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夢小説設定
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車に乗り込んですぐに後部座席で横になった妹の夢姫を見ているとすぐに眠ってしまっていて
「疲れたみたいだな」
「そうだな。だけど一体誰が夢姫を狙おうなんて考えるんだろう」
捜査一課の会議室に盗聴器を仕込んでおいて正解だったと思っている
「松田や夢姫が話をしている五十嵐心空も確かに怪しいけど、護衛をしている感じそんな素振りは全く見えない」
「ほぼシロか」
「あぁ。問題はもう1人。小鳥遊望」
「ヒロはそっちか」
「あぁ。やっぱり俺たちに会っていたところできっと夢姫に対する陰口や悪口は言っていたと考えてもいい」
「あぁ」
「もしくはそのつるんでいる人間も怪しいと考えていいだろ」
「あぁ。松田には悪いが夢姫の為と言うならそれは僕たちの方が確実に上だ」
「そうだな」
走っている車の中でそう話しているのは今日の事だ
「取り合えず、陰で風見にも動いて貰おう」
「アイツにそれが出来るか?」
「出来なくてもやって貰わないといつまでも今度は夢姫も進めなくなる」
「そうだな」
着いたレストランは完全予約制のレストランで
「こんな所良く見つけたね零」
「まぁな。酒もうまいと評判だが」
後ろで寝ている夢姫を起こすのも至難の業だろうが
「夢姫、着いたぞ夢姫」
「ん゛ーー…」
「夢姫の好きな物が食べられるかもしれないぞ」
「寝たい」
はっきりと拒否をした夢姫に苦笑いの俺達は
「夢姫。眠いのも分かるけどエンジン切ったら暗くなるし俺達もいなくなるよ」
そのヒロの言葉に起きた夢姫
「や、やだやだやだ!」
「じゃあ取り合えず着替えようか」
「え」
お兄ちゃんの車の中で着替えるのはなんか狭くて嫌なんだけど、上だけ先に着替えてしまえば、後はワンピースだからスカートは勝手に下に下がってくれる
着替えて車から降りると
「随分と可愛い服を選んだようだな」
「久々に出したんだよ」
そう、久々に出したのだ。こういったときに着る洋服なんてあたしはあまり持ってないから
だけど足に力が入らなくて
「夢姫」
「ヒロ君?」
「俺に捕まってればいいよ」
「ありがとう」
ヒロ君に捕まってお店の中に入ると
「首から下げてるのは?」
そう聞きなれた声があって
「あれはね、タストガンって言うの。ワインを試しのみをする時に使うものよ」
「え?」
「夢姫の知り合いか?」
「久しぶりだねコナン君」
「そうだね」
「あら」
「お前たちの知り合いか?」
「たまにポアロに来てるって話した」
「あぁ」
その時にお兄ちゃんから小声で「もう1つの」と言われた
「初めまして。安室楓と言います」
「安室の友人の緑川翠といいます。囲碁お見知りおきを」
「あぁ、これはどうも」
「紹介しますね、父の毛利小五郎と、母の妃英理です」
「これからも娘をよろしくね」
「あ、いえ。こちらこそ妹をよろしくお願いします」
なんて話をしていて
「しっかしよく知ってるな、そんな事を」
「兄にいろんなお店に連れて行ってもらうので、色んな勉強をしてますよ」
「それだけ俺達も年を取ったわけだな」
「違いない」
なんて話をしてるお兄ちゃんズ
「夢姫も酒に興味持ちそうだな」
「だな」
席に案内をされるとコース料理を頼んでいたらしいお兄ちゃん
「ほんっとうに苦手」
「そう言うな。氷帝に通っているだけあってこういった料理も出てきたりするだろ」
「するけど、あたしは基本ヒロ君の作ったお弁当だもん」
「そうか」
食事をする前にお兄ちゃんたちが珍しくあたしにノンアルコールのワインをと話をしていて
「いいのか?」
「アルコールが入っていないからな。無ければお茶にしていたさ」
「そうだな」
「だけどまさか夢姫、そう言うのに興味を持つようになったのか」
「僕たちが散々連れて行ったかいがあったって言う訳だな」
2人揃ってウンウンと頷いている
だけどお兄ちゃんがスマホを見て驚いた顔をしていたのはきっと何かあったんだろうと考えていたからで
「別に興味を持ったわけじゃないよ?ただこう言ったお店で食事をする時にどうしたってお兄ちゃんやヒロ君はワインを飲んだりするから」
美味しく食事をして、家に帰って来ると
「夢姫、少し話がある」
「話?」
「そうだ」
リビングのソファーに座ると
「これが松田から送られてきた」
その写真は今日の今日あたしが誘拐されたときのものだろう
「…ヒッ…ヒュッ」
「夢姫?」
「僕たちは夢姫の氷帝での交友関係にまで口は出すつもりは無い。きっとそれこそヒロの方が夢姫の学校生活とかも見ているだろうから安心している」
「じゃあ…」
「松田自身も夢姫の交友関係に関しては何も言ってきてない。でも刑事として夢姫の交友関係を疑わなくちゃいけない時もある」
「そうかも知れないけど」
「けど?」
「今、夢姫と仲良くしてる子が疑われているんだろう?松田には」
「それが嫌なのか」
「うん」
「聞きたい事がある」
「うん?」
背中をさすってくれるヒロ君はきっと其れが分かって居たんだろう。こうなるという事を
「犯人の顔を見たか見ていないのか」
「帽子を被ってたから顔までは分からないけど」
「「けど?」」
「話をしていた声は男の人と女の人の声だった」
「そう」
「この車を見て」
その写真はあたしの目の前に止まった車だ
「ヒッ」
「間違いなさそうだ。この車で夢姫を誘拐したな」
「その時に一緒にいたんだろう?今仲良くしている子と」
「一緒にいた。心空ちゃんに『知ってる車?』って聞かれて、知らないって答えたら一緒に避けてくれたの」
「スマホを落としたのもその時かもな」
「あぁ」
「いつだか歩いて帰って来た時は」
「その子と」
「一緒に帰って来た」
「分かった」
そう言ってくれたお兄ちゃんたち
「きっとその心空ちゃんは夢姫を誘拐するなんて事出来ないな」
「あぁ」
そう言ってくれたお兄ちゃんたちはきっとあたしの言葉を信じてくれたんだろう
「いつか夢姫がその友達を紹介してくれることを楽しみにしているよ」
そう言ってくれたのはヒロ君で
「絶対に紹介するね!」
「あぁ、約束だ」
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部屋に戻った夢姫を見届けると
「ヒロは何か知ってそうだな」
「夢姫の言った心空って言うのは、後頭部に上がってから話をし始めた子だ。本名は五十嵐心空。夢姫と同じように幼稚舎からの出身だけど、彼女は1年から幼稚舎にいるという事も分かって居る」
「そうか」
「中学までは小鳥遊望が夢姫と一緒にいたせいもあってか話しかけはしてこなかった様だが」
「小鳥遊望って」
「あぁ。夢姫に家族を紹介してと言っていた女だ。それを拒否した夢姫と中学3年の時から口を利かなくなった」
「だがなんで僕達だったんだろうな」
「どういう」
「夢姫の送迎は僕だけじゃなかったはずだ。護衛にはヒロも付けていた。中学でもヒロとよく話をしていたって言うならまずはヒロじゃないか?」
「そうだな。確かにそうだ」
護衛でいたヒロではなく、送迎でしか一緒にいなかった僕に目を向けたのは何でだ
「きっと今でも一緒にいたらターゲットは松田になっていたのかもしれない」
「!?」
「夢姫にとっての最大の弱点は松田だ。松田に何かあれば夢姫が壊れるかもしれない」
「!!」
「それだけは何としてでも避けなくちゃいけない」
「あぁ」
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