6
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そ、そんな…水を買いに来ただけなのに」
「わ、私は娘のオヤツを…」
「心配するな!何とかしてやる!だがとにかくここから脱出する方法を考えないと…」
パカッと何かを開けたお兄ちゃんは何かをしていて
ガヤガヤとし始めた外
「おい…やけに騒がしいけど…どうなってんだ?」
ガチャリと開けてくれたのはヒロ君だ
「待たせたなゼロ!」
「ヒロ!」
ヒロ君を見た後であたしのテープと縄を解いてくれたヒロ君
「な、なんで」
「看板のモールス信号を受けて犯人たちを制圧しに来たんだよ!力じゃなく…数でね」
「なるほど。警察学校の学生に客を装わせてここに集結させたのか」
大泣きをしているあたしに
「夢姫も怖い思いをしたね」
「う゛ん…でも」
「「でも?」」
「お兄ちゃんと一緒だったもん」
「そうか」
「こりゃまた明日鬼塚教官に大目玉だな」
「、ああ、班長の親父さんがやろうとしたことをやったまで。そうだよな?ハギ」
「あぁ。実は班長の親父さんがやくざ風の男にボコられてた時俺もそのコンビニにいたんだよ」
「い、いたのか?あの現場に!?」
「班長は血まみれの親父さんに気を取られて気付かなかったかもしれねぇけどあの後、男の仲間が数人店内に入ってきて、親父さんは気づいていたんだよ。近くの車にその男の仲間が大勢潜んでいるって。だからその男を捕まえたとしても仲間に加勢に入られたら勝ち目がないし、店内で乱闘になり万が一立て籠られたりしたら店内にいた他の客たちに危害が及ぶ。あの時、来共の俺や姉ちゃん、妊婦さんや老人や女子学生とか沢山いたからねぇ。警察の到着がかなり早かったから多分、親父さんが通報して警察の仲間が駆け付けるまでその男を置くまで入れず、店先で足止めしたかったんだよ」
ケンちゃんが航君に言っているのを聞いて
「だからあの土下座は命乞いなんかじゃなくここだよ班長!」
そうケンちゃんが拳を当てているのは心臓の方で
「誰も傷つけてたまるかっていう、警察官のハートがそうさせたんじゃねーの?」
「航君のパパ、かっこいいんだね!」
「泣きたいのを我慢した」とヒロ君達に話したら、お兄ちゃんだけじゃなくて、皆が色々と買ってくれたのがうれしかったの
==
「夢姫」
「お兄ちゃん?ヒロ君?」
「悪いんだけど明日の午後から僕たちいないんだ」
「え?」
ボールを持っていた手が止まったあたしに
「決して置いて行くわけじゃない。ちょっと別件の用事があるだけだよ」
「一緒に行く」
「夢姫、いい子で待って居たらハギと一緒に寝てもいいよ」
「ケンちゃんと?」
「あぁ」
「じゃあがまんする」
「いい子だ」
なんて言われた翌日の午後、お兄ちゃんたちは本当に出かけて行って
「ケンちゃん…」
「夢姫?珍しいじゃん。どうした」
「お兄ちゃんたちでかけちゃったから」
「それで俺の所ね」
ヒョイッと抱えてくれたケンちゃんは中に入って行って
「あ…」
「今日も甘ったれだな?ちび夢姫」
「どーせチビだもん」
「そう言わないの陣平ちゃん」
「あ?」
「夢姫と仲良くできるチャンスだと思うよ」
「はぁ?」
じんぺー君の声に驚いて顔を隠していると
「驚いちゃったんじゃない?」
「こんなんで驚いててどうすんだよ」
「いじわる…」
「うっせ」
ケンちゃんの腕から自分の方に抱え直したじんぺー君
「第一、あと呼べてねーの俺だけじゃねーか」
「だって怖いもん」
「ほぅ…」
「何が怖いっつーんだ」というじんぺー君の言葉に
「それじゃない?その言い方」
「あといじわる!」
「意地悪じゃねーよ」
「あ、なに?好きな子ほど虐めたいタイプ?」
「んなわけあるか」
まぁそれでも逃げようとしないあたしを見るあたり
「でもよ?仮に松田しか見られる時がない時はどうするんだろうな?」
「な?」
「おめーはマネしてんじゃねぇ」
「ねぇ!」
最近のあたしのマイブームだ。相手の言葉の最期の所だけ、マネをする
「諦めなよ陣平ちゃん。夢姫のマイブーム到来中なんだから」
「から!」
「へいへい」
その日は、天気が悪かったのもあって体育館で皆と遊ぶことに
「なんでアイツはあんな元気なんだろうな」
「さぁ?」
「ケンちゃんも―!」
ちょっと離れているとはいえ、体育館。あたしの声が響いていて
「ご指名だぜ?」
それでもなかなか来ないケンちゃん達を見ていると
「どっちかに抱き着いて言って来いよ」なんて言われるから、走って来た先は
「うぉっ」
「へっへー!」
「なんでハギじゃなくて俺なんだよ」
「だってケンちゃん直ぐ捕まえに来るもん」
「ほぉ、俺もその中だって分かってんだろ」
「だろ?」
「はぁ」と盛大なため息をついたじんぺー君はケンちゃんと立ち上がって
「うっし」
「んじゃボチボチと」
って言った2人の目が本当に怖かったけど、体育館での追いかけっこと言う名の、鬼ごっこは楽しかった
「はーーっつっかれた…」
「「同感」」
そう床に座ったのは学生。あたしはまだ立っている
「まだ遊びたい…」
「ちょっと休憩な」
「やだーーっ」
「やだじゃねぇ」
ちょこんとじんぺー君の足元に座らされたあたしに
「ぶっきら棒な親父と我儘な娘の構造だな」
「だな」
「『だな』じゃねぇんだよ」
「だよ」
「んじゃあと5分休憩したら、次は何したい」
「かくれんぼ!」
その言葉にうげっといった顔をしたのは他の学生たちだ
「お前隠れるの上手いからなー」
「なー」
休憩が終わって、隠れているときにどれだけ時間がたったか分からず、そこで寝ていると
「やっぱここだったか」
「そうみたいだな」
「んー…」
うっすらと目が明いたあたしに気づいてないらしい2人。いつものケンちゃんの匂いじゃない。でも安心できている匂い
==
「じ…くん」
「!?」
「呼ばれたのか?コイツに?」
なんて思われながらもハギと一緒に歩いていると
「ただ…いま?」
「どうかしたのか?ヒロ」
「見てみろよゼロ。夢姫、松田に抱えられて寝てる」
「ホントだ」
「かくれんぼして疲れて寝ちまったんだよ」
「へぇ」
「珍しいな夢姫がかくれんぼだなんて」
「いや天気の悪い時の遊びの1つだよ夢姫の」
「そうか」
なんて言ってるゼロたちに
「そういや、夢姫俺達がしゃべる語尾だけ真似してんだけどよ」
「最近の夢姫のブームだから仕方ないよ」
「へぇ」
「でも松田にくっついてるあたり松田1人でも平気そうだな」
「勘弁しろよ」
そう言ったがマジで俺が面倒を見る日が来るなんて誰も想像しねぇだろ
==
その日の夜
「カンパーイ!」
そう連れて来られていたのは居酒屋
お酒を飲んでるお兄ちゃんたちと女の人。あたしは、りんごジュース
「かっわいいー!」
「やっぱたまんねーなタダ酒はよぉ!!」
「おい?ただ酒ってどういう事だよ?」
「萩原に聞いてないのか?別の教場の女子とのこの合コン頭数合わせで来てくれたら酒代出してくれるって」
「夢姫は当然1人で留守番したことないからな」
「な」
お兄ちゃんのマネをしていると
「降谷君のマネ?」
「もう可愛いじゃん!」
「じゃん!」
「え?やだやだっ妹に欲しい!降谷君」
「渡さないに決まってるだろ」
「だろ」
「私も妹いるけど、こんなまねっこしたことないのよねー」
「よねー」
「「かっわいいー!!」」
なんて言われているなか
「それで班長彼女持ちだっつーのに来てんのか」
「その萩原はまだ来てねぇがな」
「えー伊達君彼女いるんだー…」
「わかるー」
「松田君は?」
「あ゛?」
「い、いないよね」
「よね」
「そこまでマネしてんじゃねぇぞ?夢姫」
「やだぁ!」
泣きそうなあたしに
「夢姫」
「おにいちゃ…」
「ホレ」
口の中に入れたお通し
「おいしい」
「だよな」
「んじゃ、夢姫には今度作ってやるよ」
「ホント!?」
「あぁ。ゼロは料理からっきしだからな」
「悪かったな」
その後に来たのはケンちゃんで
「ケンちゃんだ」
「悪い悪い遅れちまって」
永遠と話をしているケンちゃんに
「やっさしぃーー」
「「「え?」」」
「ケンちゃん優しいもんね」
外に出ると、女の人はみんなケンちゃんの所に行っていて
「あのー…」
「「?」」
「もしかしてあの背の高いあの男性のお知り合いですか?」
「えぇ」
「では先ほどおんぶして頂いた上におみくじまで買っていただいてありがとうございます。とお伝えください」
「はい」
「ハギはそういうウソは言わねぇから。まぁ助けたおっさんをバアさんって言ったのはウケが良いからだろーけど」
「ウケ?」
「夢姫は知らなくていいよ」
「ぁぃ」
翌朝
「夢姫、掃除手伝ってくれるか?」
「うん!」
なんて言いながらヒロ君の手伝いをしていると
ゲホゲホと凄い咳をしたのはケンちゃんで
「
「そりゃーよーござんしたねぇ」
「カラオケでも萩原の独壇場だったからねぇ」
「ねー」
キキッと止まった白のカッコイイ車
「お!カッケー!マツダRX-7FD3Sじゃんよー!!」
「誰が乗ってんだ?」
「だ?」
ガチャと開けて出来たのは
「鬼塚教官の車でしたか」
ケンちゃんが興奮気味に先生の所に行っているが、車に興味のないあたしには無意味だ
「実は俺の車じゃなく、殉職したある先輩刑事の愛車でなぁ…4年前、その先輩の娘さんが俺に「将来刑事になる」って宣言したから、それまで預かってんだ。んじゃ車庫に入れておいてくれ」
車のカギを渡されたケンちゃんは
「夢姫ー」
「うん?」
「俺と車庫までドライブすっか」
「するー!」
「傷つけるなよ!」
「ヘイヘイ!」
先生がいなくなった後で
「その娘さん、可愛かったりして」
「
「じゃじゃうま?」
「お前みてーなおてんば娘の事だ夢姫」
「ゆき、おてんばじゃないもん!」
