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後でカラオケに行くと言う佐藤刑事の言葉に高木さんは行くけど
「俺はパス」
「君だけで行きたまえ」
歩きだした白鳥さんは
「今日はそういう気分になれないんで。僕は遠慮しておくよ」
車に乗った白鳥さんの車が直後に爆発していて
「「!!」」
「白鳥君!?」
「ちょ、ちょっと何なの!?」
「なた爆発!?」
「し、白鳥君!?」
慌てて駆け寄っていった佐藤さんと陣平君
「白鳥!」
「き、危険です…早く、ここから…離れて…」
「だ、大丈夫ですか!?白鳥さん!」
「あ、あぁ。君のように上手く逃げられなかった様だが」
「馬鹿野郎!そんなこと言ってる場合か!高木!すぐにこの道を封鎖しろ!んでもって佐藤は救急車を呼べ!」
「は、はい!」
佐藤さんも救急車を呼んだあと
「でも、しゃべれるなら大丈夫そうね」
「いや、右側頭部から出血し、左の手足が麻痺してやがる。これは旧姓硬膜下血腫の可能性もある」
高木さんと陣平君で白鳥さんを車から離らかすと
「ま、松田刑事」
「ん?」
「こ、これを…」
そう渡していたのは予告状に似たようなもの
俺は剛球豪打のメジャーリーガー
さあ延長戦の始まりだ試合開始の合図は明日正午。終了は午後3時
出来のいいストッパーを用意しても無駄だ最後は俺が逆転する。
試合を中止したくば、俺の元へ来い
血塗られたマウンドに貴様ら警察が登るのを
鋼のバッターボックスで待って居る
さあ延長戦の始まりだ試合開始の合図は明日正午。終了は午後3時
出来のいいストッパーを用意しても無駄だ最後は俺が逆転する。
試合を中止したくば、俺の元へ来い
血塗られたマウンドに貴様ら警察が登るのを
鋼のバッターボックスで待って居る
「これって」
「あぁ。3年前と同じだな」
「!!」
「夢姫」
「じんぺー君?」
「いいか?家で、いい子で待ってろ。もしくはヒロかゼロに電話して…いや待て」
「いると思うよ?じんぺー君の思ってる場所に」
「お前のこういう時の勘は当たるからな」
「一体どこに…」
「警視庁の公安部だ」
「「!!」」
ヒロ君に電話をしてみると、案の定警視庁の公安部にヒロ君はいるという事で話をすると
「いいよ。ゼロにも伝えておくから明日は公安ね」
とだけ言われたあたし
「どうだった」
「明日は公安だって。ヒロ君いるらしいよ」
「そうか」
車に乗り込んで陣平君と2人だと思っていたのに
「ねぇ、教えてくれない?」
「!?」
「どうして爆弾犯は警察を目の敵にしてるの?」
「コナン君?いつこの車に?」
「やっぱり夢姫が開けたタイミングで乗ってやがったなボウズ」
「ねぇ答えてよ」
「守秘義務っつーもんを分かれよガキ」
陣平君とコナン君を見ていると
「昔のお兄ちゃんと陣平君みたいだね」
「あ?」
「今の陣平君がお兄ちゃんでコナン君が陣平君」
「ざけんな」
「だって楓さんが」
「コナン君」
「うん?」
「あたしはね夢姫っていうの」
「え?人格が違うとか?」
「同じだよ」
「コイツにそんな器用な事が出来る筈がねぇ」
「酷くない?」
「本当の事だろ。楓っつーのはゼロが安室透って名乗ってるからだろ」
「うん、そう。だから安室楓っていうのは違うんだよ」
「へぇ」
「苗字は」
「それは教えられない。陣平君も言ったでしょ?守秘義務があるって」
「そうだけどさ」
なんて言っているコナン君は子供らしくなくて
「あ、さっきの」
「どーっすかな」
「え?」
「夢姫が大泣きする未来図が装う出来てんだよ」
「大泣き?お姉さんが?」
「あぁ」
「ハギの時も俺の時も大泣きしたしな。しかも風邪ひいてるタイミングだしよ」
「明日風邪ひくって言いたいの」
「可能性はあるだろ」
「一体」
「7年前のマンション爆発の時も夢姫は風邪ひいてたしな。なんなら、熱で家で留守番させられてるタイミングだったっていうやなパターンだったじゃねぇか」
「そうだね」
「3年前は2か所」
「2か所?」
「俺達捜査一課が貰った場所はショッピングモールにある観覧車の中。そしてそこを解体しても手遅れでもう1か所には間に合わない計算だった」
「だった?」
「7年前かろうじて生き残った萩原が3年前もう1か所の爆弾を解体。直後にハギから言われたんだよ」
「あれって夢じゃないんだ?」
「夢なわけあるか」
「じゃあもしその爆弾が」
「あぁ、タイマーを作動させたままなら今頃俺もハギもいねぇだろうよ」
…っ
「そん時に犯人が2人居るって事は知ってるんだ」
「どうして爆弾犯が2人いるって分かったの?」
「あぁ、それはな。ハギの解体した爆弾がその後止まったと思っていたタイマーが再び動き出して爆弾が爆発したんだよ」
じゃああたしが助かったのは…タイマーが切れている間にケンちゃんが助けてくれたから?
「夢姫を連れて、階段を下りている間に爆発。おかげで夢姫もハギも無事だったって訳だ」
「そうなんだ」
「その犯人は」
「1人から警視庁に電話があったんだ」
「電話?」
「『爆弾のタイマーがまだ動いてるってどういう事だ?』ってな。多分その頃テレビで流れたのが俺とハギが解体する前のVTR部分だけを見て勘違いしたんだろうけどよ。警察は爆弾犯を確保する絶好のチャンスだと思い、話を引き延ばして逆探知に成功し、電話ボックス内にいる爆弾犯を発見。でも運悪く逃げた爆弾犯は逃走中に車にはねられて死亡したんだ」
結局話すんだ?
「事故死した爆弾犯の住所はすぐに突き止めたけど、分かったのは誰かと2人で住んでいたという事だけ」
「でも松田刑事はその時」
「あぁ。捜査一課じゃねぇ。警備部機動隊の中にある爆発物処理班だったからな」
「多分もう1人の犯人はこう思ったんだろうよ。『俺達警察が嘘の情報をテレビで流し仲間を罠にはめて殺した』ってな」
==
車を走らせたまま隣を見ると寝てしまっている夢姫の姿
「ボウズ」
「ん?」
「後ろから毛布取り出せ」
「毛布?」
「あぁ」
車を1度止めると後ろを見たボウズに毛布を取り出させると
「コレ」
そのまま夢姫を後部座席に横にしてベルトを着けるとボウズを助手席にして
夢姫に毛布をかけると
「寝ちゃったんだ?おねーさん」
「コイツは自分の興味のねー話には耳を貸さねーよ」
「へぇ」
電車の中だと踏んだ捜査官たちはすぐに調べたそうだが
「やっぱ偽物か」
「やっぱ?」
翌朝まで捜査を続けたが見つからなかった爆弾
「ちょい黙ってろよ」
「え?」
電話を掛けた俺
「もしもし」
「松田夢姫は?」
「寝てる」
「そう」
「1度このまま警視庁に行くから夢姫を頼む」
「何かあったんだな」
「あぁ」
「直接俺ももう警視庁につくから夢姫はそこで引き取るよ」
「そうしてくれ。それと」
「それと?」
「ガキを1人預かれるか」
「子供?」
「あぁ」
なんて話をしている間についた警視庁にはすでに諸伏も警視庁についていて
「悪いな」
「いや、夢姫を元々公安で預かるって言ったのは俺だからさ」
夢姫を軽々と持ち上げるあたり
「力があるんだね、お兄さん」
「そりゃ一応は警察官だからな」
「一応ってなんだ。一応って」
「諸伏」
「ん?この赤って何を思い浮かべる」
「赤?」
「そうだ」
例の紙を見せると
「赤で連想できるものと言えば俺達からすれば消防車とかもあるけど、登るって言う字がこれなら、東都タワーかも知れないな」
「!!」
「行くんだろ?」
「当り前だろ?これでようやくケリがつけられるからな」
「夢姫は泣くと思うよ?一緒に連れて行ってやればいいのに」
「コイツを危険な目に合わせたくねぇんだよ。これ以上な」
「(どういう)」
「7年前も3年前も確かに夢姫がいなかったら俺の命もハギの命も無かった。まぁ俺の命1つで市民が守れんならそれでもと思ったけどよ、ハギに電話で言われたときにコイツの隣に他の誰かが立つなんざ許せねぇんだよ」
「それ夢姫が起きてる時に言ってあげればいいのに」
「え?松田刑事って」
「夢姫には何も言わないくせにしっかりとゼロと俺は言質取って婚約してるんだよ。指輪も渡してないけどね」
「そうなんだ。(あの時婚約してるって言ってたの嘘じゃねぇんだ)」
「でも松田の事だから何も考えてないわけじゃないんだろ?」
「まぁな。諸伏」
「ん?」
「夢姫に誕生日は予定空けとけって伝えとけ」
「いいけど。自分で行った方がいいんじゃない?」
「いいんだよ」
車に乗り込んだ俺はそのまま走らせるが
「なんで言ってあげないの?」
「ったくお前も降ろしただろうが。何で乗ってやがる」
「えー。松田刑事の爆弾解体してる姿見たいんだもん」
「『だもん』じゃねぇ。ったくアイツに言わねーのかって言うのは、まだタイミングじゃねぇんだよ」
「タイミング?」
「あぁ」
東都タワーに着くと既に黒煙が上がっていて、すでにその現場には伊達に高木の姿もある
「どういう状況だ」
「僕が到着する直前に小さな爆発が起きて、エレベーターが止まってしまったそうなんです」
「んだと!?中に人は」
「まだ子供が…」
「ガキが乗ってんのか」
「松田」
「あ?」
「萩原がもう1つの方に行くのに待機してる。お前出来んだろ」
「ったりめーだ」
「僕が行ってきます」と言った高木に「待て」そう言った俺に
「松田さん?」
「伊達、ハギが待機なら俺が行く」
「珍しいじゃねーか」
「まぁな」
東都タワーの中に入った俺は
「警察だ。止まったエレベーターは」
「あ、あぁそれならあの1番奥です」
係員が指さした場所に行くと母親らしき人が何かを話しかけていて
「朱美ちゃん、大丈夫よ。怖がらないで出ていらっしゃい」
「警察だ。女の子が閉じ込められてるのはここか?」
「は、はい。最上階から降りてきてここの大展望台に着く寸前で止まってしまったんです」
母親は娘の名前を呼んでいて
「乗っていたのは子供1人なんですが、出てくるように母親が言っても怖がっちゃって」
確かにこの隙間じゃ大人は無理だ
「じゃあ僕を持ち上げて」
僕を持ち上げて?下を向くとボウズがついて来ていて
「僕なら入れるでしょ」
ボウズを持ち上げるとすんなり入っていて、女の子と何かを話しているようだ
コナン君と一緒に出て来た女の子は母親に捕まっていて
エレベーターの爆発音とともに下に下がったエレベーターの中に入りこむと
「松田刑事?」
「中にはねぇな」
「うん」
「ボウズはここに居ろ」
「え?」
天井の板を外してみてみると
「やっぱりな」
「あったんだ」
「あぁ。俺のスマホから誰かに連絡しろ」
「え?」
「これから解体するってな」
天井に乗ると
「やべぇな。あん時と全く同じ状況かよ」
ただ違うのは夢姫が熱を出してるか出してないかの差だけ。そして起きてるか寝ているかの差だ
公安に預けているとはいえ気が気じゃねぇのも事実だ
「あまり揺らすなよ」
「え?」
「少しでも揺れたら作動して俺もお前もドカンだ」
「!!」
「そんなにすごいの?水銀レバーって」
「あぁ」
爆弾解体するのに、道具は持ち歩いているがこんな所で役に立つとはな
ボウズが連絡したんだろう
「松田刑事、萩原って人から」
ハギ?
「貸せ」
ボウズからスマホを預かると
「松田」
「んだよ?」
「マジでドカンになってみろ。夢姫を嫁に俺が貰うからな!」
その言葉を聞いた俺は
「つーかお前工具は」
「持ってるに決まってんだろ?爆処の人間の指示はいらねぇって伝えとけ」
「おうよ」
パチンパチンと切っていく配線
残り3本の配線を切るのに観覧車の時と同じメッセージが出て来て
3秒前に出て来たアルファベットのEVITの文字を見て直ぐに配線を切った俺はハギに直ぐに連絡を入れると「すぐに処理に行く」とだけ言って動いてくれるらしい
エレベーターから降ろしてもらい、ハギも早々に爆弾を解体した後一緒に合流
「何とか間に合ったみたいだな」
「お互い様だろ?」
警部たちと一緒にいるであろう犯人の所へ行くと
「残念だが電話の相手はもう話せんそうだ」
「!?」
「俺がひそかに学校に入ってあんたが仕掛けていた盗聴器に気づかれねーようにに音を立てずに。ドラム缶に入った爆弾は5つ。その5つともバラバラにしたからな」
「その顔はどうしてその場所が分かったのかって顔だな」
犯人は7年前にハギを、3年前に俺を殺したつもりだったんだろう
