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夢小説設定
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お兄ちゃんたちが警察学校を出て、しばらくの間は一軒家ではなく都内のマンションに住んでいる。まだ小学生だったあたしを1人にさせるのは。という事でヒロ君も一緒に生活をしている。あまり狙われないだろうと言うお兄ちゃんたちの話で高層階…20階に住んでいるのだ
そして、
「ゲホ…っ」
「8.7℃。風邪かな。ドリンクとか、買ってくるから夢姫は寝てるんだよ」
「う゛ん…」
「にしても凄い声…。ゼロが聞いてたら仕事にならなかっただろうに」
アハハ…。ヒロ君は簡単な氷枕を作っておでこに乗せてくれて、そのまま買い物に行った後だった
外がガヤガヤとし始めたのだ。そして
「ん゛ー…」
「まだ子供がいた…夢姫!?」
その言葉と同時に、タイマーが作動したらしく、すぐにケンちゃんに抱きかかえられ非難したあたし達
「なんでまだ中にいた!?」
「ゲホッおるすばん…」
「留守番?夢姫1人でか」
下のフロアについて直ぐに物凄い衝撃音が聞こえたのは言うまでもなく
「萩原」
「あぁ。夢姫のおかげで助かった」
ゲホゲホとしながらケンちゃんに抱えられたまま下に降りると
「じんぺーくん…?」
「なんで」
「夢姫の奴、熱出してる」
「は?」
「きっとゼロか諸伏が買い物行ってるんだろ。留守番してたんだと」
「そうか」
あまり病院が好きじゃないあたしにとって、熱を出すと決まって市販の薬を飲んでいて。今日はたまたまそれもなくヒロ君が買い物に行っている間に起ったのだ
「夢姫!?」
「落ち着け萩原」
「取り合えず、病院…」
警察病院に連絡をしてすぐに診察をという話になったのだが、ガサリと大きな音がした目線の先にいたのは諸伏だ
「夢姫!」
「ヒ…ロくん?」
「ごめん。ごめんな」
あたしの頭を撫でてくれる優しいその手も好き
「諸伏、取り合えず警察病院を予約してある。連れて行ってやれ」
「あぁ、だが夢姫の保険証は家の中だぞ」
そこでハッとしたような顔をした3人
「ゼロは今は無理だ」
「なんでアイツ無理なんだよ」
「公安の捜査の話は出来ない事になっている。それは知ってるだろ。夢姫にも話せないんだ今の仕事の話は」
「そうかよ」
「夢姫の一大事の電話も出られねぇのか」
「多分な」
ゲホゲホとしている中
「熱は?」
「8.7℃」
「上がってる気もするな」
ケンちゃんの腕じゃなく、じんぺー君の方に行きたくて手を伸ばすと
「やっぱり松田か」
「みたいだな」
「仕方ねぇな」
そう言って抱えてくれたじんぺー君の腕の中で寝てしまったあたし
==
「寝やがった」
「仕方ないさ。まさかあのフロアにいるとは誰も思わないだろ」
「あぁ」
「ましてや今日は平日…」
「風邪で休んでたのか」
「ここ何日か咳き込んでて、昨日の夜からぼーっとしてるなぁとはゼロと話してたんだ。で今日の朝顔を真っ赤にした夢姫がいて、熱を測ったら」
「まさかの8.7℃だったと」
「あぁ。飲み物も無ければ薬も無かったから買い物に出たんだ。熱を出してる夢姫を連れまわすならと」
「留守番をさせてて、そのフロアに爆弾を仕掛けられてて、解体中に夢姫が部屋から出て来た訳か」
「そういう事だね」
「まぁ、夢姫のおかげで助かったようなもんだしな。感謝しきれねぇよ」
「だな」
取り合えず夢姫を先に病院にと。諸伏の車に乗せ着いた警察病院でそうそうに見て貰うと
「風邪だね」
そう言われた俺達。
「ただ、環境が変わったと言うのもあるかもしれない」
「どういうことです?」
「まだ小学生の彼女が公立から私立の学校に転校したのがいい例でしょう」
「そうですか」
「今日は取り合えず点滴をしましょう」
警察病院で熱を測ったら9.0℃を超える熱を出していて
「ご家族の方は」
「暫く来れないので代わりに俺が」
「そうですか」
一緒に住んでいるという事もあって、夢姫の日頃の生活などもよく知って居るという事もあり、先生の対応を諸伏が。しがみつかれている夢姫を病室に連れて行くと
「じ…ぺ、くん?」
「もう大丈夫だ。先生が薬出してくれるってよ。少し休んでような」
「うん…」
再び寝た夢姫を見ていると、腕に点滴を刺して貰っていて
「ったい…」
「少しの辛抱だ」
その後に来たハギはすでに着替えて来ていて
「松田、お前も着替えて来いよ」
「あ?始末書は」
「もう書いてきた」
「そうかよ」
なんて話している間に諸伏も戻って来て
「夢姫は」
「寝てる。けど」
「やっぱ1人は不安なんだろ」
「だろうな」
「ハギたちも仕事はいいのか」
「あぁ。防護服を着てなかったのもあって暫くは謹慎になるってさ。でも夢姫のおかげで助かった命だ」
「そうか」
「んじゃ、俺も着替えて…」
「「松田?」」
「夢姫が離さねぇ」
「あちゃー」
「夢姫?」
当の本人はそれでも寝ていて
「お前の着替え取って来るわ」
「悪い」
何時の間にか連絡をしていたのだろうゼロも来て
「夢姫は!?」
シーッと指をした俺の目線の先には寝ている夢姫がいて
「連れて来た時よりは落ち着いてる」
「そうか…」
「諸伏から連絡が行ったんだな」
「あぁ。具合が悪そうなのは知ってたんだけどな」
「今日は顔も?」
「見てる余裕がないくらいに早く出なくちゃならなくてな」
「そうかよ」
「ん…」
目を開けた夢姫に
「起きたか」
「じんぺー君?」
「あぁ」
「おにーちゃんもいる…」
へにゃりと笑った夢姫は相当辛いんだろう
「夢姫、何か食べたい物とかはあるか?」
首を横に振った夢姫に
「夢姫?」
「食欲ねぇか」
その言葉に頷く夢姫を見て
「ゼリーとか、プリンとかなら行けるか?アイスとか」
「アイス」
「なら買ってくっから、少しだけ手を離せるか?」
告りと頷いた夢姫は俺から手を離していて
「悪いな松田」
「いや。アイス買ってくる。お前だって何も食ってねぇだろ」
「あぁ。だが今は夢姫が重要だからな」
「お前が倒れちゃ元も子もねぇよ」
病室を出た俺は外で待機してたであろうハギや諸伏と一緒にいて
「よく来られたな」
「あぁ。アイス買ってこなくちゃ行けねぇからな」
「「アイス?」」
「夢姫のご所望だ。食べたい物を聞かれても首を横に振ったけどな、ゼリーとかでもと思って聞いたらアイスって小さく言うからよ」
「そうか」
売店に行くと、夢姫の好きなアイスとゼロが簡単に食べられる者とかいろいろと買いこんで病室に戻ると
ハギにシーッとやられてその様子を見ると、ゼロに抱き着いて寝ている夢姫の姿
「ちったぁ兄妹の時間は取れたな」
「だな」
冷蔵庫も完備されている部屋だったのも幸いして、冷凍庫の中にアイスを入れて飲み物を冷蔵庫と冷凍庫に分けて入れてメモを残した俺は、警視庁に戻って自分の始末書を書くと
「松田。明日お前は休みな」
「なんで」
「今日の事があったからというのもあるが、働き過ぎだと言うのもある」
「そうかよ」
だが俺の頭の中にあるのは犯人が誰かという事だ。特殊班係に転属希望を出したものの、返事が来ねぇ
