10
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あれ?コナン君達も学校終わりなの?」
「え?」
「あ!夢姫おねーさんだ!」
「久しぶりだね」
「珍しいわね?松田刑事と一緒にいないなんて」
そう言われても不思議ではないのだけれど
「あー…まぁね」
子供たちは疑問に思ったんだろう。いつもほぼ一緒にいる陣平君がいない状況で1人で歩いていることに
「他の人も一緒じゃないんですね」
「まぁ、今日はちょっとね」
「え?」
「でもなんだってこんな所に居るんだ?」
「どういう事ですか?コナン君」
「だって夢姫さんの家は、氷帝学園の方だろ?」
「まぁ、そうね」
「だけど、ここは少し離れてる」
あー…そう言うこと
「あたし今、陣平君の家にお邪魔してる最中だから」
「え?」
「はぁ!?」
「なんだって松田刑事の」
「馬鹿ね。彼女松田刑事と同じ指輪しているじゃない」
なんて言われると恥ずかしいけど
「「ホントだ!」」
「ってことは既に同棲!?」
「違う違う」
「え?」
「お兄ちゃんたちがいない間の数週間だけだよ」
「そうなんですね」
コナン君達がいるのは黒焦げになったアパートがあった場所だ
「ここって昨日の夜中に火事があった場所よね」
「知ってるんですか?」
「まぁ」
「そういえば、夜中にサイレンが鳴ってたわね。まさかここだとは思わなかったけど」
「じゃあ昨日のあの子は!?」
あの子?
「開人君はどうなっちゃったの?」
「も、もしかしたら火事で…」
「そ、そんな…」
「いや」
横から聞こえた声に聞き覚えがあったのはあたしだけではないようで
「その開人っていうボウヤは無事だ!少々やけどを負っているが消防隊員に助け出されて病院で寝てるよ」
「よ、よかったー!」
「あ、弓長警部!」
「おお!毛利んトコのボウスか。赤馬の事件以来だな」
「お久しぶりですね。弓長警部」
「お前は…そうか松田の」
「はい」
「アイツも昇進したしなぁ」
「まぁそれなりの事件を抱えてたみたいなので」
「本来は公安の事件だったみたいだからな。流石は警察学校時代の問題児5人揃ってたやつらだよ」
「そうですね」
「「問題児?」」
「そうよ?陣平君を始めケンちゃんも航君もお兄ちゃん、ヒロ君の5人で問題児扱いされてたの」
「へー」
「そういうふうには見えませんですけど」
「今はね」
「そういやお前は聞いてるのか?松田が」
「元のさやに戻るかどうかの話ですか?」
「あぁ」
「聞いてますけど、それを決めるのはあたしじゃなくて陣平君なので」
いつだって勝手に決めているのは陣平君だ。それを後づ手でお兄ちゃんやヒロ君たちから聞かされて知るのはあたしだ
「そうか」
「この火事で亡くなった人いる?」
「幸い、死人はでちゃいねぇが、その開人君の父親が大火傷を負って今、集中治療室で虫の息だそうだ。それに亡くなった人がでりゃ強行犯係の仕事になるからな」
「強行犯?」
「同じ捜査一課でも犯が変わるからな」
「まぁでも夜中に陣平君も借り出されてましたよね」
「らしいな。ただ」
「「ただ?」」
「捜査一課で松田は今回呼んでねぇんだ」
今回は呼んでいない?でも夜中に慌てて出て言ったけど
「呼んだのは恐らく古巣の方だろ」
「あー…なるほど」
「古巣って?」
「松田刑事って最初から刑事なんじゃ」
「違うのよ」
「え?」
「陣平君は、警察学校を出て直ぐに警視庁の警備部機動隊に所属していてね。そこにある爆発物処理班のエースだったの」
「はぁ!?」
「あの人そんな危険な場所に居たのね」
「爆弾を解体するのはお手の物なんだけどね」
「アイツと萩原に適う奴はいねぇって話だな」
「2人ともそういうのいじったり、分解したりするの好きでね」
「へぇ」
「でも、組み立てるのも上手だから1から色んなものも作れたりもするんだよ」
「そうなんですね!」
小学校にいた頃はよく夏休みの工作で色んなものを作ってくれてたけど
「今でもアイツが捜査一課に来た時の言い方がなぁ」
「一匹狼タイプですからね」
「あぁ。よく手なずけてくれていると思うよ」
「手なずけられてるのはあたしの方かと?」
「そうかね」
「はい」
「ところで今日は学校は」
「あー、休みなんですよ。男子テニス部の試合があるからと学校全体で応援に入るという事らしくて」
「君は行かないのかね」
「流石に…」
行こうとは思わなくて
「ほう」
「なんで行かないんですか?」
「男子テニス部はある意味強いですけど。まぁそれなりに実力もある訳だから先輩後輩関係なく来るわけね」
「へぇ」
「そこに、女子生徒たちからの声が響いていたら頭が痛くなっちゃうもの」
「そういうものなの?」
「そうよ?」
氷帝に居ればわかる。あの練習量であの声を聴いている限り試合となればもっと凄くなるなんて明確だ
「それに」
「「それに?」」
「今年の氷帝は『天才プレーヤー』が2人もいるしね」
「へぇ」
「テニス選手に天才がつく人もいるんですね」
「以外でしょ」
「はい」
「キミたちも見に行ってみるといいよ」
「ですが」
「都内のテニス会場を使用しているから誰でも入れるし見学もできるはず」
「そうなんですね」
「えぇ」
警部さんの後ろにいる男の人の中にいる1人からの既視感
ついこの間お兄ちゃんに言われた言葉を思い出した
==
「目を会わせるなよ」
「アイツは女子供関係なしに何をするか分からん」
==
右から大工をしている細井竜平さん、大学院生の沖矢昴さん、フリーターの真壁吟也さんと紹介してくれた
「弓長警部!」
「ん?」
「焼け跡からこんな物が」
「こりゃ開人君の日記じゃねぇか」
日記?
「火事の事が何か書いてあるのか?」
「とにかく読んでみてください」
最後のページは昨日のものだったらしく
今日は朝からやな天気。ボクは早く学校に行かなきゃいけないけど、赤い人は寝坊できるかもね。学校から帰ったら玄関で転んじゃった…白い人が出かけるトコで良かったよ!今日の夜は赤い人も白い人も黄色い人も出かけてる。お父さんと2人っきり!もっと遊びたいけど、明日、探偵団の皆が来るから早く寝よーっと
…誰だろう?夜中に誰かが帰って来た…お父さんと口喧嘩してる…黄色い人だ…
怪しいことしてるのが父さんにばれちゃったのかな?怖いから耳塞いで寝よ…
起きたら江戸川君にこの事話さなくちゃ…
…誰だろう?夜中に誰かが帰って来た…お父さんと口喧嘩してる…黄色い人だ…
怪しいことしてるのが父さんにばれちゃったのかな?怖いから耳塞いで寝よ…
起きたら江戸川君にこの事話さなくちゃ…
と書かれていたらしい
「じゃあ火をつけたのは黄色い奴で決まりだな」
「ええ!朝に帰って来たってウソをついていますしね!」
「だがなボウズども、その黄色い奴ってどいつなんだよ?」
確かに、それが分からない。頭のキレるお兄ちゃんや陣平君なら分かるかもしれないけど
「松田んトコの嬢ちゃんは」
「全く何も。陣平君やお兄ちゃんなら何か分かるかもしれないですけど」
「アイツがか?」
「えぇ」
お兄ちゃんのスケジュールとあたしのスケジュールを同じアプリで管理してくれているのもヒロ君だ。
つまり3人の情報が一回で共有できるというもの。
「ちょっと待ってくださいね」
スマホを開くと、お兄ちゃんのスケジュールを開くとお兄ちゃんもヒロ君も何も書いてない所を見るとオフかな
昨日までは徹夜付けだと言っていた気がするけど
「まぁ、お兄ちゃんに聞いてみましょうか」
「お兄さん?」
「えぇ」
スケジュール表にSOSと記載すると、すぐにメッセージが来るあたり家にいるか、公安にいるかだろうけど、住所を送るとヒロ君も来るそうで
「げぇ」
「なんか凄い嫌そうな顔をするな」
「来て欲しくない人まで来る…」
「どういう人なの?」
キキッと止まった車にはお兄ちゃんとヒロ君がいて
「全く」
「どうしてこうも大回りして帰るんだか」
「だって家に帰っても誰もいないからって陣平君の家にあたしを置いて行ったじゃん」
「今日は帰ってるって言ってあっただろう」
「時間言われてないからね?あたし。お兄ちゃんにもヒロ君にも」
「それは!松田の所に行ったって大して変わらないだろう!」
「変わるもんね!」
あたしとお兄ちゃんのこんなやり取りを期ッと初めて見るであろう子供たちと警部さんや刑事さんたちは目をポカンとしているが
「はいはい。夢姫の言いたいことも分かるけど、一応ここは公共の場、だからな?」
ぶすーっっとしていると
「夢姫そんな顔をしても家に帰ったらお説教ね」
「じゃ帰んない。陣平君の家にいる」
今日に関してはケンちゃんもいると言っていたから逃げるならケンちゃんの家だ
「ちなみに萩原の所に行っても無駄だからな!」
「けち!」
「けちじゃない!俺はお前の事を思って言っているんだ!」
なんて口論していても仕方がなく、この場ではヒロ君にくっついていると
「夢姫!」
「お兄ちゃんが意地悪言うから嫌いになる」
「そういう事にしとこうか。で?夢姫は俺達にSOSと書いて送って着たくらいだから何かあるんだろう?」
「あ、そうだ」
さっきまでの話を説明すると
「黄色い人か」
「赤い人と白い人というのも気になるな」
一瞬で雰囲気が変わったお兄ちゃんたちを警部さんたちは驚いているけど
「一体」
