1
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
メンデルの中に入って来た新しい戦艦
「初めまして。というのは変かな。アンドリュー・バルドフェルドだ」
「マリュー・ラミアスです。しかし、驚きましたわ」
「お互い様さ。な、少年?」
「あなたには僕を討つ理由がある」
「戦争の中だ。誰にでもそんなもんあるし、誰にだってない」
「ありがとう」
「お前も少し休んで来い」
そう言ってくれたのはフラガ少佐で
戦艦から出て、重力の無い場所で少しだけメンデルの中にいると
「ユキ」
「ミリアリア…」
「大丈夫?なんて聞かないわよ?どうせ帰って来る答えが分かり切っているもの」
「流石過ぎるでしょ」
「自分でもそう思ってる」
「しっかし、あんな戦艦で飛び出して来るとは思いもしなかったわね。凄いわよあの子」
「そうね」
「でもあの子、アスランが婚約者だと言っていなかった?キラと一緒にいるみたいだけれど」
「本当ね」
当事者ではないから何も言わないでおくけどね
暫くすると敵の攻撃が始まり、ストライクとバスターはどこかに入ってしまったけど、フリーダムとジャスティスは」
「例の3機、上がってきているのね」
という事はお父様が言っていたムルタ・アズラエルも上がってきているのだろうか
「まだ少佐たちは戻って来ていないの?」
「あぁ」
「それにキラもどこに居るのか分からない」
「そう」
「後ろにナスカ級3隻なんてどうすりゃいいのよ?」
「M1じゃドミニオンの3機はちょっとつらいって!」
「ちょっとどころじゃないわよ!」
「ユキさん、ちょっといいかしら」
「はい?」
ラミアス艦長からエターナルのCICに一時的になって欲しいと言われたあたし
「向こうの2人がそれでよろしいのであれば」
2人というのはラクスとバルドフェルド隊長だ
「俺は構わん。むしろいてくれた方が助かる。なんせ人手の少ない船でもあるからな」
「わたくしも同じですわ」
「だ、そうよ?」
「わかりました。ではあたしはエターナルに」
エターナルに乗った直後
「キラまで…遅すぎる。ジャスティス、出るぞ」
「認めません」
そう言い切ったラスクに
「アスランは指示があるまで待機していてください」
「しかし、3機とも戻ってこないというのは…」
「ならばなおの事ですね。今、こちらの戦力としてはこのエターナルにはアスランとジャスティス、クサナギのM1が3機だけ。これ以上うかつにこちらの戦力は裂きたくないのが本音。M13機だけであの3機はきついのよ」
「ドミニオンの攻撃もいつ再開されるか、分からないのです。例えキラ達が戻らなくても、わたくし達は戦わなくてはならないのですから」
しばらくした後、ドミニオンが動き出したとの情報が
「ジャスティス出られるわね?」
「あぁ」
「主砲準備、アンチビーム爆雷発射!母艦を潰すぞ!」
カタカタと動いているあたし
「ジャスティスの援護を!ミーティアはまだ使えませんか?」
「起動完了まであと1分30秒」
キラとフリーダムも戻って来て「ムウさんが負傷している」と言われたのだ
「ったく、無茶をするんだから少佐も」
「地球連合艦アークエンジェル級に告げる」
きっとザフトの隊長の声なのだろう
「え?」
「クルーゼ」
クルーゼ?
「戦闘を開始する前に本艦で拘留中の捕虜を返還したい」
「捕虜?」
「どういう事だ」
「さぁ?」
「キラ」
「ユキ」
「今の聞いたわね?」
「あぁ」
「取り合えず、その捕虜を捕まえられるのなら捕まえてきて。頼んだわよ」
「あぁ」
「なんで捕虜を捕まえる必要がある」
「アークエンジェル級の捕虜という事はあたしたちと同じナチュラルですから。きっと捕虜としても邪魔になってしまったのでしょう。ならば此方で捕まえておきたいと思ったんですよ」
「そうか」
ピーと鳴った直後
「モビルスーツ来ます。熱紋照合、ジン12、デュエル、シグーブルー22マーク18デルタ」
「ナスカ級接近。距離30オレンジ14マーク33から87チャーリー!」
「チックルーゼめ!やな時にやな位置に!」
その直後にポットが射出されていて
「キラ、頼んだわよ」
「捉えられなかったらゴメン」
「気にしないで」
「バルドフェルド隊長!」
「ん?エターナルとクサナギで迎撃する!」
「アークエンジェルはドミニオンを任せます」
「分かりました」
「了解」
通信を切ると
「転進!イエロー17、マーク25アルファ推力70」
ザフトからの攻撃があり「撃てーー!」という指示の元撃たれては撃ち返しを繰り返している
「アークエンジェル!」
そう言った女の子の声が聞こえる
「成程。捕虜だったのはフレイだったわけね」
「知って居るのか」
「フレイ・アルスター。彼女は亡くなったジョージ・アルスター外務次官の娘です」
「ん?」
「回収できるのなら回収して頂戴」
「か、鍵を持って居るわ!」
鍵?
「戦争を終わらせるための鍵を」
だからお願い。そう言ってる彼女の回収に向かって欲しいけど
「突破する!ラミアス艦長」
「あぁ…あ…」
だけど願いむなしく、彼女はドミニオンが保護していて
「いいのか」
「戦場の中ですよ?いいも悪いも無いでしょう?」
「それもそうだ」
信号弾を打って来たラミアス艦長
「フリーダムもジャスティスも1度戻って来て」
「あぁ」
だけどフリーダムはドミニオンの方に向かって行っていて
「キラ?」
「ん?」
「キラの回収してきて」
「分かった」
ジャスティスに乗っているアスランにキラの回収を頼むと一緒に戻って来てくれて
「全く」
エターナルの部屋の中でキラを横にした後
カガリが写真を見た後
「どうして」
「ん?」
「何かあった?カガリ」
カガリが出した写真。それはキラが持っている写真と全く同じモノだ
「キラとカガリがキョウダイだという事?」
「多分な」
「目が覚めた?キラ」
「はあ…」
起き上がったキラを支えてくれているのはラクスだ
「ごめん、ありがとう」
「キラ…」
そうキラが此方に向けた先にあるのは写真だ。それもカガリと同じ写真を見て苦しそうな顔をしたキラを見たら
「何も言えないじゃない」
「ユキ」
「出て来れるようになったら出てくればいいんじゃない?」
あたしと同じタイミングでカガリを連れ出してくれたのはアスランで
「何すんだよ」
手を振りほどいたカガリに
「今はちょっと待ってやれよ」
「ん…」
「なんだかアイツ、ボロボロだ」
「だから言ったでしょ?『何も言えない』って」
「うん…」
「あの声、知ってるか?」
「声?あぁ」
「フレイ・アルスター。前にアークエンジェルに乗っていたのよ。オーブの亡くなった外務次官の娘」
「確か、キラ達の仲間だ」
「そうか」
ブリッジに戻ると、戦火は悪化していて
「月艦隊がボアズに侵攻?」
「あぁ。彼らの話だとそろそろか、もしかしたら既にって事だ」
「あたしは恐らく後者だと思っているけど」
「ん…ラクスは」
「今、、アークエンジェルと話をしてる」
キラとアスランがブリッジに来ると
「ラクス」
「動くのか?月艦隊のボアズへの侵攻というのは」
「いえ…事態はもっと早く…そして最悪な方向へ進んでしまいました」
「え?」
「こっちのルートから得た彼女の情報だと」
「ボアズはもうすでに落ちているわ。地球軍の核攻撃でな」
アスランもキラもそこに驚いていて
「あんまり驚きはしないけど、ジョシュアの後だったし。でもまだ持っていたのね」
「ともかく、これでもうプラントも黙っちゃいまい」
「でしょうね」
「えぇ」
「Nジャマーキャンセラーはプラントも持ってるって事だからな」
フリーダムとジャスティスに乗り込んだキラとアスラン
「なんでそんなもんがあるんだろうね」
「ん?」
「核兵器なんてさ。モビルスーツも銃も同じだけど」
「核を…たとえ1つでもプラントや地球に落としてはなりません。討たれるいわれなき人々の上に、その光の刃が突き刺さればそれはまた果て無い涙と憎しみを呼ぶでしょう」
「…っ」
「わたくしたちは間に合わなかったのかもしれません」
「フリーダム発進どうぞ」
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます」
「ジャスティス発進どうぞ」
「アスラン・ザラ、ジャスティス出る!」
2機がエターナルから出ると
「ミーティア、リフトオフ!」
「平和を叫びながら、その手に銃を取る。それもまた悪しき選択なのかもしれません。でもどうか今、この果て無い争いの連鎖を断ち切る力を!」
プラントに向けた核を撃ち落した2人とほぼ同じタイミングで出たエターナル。
「地球軍は直ちに攻撃を中止してください。あなた方は何を撃とうとしているのか、本当にお分かりですか?」
「あぁ…」
ヤキン後方から出て来た大きな物体から放たれた核
「あ…」
「こんな事…あってはならないのに」
「おい!モビルスーツ全機呼び戻せ」
信号弾を討つと戻ってきた全機
「これほどまでになるとはね」
「あぁ」
エリカも一緒に乗っているのは知って居たけど
「先ほどの発射されたのはガンマ線です」
ガンマ線?
「線源には核爆発を用い発生したエネルギーを直接コピーレント化したもので」
「じゃああれは巨大なガンマ線レーザー砲…っていうことですか」
「えぇ」
「地球に向けられれば強烈なエネルギー幅射は地表全土を焼き払い、あらゆる生物を一掃してしまうでしょうね」
「撃ってくると思いますか?」
「地球を…」
「ん…強力な遠距離大量破壊兵器保持の本来の目的は抑止だろ」
そこに戻ってきたキラとアスラン
「だがもう撃たれちまったからな。核もあれも」
「どちらも、もう躊躇わないと?」
「だろうよ」
