐にね」
「オーブにそんな人いなかったと思っているのだけれど」
「ロアノーク大佐は連合側の人間だからね」
………は?
「あんた達は一体何を考えて…」
