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夢小説設定
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翌日、早めにチェックアウトも済ませると
「お前らホテル変えるんか?」
「ううん。早めに帰国することにしたの」
「「は?」」
「だって火曜日までに」
「って思うでしょ?日本に早めに帰ってお兄ちゃんたちとデートなの。あたしたち」
「はぁ!?」
なんて言われたタイミングで同じ学校の人たちも降りて来ていて
「え?」
「あら?」
やっぱ皆同じ反応かぁ。とも思ったけど、ホテルの前に止まった1台の車にはお兄ちゃんたちの姿
「え?」
「なんで」
「まぁちょっとな」
なんて言っているお兄ちゃんは運転していて
「荷物、先に俺達のと一緒に送るから」
「ホント?」
「あぁ」
遠慮なく車の中に入れると
「じゃ先に送っておくから。お土産なら国際便で送るように手配しておきな」
「そうする」
「じゃ、多分日本に着くのは俺達より遅くはなるんだろうけど」
「陣平君が連絡しろって言ってたし、迎えに来るって言ってたから」
「んじゃ俺達が言っとく」
「ありがと」
「どうせ、お前は助手席に乗るんだろ」
「心空ちゃんと一緒なら後部座席かな」
「そうか。気を付けて帰って来い」
「うん」
車のドアを閉めて水族館まで歩いて行くと
「凄い人だねぇ」
「そうね」
水族館を見て回ったあたし達はそこでお土産を見て買ったとしても、送るほどの量ではない。手荷物で済むだけの量だ
夕方の便に乗るから着くのは遅くても夜になってしまうとメッセージだけ送ると「夜には待ってる」と返事が来て
「相変わらずね」
「しょうがないじゃん」
「まぁそれもそうね。松田さん一筋みたいだし」
「陣平君以外に興味なし」
「はいはい。ごちそうさま」
なんて言ってる心空ちゃんに
「でもなんで松田さんを好きになったのよ?」
「え?」
「じゃなきゃこんなにも初恋の人をずっと片思いしてるはずがないでしょ」
あー…それもそっか
「飛行機の中で教えてあげるよ」
空港に着くと
「降谷さん、五十嵐さん」
「だ、誰!?」
あたしたちの目の前に来たのはモスグリーンのジャケットスーツを着ている眼鏡の男性で
「お久しぶりですね、風見さん」
「えぇ」
「お兄ちゃんならすでにヒロ君と一緒に」
「帰国していますよ。そして、夢姫さんたちもあの飛行機に乗せて帰って来いとの降谷さんたちの命もあります」
「普通の飛行機で帰るって言っちゃったのに…」
「おや」
「陣平君を待ちぼうけするのかぁ」
クスクスと笑っている心空ちゃんに
「何で笑うのぉ」と聞いてみると
「お兄さんの事を知って居ると言うのなら、きっとその後に行く場所も知って居るのでしょう?」
「えぇ」
「陣平君の車で帰りたかった」
「はいはい、我儘言わない」
うぅ…
「では」そう言った風見さんの言葉に続いて乗り込んだ飛行機
「やっぱり居心地よくない」
「まぁ、仕方ないですよ」
なんて言われているけど
座ったのを確認すると直ぐに飛び立った飛行機の中で
「そう言えばさっき言ってた話の続きよ」
「え…」
飛行機の中とは言え、風見さんたち公安の人たちとは完全に隔離されている部屋の中にいるのも事実だ
「さて、放して貰うわよ?どうして、松田さんを好きになったのかをね」
「んー…」
「話す気ないでしょ」
「無いもん」
「へぇー…」
なんだろう?心空ちゃんからはヒロ君と同じタイプの匂いがする
「も、もう寝る!」
「駄目に決まってるじゃない」
椅子をリクライニングモードにしたのに心空ちゃんに無理矢理起こされてしまったあたし
「いい加減、薄情なさい」
「う゛ぅ…」
「そんなにうなっても駄目!」
珍しく引き下がらない心空ちゃんに
「7時間もあるんだから洗いざらいはいて貰うわよ」
「意地悪!」
「意地悪で結構よ」
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