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夢小説設定
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あたしは今、ケンちゃんともう1人、ちょっと怖そうなお兄ちゃんと3人でショッピングモールへ来ています
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「おーおーちびっこが遊べそうな場所があんじゃん」
「あるけど人ごみだぞ?夢姫ちゃんが遊ぶかどうか…」
「あの顔見てみろよ」
俺達の目の前にいる夢姫は目をキラキラとさせている
「夢姫ー?」
「ぁぃ?」
「遊びたい?」
「あそべるの?」
「当り前だろ?」
俺達が見てるからと、中に入って遊び始めた夢姫ちゃんを見て言うと
「なぁ」
「んだよ?」
「ゼロや諸伏もこんな風に見てんのかね」
「どうだろうな」
元気よく遊んでいる姿を見ると、年相応
「でもまぁゼロや諸伏が隠したがった理由も何となく分かるけどな」
「だな」
年相応に見えないしゃべり方や
「ちょっくら飲み物買ってくる」
「おうよ」
椅子から立ち上がり、自販機の前に行くとクツも履かずに追いかけて来たであろう夢姫ちゃんの姿
「どうした?」
「きゅうに、いなくなっちゃイヤ」
「俺が?」
「うん」
下を向いている夢姫ちゃんと目線を合わせると
「黙っていなくなったりなんてしないよ。でも夢姫ちゃんは、松田に何か言って来た?」
「まつだ?」
「一緒にいただろ?こわそうなお兄さん」
「言ってない」
「ちゃんと言ってこないと何かあった時に心配されるから、次からはちゃんと言おうな」
「うん」
夢姫ちゃんを抱きかかえてさっきまでの広場に戻ると、案の定じんぺーちゃんはそこにいなくて、じんぺーちゃんに電話を掛けると
「あのじゃじゃ…夢姫が消えやがった」と言っていて
「俺と一緒にいる。さっきの広場に戻ってるよ」
でっかいため息を聞いた後電話を切って走って戻ってきたじんぺーちゃんに怒られた夢姫ちゃんを見てると
「だって…」
「だってじゃねぇ。一緒に来てる人間に何も言わねーで消える奴があるか!」
「まぁまぁ陣平ちゃん。あんまり怒ると夢姫ちゃんが泣くぞ?」
「勝手に泣いてろ」
「キライ!」
「勝手に言ってろ」
そのまま飲み物を飲んで、再び遊び始めた夢姫ちゃんを見ていると
「あぁいう行動力はやっぱガキだから出来るんだろうな」
「それだけじゃないと思うけど」
「どういうことだよ?ハギ」
「『急にいなくなっちゃイヤ』俺にはそう言ったよ。ゼロたちが置いて行ったのもあるかもしれない。まぁそれだけまだ俺達はゼロ達みたいな兄貴の区域には達してねぇんだよ」
「だろうな。でも班長じゃなくてハギが名前で呼ばれるなんて誰も思わねぇだろ」
「そりゃそうだ」
沢山遊んでお昼ご飯をと思って入ったファミレスで
「コレがいい」
そう指さしたのはおこさまプレート
「いいよ」
「わーい」
「ハギ」
「これですら食べきれるか分からないんだから、食べたいと思ってるもの食べて貰った方が得だよ」
「それもそうか」
注文をしてから夢姫ちゃんと一緒に飲み物を取りに行く
「何のみたい?」
数ある中から夢姫ちゃんが選んだ飲み物は
「りんごジュース」
「いいよ」
小さめのカップにりんごジュースを入れて席に戻ると、ちびちびと飲み始めた夢姫ちゃん
「こうしてっとただのガキだよな」
「だな。年相応には見えねぇ」
「つーか良くこれで」
「同じくらいの子と遊ばせてなかったみたいなことはゼロが言ってたけどよ?ここまでとは思わねぇしな」
「だな」
頼んだものが届いて、一生懸命に食べている姿はまるで
飲み物が無くなったのか、椅子から降りていて
「今度は俺が行って来る」
「あぁ」
松田がついて行き、入れて来た飲み物はオレンジジュースらしい
「お茶はイヤ。っつーから飲みたいもん指ささせてみた」
「それでこれね」
「あぁ」
既に食べ終わっている俺達に気を使ったのか慌てて食べようとしていて
「ゆっくり食え」
「口に入れすぎるのもよくないぞ」
その言葉にまじでゆっくりになった夢姫ちゃんはきっと自分を見てくれている人を認識しているんだと思った
「ごちそーさまでした」
「はい、ご馳走様」
口の周りにはハンバーグやオムライスについていたケチャップがついていて、口の周りを拭く前に写真だけ取って口を拭くと
「ありがとう」
「どういたしまして」
会計を済ませると、俺達も見たい物があり一緒に見に行くと
「そういや、コイツあの中で同じ服ばっか着てねぇか?」
「確かに」
自分たちの福も買い、夢姫ちゃんの服を見ていると
「いらない」
いろいろと見せているが「いらない」の一点張り。だけどその声があるけど、表情が違う事に気づいたのは陣平ちゃんの方だ
カゴを持った状態でいろいろと見た中で夢姫ちゃんの表情が変わった洋服、セットアップを含め数着購入
「なんで?」
「そろそろ、その洋服も小さくなってるんだろう?」
「小さくないよ?」
「いや、ちいせぇな。どうせ明日からも俺達の訓練にお前は付き合わされるんだ。汚れてもいい時にはそれを着ればいいじゃねーか。んで出かける時にこれを着ればいい」
「ゼロも諸伏も気づくだろ」
「気づかないわけがねーな。妹馬鹿のあの2人なら」
「同感」
猟に帰れば諸伏だけがすでに帰って来ていて、夢姫ちゃんは直行で諸伏の所にしがみついていた
「ゼロはまだなんだな」
「あぁ。まぁちょっと夢姫の事でもめてるとは言ってたから」
「ふーん」
「ひーくん、あのね!」
「どうかしたのか?」
「
「へぇ。楽しかったか?」
「うん!ご飯も食べて来た!」
「残さなかったか?」
残さなかったか?
「いや、食べきれないのを少し残してたけど」
「そうか」
まさか嫌いなものを残してた。とは言えねーな
「それと」
洋服を渡すと
「なんで福?」
「そろそろその洋服も小さいだろ?だからだ」
「なるほどな」
「かわいいの、買ってくれたんだよ?」
「お礼はした?」
あっと言った顔をした夢姫ちゃんは
「ありがとう、ケンちゃん」
「どういたしまして」
「そう言えばハギは名前で呼べるのに松田は駄目なんだろうな」
「怖いんじゃねーの?」
だけど別の理由らしい。それに気づいたのは諸伏だ
「いや、違う理由みたいだな」
「「は?」」
「ま、ゼロには自分で言うんだろうからな」
「なんで?」
諸伏の足元でウトウトしながら首が揺れている夢姫ちゃんを抱えた諸伏は
「夢姫は松田の名前を言えないわけじゃないみたいだからな」
「どういう」
「そのうちわかるだろ。寝ちゃったな」
スーッスーッと規則正しい寝息が聞こえてきて
「夢姫がここまで寝つきが良いのも1つだよ」
「?」
「じゃあまた夕飯の時に」
「あぁ」
