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夢小説設定
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「松田。コイツ覚えているか」
「あぁ。俺達の同期じゃねぇか」
「コイツが捜査一課の子の彼氏で総務課の子の兄貴だ」
「繋がりがあったのかよ」
「だがなんで」
「お前覚えてるか?夢姫が俺達の警察学校時代になんて言われてたか」
「あぁ」
夢姫は俺達が警察学校時代に『天使』と呼ばれていた、ゼロよりかは暗いが茶髪よりの金髪の地毛で小さかった夢姫はそう呼ばれていた
「なんて呼ばれてたんです?」
「『天使』」
「天使?」
「なんで」
「あの髪の毛は地毛だぞ?あの地毛で小さくて野郎どもの中に小さなガキがいれば天使にもなるだろ」
「それもそうね」
「諸伏まさか」
「可能性はある」
「お前なんで今日は護衛を」
「今日は女性警官を付けているが」
ハッとした諸伏が誰かに電話をかけていると
「どうかしたのか」
「夢姫が白昼堂々と誘拐された」
「またかよ」
「相手は」
「恐らく夢姫が気を許していた公安所属の女性刑事だ。でなきゃ白昼堂々とできるはずがない」
「たしかにそりゃそうだ」
「松田。何か進展があれば教える」
「あ?」
「俺は1度公安に戻って調べることが出来たからな」
「夢姫はどうすんだよ」
「すぐに分かる」
「「え?」」
「取り合えず松田、スマホ貸して」
「何する気だ」
「ちょっとね」
諸伏が俺のスマホに何かを入れ込んだと思ったら
「これで完了」
「何入れて」
「GPSだよ。夢姫のスマホにも同じものを入れ込んである。後の行動はお前次第って事にしてやるよ」
じゃあな。そう言って行ってしまった諸伏は何を調べるって言うんだろうか
==
「良かったのか?ゼロ。
「構わない。というよりもいい加減元に戻って貰わないと困るのもこっちなんだ」
「それもそうだけど。それともう1つ」
「なんだ」
「公安の刑事を1人調べて欲しい」
「何だってまた」
「夢姫が誘拐された。白昼堂々とあの氷帝学園で」
直ぐに調べる。そう言ったゼロの行動が早いのはいつもの事だ
「ヒロ、出たぞ」
「流石だな」
「今送るから確認してくれ」
「へぇ」
「面白い事をしてくれるな」
「あぁ全くだ」
電話を切って元来た道を戻るとまだ張り付いていて
「あ、さっきの」
「なんだよ」
「驚くなよ」
「何言ってやがる」
松田に見せた俺のスマホには、今しがたゼロから送られてきた調べ物の数々だ
「な!?」
「これを証拠に乗り込んでくればいい」
「ですが、そしたらこれは公安の」
「ゼロからだから早く巡査部長から警部くらいにはなって欲しいんじゃね?お前には」
「おいおい、そう簡単に言うなよ」
「因みに夢姫を誘拐したのも公安の人間だからな」
「は?」
そりゃそうなるよな
「お前、夢姫と婚約までしておいて巡査部長で止まってる気か?俺もゼロもそろそろ警視か警視正の方に上がるぞ?」
「マジかよ」
「本当だ」
「お前らの頭ん中どうなってやがんだよ」
「普通だ普通。それだけの情報を与えたんだから出来んだろ捜査」
「あぁ」
「早く夢姫を迎えに行ってやれよ松田」
今度こそ松田たちから離れると、スマホから松田に連絡を入れておいた方がいいだろうと送った矢先に乗り込んでいて
「いい加減夢姫を幸せにしてやれ。でなきゃ、俺が夢姫を諦めた意味が無くなるだろ松田」
その言葉は誰に聞かれるわけでもなく消えていくだけで
自分の幸せよりも、親友の妹で俺の妹みたいな夢姫と友人の幸せを願ってしまうのは、誰よりも夢姫が夢姫らしくいられる奴の傍に居た方が幸せになれると思ったからだ
